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Amazon.co.jp ・本 (311ページ) / ISBN・EAN: 9784479570059
みんなの感想まとめ
産業界と教育界の相互理解を深めるユニークな試みが描かれたこの作品は、鋳物会社の社長と文学部の教授が織り成すドタバタ劇を通じて、労働環境や教育の厳しい現実に光を当てています。登場人物たちの描写が生き生き...
感想・レビュー・書評
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読み出したら止まらなかった!
インダストリアルイヤーを記念して、産業界と教育界の相互理解を深めるため、鋳物の会社社長に文学部の教授が週に1度貼り付いて仕事を見学する「シャドー」なる計画が発動、という発端でもう笑ってしまう。
滑稽なドタバタに、産業界の劣悪な労働環境やセクハラ、人種差別、教育界の予算削減、不安定な雇用、世間との乖離といったシビアな問題が織り込まれている。
人物描写が見事で、どのキャラクターも実際生きて呼吸をしているようだった。
今作より前に書かれたものに今作のキャラクターが登場しているそうなので(タイトルからして多分あの二人だよね)、そちらも読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いちいち文学の話やら小難しい話を挟んでくるので、これだから大学の先生なんぞは信用ならんわ、それに対して工場で働く人々の地に足のついたさまときたら。
なんてほど甘い話でもなく、まぁどっちの世界も少々ダメさが漂っていて、英国のモノづくりがこんなことになっているのかと驚かざるを得ない。やはりこの国には相応の分断があるのよのう。
モノを作らない派は投機であぶく金を稼いだりして酷いんだけど、でも工場よりはマシかと思ったりと、どちらも一長一短で悩ましく、みたいな話をユーモアでくるんで長々と語っていて、それもまたエゲレスらしい気もするのだった。
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