紺極まる

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著者 : 長野まゆみ
  • 大和書房 (2003年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479650089

紺極まるの感想・レビュー・書評

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  • 今日届いて斜め読み。
    相手がひどい天然だとこまる、と嘆く真木だけど、そこで小狡く出ない、出られずに悩むのが、なんだかリアルで却って新鮮味があったように思う。そして、そういう風に悩める、臆することが出来るのも「少年」ならでは。狡い大人たちも出てくるけど、わたしは川野にも惹かれたかなー。
    そして毎度、あまり長野作品に出てくる女性をすきになれないけど、今回はそうでもなかった。みずみずしく、現実味を帯びてに読めました。

  • 基本、真木を中心にした話です。
    離婚して家を追い出された男(川野:予備校教師)が新しいアパートを買ったら、
    そこは実は別の住人(真木:予備校生一浪)が住もうとしてました、という所から始まる話。
    と、真木が高校生だった頃の話。
    と、2Pだけの後日談。

    この人の書く世界は時間の流れや、空間が静かだなぁと思いました。
    静かな海の音がする。「海」が印象的でした。
    やっぱり最強義兄が関係してくるんですけど、
    いろいろ『レモンタルト』を思い出しました。


    浦里…天然すぎてなんだかずるい…!
    前作を未読なので、これから読んでみようかと思います。

  • 発売当時に読んだのだが、なんとなく再読。

    『鳩の栖』に収録されていた「紺碧」「紺一点」の続編。前作では主人公浦里の友人として登場した真木少年が、浦里とも郷里とも離れて都内で予備校に通い、ひょんなことから同居することになった予備校講師・川野とのあれこれを川野視点で綴った表題作と、
    浦里への気持ちを抑えつつ苦悩する真木の高校時代「五月の鯉」、二度目の大学受験後のふたり「此の花咲く哉」が収録されております。

    うーん、
    以前読んだときは真木が川野先生に惹かれてしまうのが、
    「お前浦里という者がありながら…!」と思ってしまったのだが、
    今回は最初読んだときは全く感じなかったのに、川野先生の厚かましさにイライラしてしまった…。

    ヘテロがそう簡単にそっちに転ぶもんかなぁ…とか、
    単純な話の構造を考えると全く風流じゃないはずなのに、
    やっぱりどこか優雅で艶美な感じがする不思議。

    ただ、昨今の現代風と同様に言葉遣いが若干読みやすくわかりやすくなっていて、
    『左近の桜』ほどではないけども違和感は無きにしもあらずというか。

    長野作品で「バイ」とか「リバーシブル」とかいうある意味直接的な言葉を目にするとは思いも寄りませんでした。

    というのは自分の偏見かもしれませんが。

    とりあえず、続きが気になる終わり方なので更なる続編を期待してます。
    浦里は一体どうしたいんだ…?
    それがわからないのがいいのか?

    しかし読者は選ぶと思うので、『鳩の栖』や「紺碧」「紺一点」のほのめかす空気がすきだった方には好き嫌いがはっきりわかれるだろうと思われますのでご注意を。

  • え、川野先生、可哀想…。

  • この本の前に、ハードなものを読んでいたので、さわやかに(?!)サクサクと読めました。
    浦里さんの手料理が食べたいです。

  • 真木、いじらしい。
    結局、浦里はどうしたいんだろう・・・。モヤッと。

  • 本棚に登録する際タグに「BL」とあったので免疫のない私はとてもびっくりしたのですが、綺麗なお話で安心しました。
    長野まゆみさんの他の作品も読んでみようと思います。

  • この兄弟どこかで聞いた名だと思ったら、紺碧、紺一点の二人か。
    長野さんは基本的に好きだが苦手なパターンが作品間で人物を使い回して、単作で読んだ読者を置いて行く場合があるという。この短篇集の構成はまさにそのそれ。どないせっちゅーんじゃ。素人は黙っていろというのか。あいすみません。

  • 最高でした。
    久々にええもん読ませてもらった……。

  • 塾講師が、離婚をし、引越ししたアパートには、すでに違う男が引越してきていた。
    無理やり、引越し先が決まるまで、同居することにる。先に住んでいたのは、予備校の生徒だった。

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