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- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479650096
感想・レビュー・書評
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何だか理不尽でイラっとしながら読み進めましたが最後はホッとしました。
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いつもはどこか不思議の国的なのに、
これはすぐ隣の外国みたいな。なんとなく現実的。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-176.html -
救済院育ちのリュスは大学進学の学費の為に、地図図書館の事務員の仕事を始める。
安月給で、服は2着しかない。住居は古いアパートの最上階にある狭い屋根裏部屋。
そこに何故か、有名女優のエルヴィラ・モンドが訪れ、自分に宛てられた手紙を受け取って欲しいと頼まれる……
なんと言うか、相変わらずこの作者は「社会的弱者」を主人公にするのが好きらしい。
姿は美しく、朴訥で質素で堅実な主人公。社会的弱者なので相手のどんな理不尽な対応にも耐えなければならない。
この手の話を読むとフラストレーションが溜まるのだけど。色の表現の多彩さや、不可思議な性格の登場人物達は、やはり魅力的。 -
地図収集館で働く青年リュスの周囲で次々と起こる不可思議な出来事―。
長野まゆみの新しい魅力が煌めく、極上のロマンティック・ストーリー。