きれいな色とことば

  • 大和書房
3.87
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本棚登録 : 232
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (145ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479670216

感想・レビュー・書評

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  • おねえちゃんの誕生日プレゼントで送った本なのです。

    この本読んだあとに外をみると、
    空・木・田んぼ・電車 ...
    すべてのものがステキな色に見えるのです。

    世界がきらきらして見えるのです。

  • ブックデザイン/秦好史郎

  • 2017.89

  • 図書館。題名と表紙に惹かれて。

    p52に掲載されていた「水のようなひと」。すごく好きだ。人と会って、「やってしまった、恥ずかしい」と思うようなことがあったとき、これを読んだら自分を見直して、元気が出そうだ。人と会う前に読めば、どんな人と会ってもやわらかく接することができる気がする。これからも何度も読み返したい。手元に置きたい。この本、買おうかな。→文庫を中古で購入した。2017年

    p74の「天国のあるところ」。おばあちゃんのエピソード。蝉の声と、夏の湿った空気、おばあちゃんの部屋、扇風機、そのおばあちゃんの部屋にいるような気持になった。

    p82で「限りなくミルクに近いミルクティ」が出てきた。以前読んだ「ミルクのお茶」で出てくるミルクティはおーなりさんの好きなものだったのか!
    ゆず酢って何だ??ポン酢とは違う?

    p114の「真っ赤なガム(イチゴなのにイチゴの味しないやつ)を舌をまっ赤にして食べるのも、たまには好き。」を読んで、昔弟がブルーハワイのアイスを食べては青い下をベーと見せてきたのを懐かしく思い出した。

    p134の大日本インキが出している9冊の色見本帳。「日本の伝統色」だけでなく、「フランスの伝統色」「中国の伝統色」という本もあるのだと。中国の伝統色と日本の伝統色、図書館で見つけたら読みたい。
    2017/6/22

    ◆引用
    ・p19..「失恋の色」は恋だけではなく、いろんなことに当てはまる。「かなしみを受け入れられない時、それは、いかりになる。抵抗する。(中略)だけど、そのいかりを、時間の流れと一緒に、胸の奥に沈めて、たがやしていく時。(中略)いかりは、かなしみの正体をあらわす。そして、いつの間にか遠くなっているのだ。 遠くなったいかりは、かなしみとなり、もっともっと遠くなると、せつなさに変わる。――せつなさは、かなしみより、すこしあたたかい。

    →そうだよね、そうだよね、と、自分が悲しくなった体験を2つほど、思い出した。

    ・p42...グレープフルーツをしぼった果汁や梅シロップにアイスティを注いで2層にして飲む、という目にもきれいなもの。

    →ちょうど今梅シロップを作っている。これ、いいかも!

    ・p42...最後にひとりずつ感想を言う場面があって、「おいしかった」と「おもしろかった」しか感想が思いつかなかった私は、順番がまわってくるまで胸がどきどきした。 私はいつも感じる事に集中している時には、すぐにそのことの内容を説明する言葉が出てこない。見たり味わったりして感じていることを、説明しないですむものなら、抽象的なまま整理しないでほうり出しても平気な方で、こういうことは苦手。小学校の時、ひとりずつ前から当てられて順番に意見を言わなくてはいけない時のような心細い気分を思い出した。あのせっぱつまった感じ。 時々思うのは、日常の事は、「おいしかったねえ」「うん」といって、胸の中であたたかくそのまま持っている方が、その言葉の本質に近くて豊かなのではにかということ。それだけで十分な気もするのに。(負けおしみだろうか。――でも上手に話せるのもやっぱりうらやましいな)

    →こんなに素敵なエッセイを書く人が、こんなふうに感じているというのが意外だった。私もいつも、パッと豊かな感想や、コメントが出てくる人がうらやましいと感じている。

    ・p46...思春期の女の子みたいに、自分やまわりの気持に敏感で、そのくせ、日常の中のやりきれない出来事を、冗談にしてしまえる大らかさは憧れだったのです。

  • 心が、ほーっとする本。
    誰かが好きなものについて語っているものってなんかいい。
    うんうん、と頷きながら、リラックスして本を読む。
    言葉に付けられた絵もとても綺麗。

  • 小学生の頃に買った本。表紙の絵と、タイトルに惹かれた。
    最近また読み返したら、過去の自分にやさしく背中を押されてる気がして、このままがんばっていこうって思えた。
    何度も読み返した本って、自分を作ってる。
    こういう本に出会えて、今も持ち続けてまた読み返せることがしあわせ。

  • 12/07/26 ほのぼの系。

  • 装丁が綺麗で
    古書屋さんでたまたま手に取った1冊。
    おーなり由子さんって
    本も書かれてる人なのですね。

    銀色夏生さんのエッセイみたいな文章でした。
    「水のようなひと」と「豆びいき」がよかった。

  • 丁寧な生き方だなって思った。
    こんなふうに丁寧に感じられたら幸せだろう。

  • 日本語がもっと好きになれる一冊。
    おーなりさんの感性がすき。世界がすき。
    ほんわか。

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著者プロフィール

おーなり 由子(おーなり ゆうこ)
1965年、大阪府生まれの絵本作家、漫画家。女性。夫は絵本作家のはたこうしろう。
1982年『りぼんオリジナル』に「路地裏の風景」を掲載し、漫画家としてデビュー。1985年に初短編集『秋のまばたき』に続いて、1987年『六月歯医者』、1988年『グリーンブックス』、1990年『ともだちパズル』の計4冊の漫画作品を発表。
『天使のみつけかた』以降は絵本・挿絵を中心に活動しており、『だんだんおかあさんになっていく』などの作品を刊行している。

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