呪詛抜きダイエット

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 204
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479670834

作品紹介・あらすじ

私が太っているのは呪いのせい!?鏡を見られない人、写真撮られるのが嫌いな人、必読!運動や食事制限の前に、するべきことがあった!母親や親戚、友達や恋人にいつのまにか植えられていた「私は太っていなければならない」という呪い。抜いてみたら、バラバラだった心と体がひとつになった-!

感想・レビュー・書評

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  • 言葉って呪いだと思います。
    悪意のある、または悪意のない(つもりの)言葉が人を傷つけ、自分を縛る。
    この本の著者の田房さんは自分が不健康に太っているという自覚があり、それではダメだという強い思いももっている。
    が、食べてしまう。異常に。運動もしない。
    人前に出るのも苦しく、笑いを誘わせようとするデブネタも恐怖だ。
    過食症や強迫症、死を思うことでしか心を落ち着かせられない時もあった。
    それではいけないといろんな試行錯誤をした記録が本エッセイ。

    私だったら「だまされるんじゃないか」と思って手を出さないと思う前世セラピー、自己啓発CDや河合隼雄さんで有名な箱庭療法、ゲシュタルトセラピーなど様々なことを体験し、かけられた/自らにかけた呪詛=トラウマと向き合っていく。

    鍵となるのは前々作、『母がしんどい』のおかあさん、ばかりではなく...。

    いや、人ってささいにみえる言動でも気にやんでずうっと引きずっちゃったりするのである。
    まわりも、本人ですら「たいしたことない」と思い込んでいた事が後々の人生を左右する。
    怖いですよね。
    他人の発言に一見親切のようでも悪意がこもっていたり、親から子へも密着している分悪い影響もあたえるかもしれない。
    ...この世は呪いで満ちている(笑)

    逆にいい呪詛というのもある。
    自信に満ちた人はいい呪詛を自分でもかけて、悪い呪詛を早め早めに自分でなんとか抜いているのだろう、とは田房さんの弁。

    いわゆる自己肯定感が低い人、必読。

    オカルトものでも単純なダイエットものでもないので注意。

  • 呪詛抜きダイエット。田房永子先生の著書。自分の醜さが気になってネガティブになってしまう。それが学校生活や社会生活、人間関係にも悪影響を与えてますますネガティブになる悪循環。同じような悩み、経験がある女性は少なくないはず。とても参考になる一冊です。

  • 自分と向き合う力がすごい

  • これまた恐ろしい話し。毒親だけでなく、ばあちゃん、叔母さん、皆で寄ってたかって、永子さんを追いんで行く。こんな状況は、脱するしかない。

  • 2019/02/13読了


    セラピーとか宗教とか、そういうのなんでハマるひとがいるのかイマイチ理解はできないが
    少しでもすがるものがあったら、頼ってしまうのだろうな
    そして、一定の効果(ポラシボ効果)もあるからなおのこと信じて、お金をかけてまでのめりこんでしまう。
    自分がそうならないとも言い切れない。肉体を細める、自身をつけるには、苦しくとも己の力しかないのだろう

  • 自分に対するネガティブな思い込みや強迫観念のせいでダイエットに無意識に抵抗していた著者が
    精神科医の問診や各種のセラピー、ヨガ、エステなどで自分を肯定しダイエットできるようになるまで。
    様々な民間セラピーは怪しいものも多く、それらの体験談としても面白い。

  • 単純(?)なダイエットの本だと思って手に取ったら、想像と大きく異なっていました。程度の差はあれど、かけられた呪詛は誰しもあると思います。

    振り回されるように育てられた著者は、、自分の心を守るため、家族を守るために、必死で『みっともない私』でいようとしたのではないか、と分析していました。『~したいけど~できない私』を作り出すことで、母に大した理由もなく振り回されるのも『当然な私』になり、なんとかつらさをやり過ごしていたのではないか、と。できない自分になることで、本当は何を得ようとしているのか、という視点にはっとさせられました。

  • 漫画で大変読みやすい。すぐ読める。

    ダイエット本、というより自分の内面との向き合い方で大変参考になる。

  • 読了。古本屋で見つけた。面白かった。呪いを自分にかけている話であった。京極夏彦の小説を読むかなと思った。

  • 呪詛という、ここが重要
    私も同じだなって思って。
    母親やその環境ってやはり人格のすべてに関わる。
    もう遅いかもしれないけれど
    でも、
    呪詛、抜いて行こうと思う

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著者プロフィール

1978年東京都生まれ。漫画家、ライター。2001年第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞。2005年より男性向けエロ本、実話系雑誌、スポーツ新聞の風俗欄で連載を持つ。10年より「ラブピースクラブ」などの女性向けWEBサイトで連載を持ち、意識が完全にフェミニズムへシフトする。母からの過干渉の苦しみと葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を12年に刊行、ベストセラーに。他の著書に、男性中心社会における女性の苦しみにピントを当てた『ママだって、人間』(河出書房新社)、『他人のセックスを見ながら考えた』(ちくま文庫)など多数。

「2019年 『エトセトラVOL.1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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