本屋さんで待ち合わせ

著者 :
  • 大和書房
3.38
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本棚登録 : 2307
レビュー : 305
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479681724

作品紹介・あらすじ

口を開けば、本と漫画の話ばかり。2012年度本屋大賞に輝く著者が本と本を愛するすべてのひとに捧げる、三浦しをんの書評とそのほか。

感想・レビュー・書評

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  • 『本屋さんで待ちあわせ』なんて魅力的なワードは、ファミコン世代ど真ん中の僕にとっては『ビックリマンチョコ』とほぼ同義語であります。

    本来、メインであるはずの「チョコ=待ちあわせ」を凌駕するおまけの魅力。
    「ビックリマン=本屋さん」欲しさに大量のチョコを通学路の側溝に捨てる。そんな悪い子供ではなかったが、デートの待ち合わせで彼女を呪い殺す予定もないのに、ついつい河出文庫のフェアの前で黒魔術と中世の拷問具についての知識を無駄に増やしていたことはある(それを笑って許してくれたのが現在の妻です)。

    しかし、それにしても三浦しをんさんの読書量と守備範囲の広さよ。
    『女工哀史』からヤクザ本、『平家物語』から久生十蘭に加藤鷹までもがすべて同列に並んでいるとは。
    しをんさんは、文中で複数名についての評伝を読むことを「星座読み」と命名されているが、評伝に限らず多岐にわたって幅広く本を読むことは、自分の中にオリジナルの「星座」を創ることでもあるなぁ、とあらためて思った。

    普段の小説とは違う語りに少々面食らいながらも楽しかった。
    太宰をコスプレで、芥川龍之介と谷崎をウ◯コで論じるというブーメランのような斬新な切り口にも、投げた得物が美しい軌道を描いてパシッと見事に手元に返ってきた時には「なるほど」と納得。

    『東海道四谷怪談』についての項が一番面白かった。
    そしてなにより、ネットの古書通販で時々お世話になっている高原書店さんで、しをんさんが働いていたことがあるという事実に驚く。
    古本屋での本との出会いは「結婚」 払うお金は「仲人への謝礼」という言葉にはこれまた納得と感動。
    そう考えれば我が家の「大奥」には久しく疎遠になっている妻たちが数多く控えている。一夫多妻制を敷く国でもすべての妻に等しく愛情を注ぐことがその条件であるらしいから、きちんと丁寧に読まなければなぁ。

    「おわりに」を読んで、「パラノーマル・ロマンス」なるジャンルがあることにまたまた驚く。
    そして僕には未知のBLの世界。
    『まほろ駅前多田便利軒』を読んだ時に漂った雄の匂いに、女性作家でよくこの感じが出せるなぁ、と思ったものだが妙に腑に落ちた。
    この世界は歌舞伎などの古典芸能にも通じるのではないかと個人的に思っているので、気になってはいるのだがまだまだ敷居は高い。

    最近、読書傾向が偏ってきているような気がするので、もっといろいろ読んでみようかな。

    • mieronさん
      『ビックリマンチョコ』の例えから「いったいどういうことなんだろう?」と興味を引かれ、レビューを読んで納得しました。私も同感です。
      本書の分の...
      『ビックリマンチョコ』の例えから「いったいどういうことなんだろう?」と興味を引かれ、レビューを読んで納得しました。私も同感です。
      本書の分の切り口も面白そうですね。今度手に取ってみようと思います。

      kwosaさんの読み応えのあるレビューを、一回しか読まないのではもったいないと思いフォローさせていただきました。
      また本棚にお邪魔いたしますね。
      こちらこそフォローありがとうございました。
      2013/06/19
    • kwosaさん
      mieronさん!

      コメントありがとうございます。

      作家が書く、本のエッセイ、ブックガイドって面白いですよね。
      あたりまえですが、よく書...
      mieronさん!

      コメントありがとうございます。

      作家が書く、本のエッセイ、ブックガイドって面白いですよね。
      あたりまえですが、よく書く人は本当によく読む。
      その人の作風からは一見かけ離れたような本も数多く読んでいる。でも、そういうあらゆるものが滋養となって豊かな物語が生まれるんでしょうね。

      あらためましてフォローありがとうございます。
      たくさん本のお話ができるといいですね。
      2013/06/19
  • 誰かと待ち合わせするなら、ぜったいに本屋さん!

    本好きの友達と待ち合わせて、
    「あの人なら、きっとあの棚のあたりにいるにちがいない!」と
    わくわくして覗き込んだところに、ちゃんと相手がいたときのうれしさ♪
    反対に、「今日の私はひと味違うのよ!こんな本も読んじゃうんだから」と
    いつもの嗜好とは違う場所にいたのに、相手に見つかってしまったときの
    「やられた~!でも、なんかうれしいのはなぜ?」という、複雑な心境。

    そんな気持ちもすんなりわかってくれそうな、しをんちゃんの書評集です。

    強風に飛ばされて崖下に放置され、ふやけてカビが繁殖した本でも
    捨てられず、ポリ袋に密封したあげく観察したり
    ベッドの幅半分を本に浸食されたあげく、就寝中に本の雪崩に遭って
    毛布の上に椅子を載せて寝ていたというキュリー夫人の
    物理学者とは思えない暖のとりかたを疑似体験したり。

    相変わらず本のためなら奇人変人と呼ばれようと厭わない生活を送りながら
    『真綿荘の住人たち』の書評みたいに、研ぎ澄まされた文体で
    読み手の心を鷲掴みにするような掌編を書いてしまうのだから、すごいなぁ!

    古本屋さんは、過去と現在を、現在と未来を、ゆるやかに結び付ける仕事で
    古本屋さんに払うお金は、本と客という時間を超えたお見合いの場を用意してくれた
    仲人への謝礼なのだ、と言い切る潔さ。
    本好きもここまでいけばあっぱれ!と言うしかないしをんちゃんを
    出没するかもしれない本屋さんで、「待ち合わせ」ならぬ「待ち伏せ」をして
    どんなにやけた顔で本とお見合いするのか、
    柱の陰からじーっと観察したくなってしまう、愛に満ちた1冊です。

    • HNGSKさん
      本屋さんで待ち合わせなんかした日にゃあ、「ち、もう来やがったか・・・」って思ってしまう私がいます。(笑)

      「真綿荘の住人たち」と「ランナ...
      本屋さんで待ち合わせなんかした日にゃあ、「ち、もう来やがったか・・・」って思ってしまう私がいます。(笑)

      「真綿荘の住人たち」と「ランナー」は、しをんさんのこの書評を読んで、手にとって見た作品です。どちらも私なりにレビューを書いてみましたが・・「ランナー」の方は、不細工すぎて、ブクログにアップもできませんでした。

       やはりしをんさん、素敵ですねえー。
      2013/01/31
    • まろんさん
      あやこさんたら♪
      でも、「ち、もう来やがったか・・・」にも、しっかり共感してしまう私です(笑)
      娘と一緒に古書店に行くと、「じゃあ4時半にレ...
      あやこさんたら♪
      でも、「ち、もう来やがったか・・・」にも、しっかり共感してしまう私です(笑)
      娘と一緒に古書店に行くと、「じゃあ4時半にレジね~」とか約束しておいて
      いつも時間に間に合わず、「今まだ『は』行の作家までしか探せてないから
      せめてあと15分!おねがい~!」と懇願するのは私のほうなので。

      「真綿荘の住人たち」は、いつもの私なら手にする機会のない本だと思うのですが
      しをんちゃんのあまりに素晴らしいレビューに、読まなければ一生の損になるような気がしてしまって。
      ほんとにすごい作家さんです!
      2013/02/01
  • 三浦しをんの書評&エッセイ集。
    大の本好きのこと、どこがどんなに面白いのか!喜びあふれるいきいきした指摘が楽しい。
    取り上げた本はとても広範囲~読売新聞の書評欄で書いたものが多いから、よけいでしょうか。
    自分の体験も交えて、笑わせてくれるのは、いつものしをんちゃんです。

    『どうしてこんなに本や漫画が大好きなのか。読まずにいられないのか。たまに自分がこわくなる。ほかにすることあるだろ、掃除とか、洗顔とか、ダイエットとか』というのに爆笑。
    洗顔て。
    ベッドに積み上げた本の山が崩れてきて全身を覆われ、重いけど、暖かい‥
    というところで、キュリー夫人が寒さをしのぐために椅子を身体の上に載せたという(子供の頃に読んで強烈に覚えているらしい)のを追体験?したり。

    ひとつのテーマのもとに、複数名の人物の評伝を集めたものを、「星座読み」といっているとか。
    平家物語の登場人物の多さと似た名前ばかりなのに閉口して、あだ名をつけて「愛称読み」しているとか。
    『とくに平家のみなさん、名前の最後になんでもかんでも「盛」の字をつけるのはやめてくださらんか!』って‥
    わかるわ~。「頼」も一家に一人限定にして欲しいぐらいよね!

    職業について書かれた本はたいてい面白く、小説の設定のために調べ始めても読みふけってしまうとか。
    「漢字は日本語である」という本の著者は、小学1年の夏休みの自由研究で自分なりの漢和辞典(ノート2冊分)を作ったという~す、すごいっ。

    読者からの、寛容になれないという手紙にたいして~
    「たったひとつの冴えたやり方」や「絶対貧困」を読んでの感想を紹介し、
    『怒りの大半は「理解できない」「理解されない」がゆえに生じる気がします。「相手を知りたい」「自分を知ってほしい」という願いを諦めてしまったら、怒りすらわかなくなるでしょう。そう考えると、もっと怒ったっていいのかもしれませんね』
    というところへ持っていく。
    なるほど‥こういう気持ちのもちようがすがすがしいですね。
    少女マンガにみゃくみゃくとある正義感が芽吹いている気がします。

    中島敦や太宰治など、有名な作家についても、切り口が面白い。
    萩尾望都原画展で、線がまったく枯れずに瑞々しいのに驚嘆し、その理由を考えるところとか。確かに‥
    (あ、「マージナル」大好き!)
    共感するところもいっぱい。

    読んでみたい本もたくさん!
    ピンと来なかった本は取り上げないという方針には共感します。
    それでも多すぎて、どうしよう~中には、このエッセイの文章が一番面白くて読んでみたらそれほど私好みじゃなかった‥というのもありそうな気がするんだけど、そのへんどうなのか?見抜くのが大変だわ。

    4章では、歌舞伎の東海道四谷怪談についてのエッセイも。
    伊右衛門の悪の魅力。忠臣蔵とのかかわりとか。そういや、なんで東海道なんだろう‥?などと。
    中村勘九郎のお岩について書かれていたのも面白かったです。
    あれもこれも‥本のタイトルをメモしなくちゃ!

  • 三浦しをんさんの書評集。

    どの本の書評もすごく面白く書かれていて、
    どこもこれも読みたい!と、メモしようと思ったが、
    結局一冊もメモせずに本を閉じた。

    閉じて目にする、この表紙も好きだなぁ。

    女性が本の世界に没頭している。
    そこへ近づく、きっと待ち合わせしているはずの男性。

    本の世界への扉は容易く開けられ
    容易く閉じられる。

    女性は声をかけられると、「あっ、今来たの?」それまでいた世界から
    本屋へと速攻戻ってくるのだろう。

    そして、本は再び他の誰かを待つんだ。

    しをんさんは本当に本が好きで好きでどうしようもない人だった。
    幸いな事に、
    彼女がそれまで読み、閉じられた本は数多いが、
    本屋という(図書館でも古書店でも)空間と繋がって、
    いつか必ず私も手にとるだろう。

    いつもはちっとも当たらない私の直感であるが、
    不思議に今回だけはそれが確かな事に思えてならなかった。

    • MOTOさん
      kwosaさんっ♪

      こんにちわ~
      夏は大好きな季節なんですっ。^^♪
      涼しい木陰で、図書館で、夏もいっぱい読書を楽しみましょうね!

      kw...
      kwosaさんっ♪

      こんにちわ~
      夏は大好きな季節なんですっ。^^♪
      涼しい木陰で、図書館で、夏もいっぱい読書を楽しみましょうね!

      kwosaさんのお便りを読んでいて、ふっと思ったのは、
      しをんさんの、この本を読んでいた時と同じワクワクを感じるなぁ~、という事。
      これは、
      きっと、
      読書人にのみ、通じる何か、
      何かが、きっとあるんだな、と、漠然とですが
      確信した次第でございます。(笑

      私は長い冒険の果てに最後に開ける宝箱のなかには
      (どーか、本が詰まっていますように!)と、まじで願う派ですから。(どんな派だ?^^;)
      私にとって、宝=本!
      しをんさんもkwosaさんも、きっとそうだろうな。
      と、今勝手にそう思い込もうとしている所です!

      kwosaさんみたいに巧いレビューは書けませんが、
      幸い書く事も大好きなんで、これからもマイペースで書き続けますよ♪
      私も、kwosaさんのレビュー楽しみにしてます!
      同じ本を読んだ後、再び訪問するのもわくわくします♪
      2013/07/24
    • kwosaさん
      MOTOさん!

      おおっ!
      「勇者MOTOは長い冒険の果て、宝箱から『本』を手に入れた」
      素晴らしいですね。
      僕は「輪ゴムで縛った図書カード...
      MOTOさん!

      おおっ!
      「勇者MOTOは長い冒険の果て、宝箱から『本』を手に入れた」
      素晴らしいですね。
      僕は「輪ゴムで縛った図書カードの束」を願ってしまう盗賊キャラなので(笑)
      これからもMOTOさんの旅路にお供させてくださいね。
      2013/07/24
    • MOTOさん
      kwosaさんっ♪

      大事な鍵を持っているのは盗賊キャラだけ。
      まず、扉を開けてくれないと、
      勇者も魔法使いも僧侶も戦士もその先にすすめませ...
      kwosaさんっ♪

      大事な鍵を持っているのは盗賊キャラだけ。
      まず、扉を開けてくれないと、
      勇者も魔法使いも僧侶も戦士もその先にすすめませぇ~ん。(^^;

      これからもどんどん道をお開きになってくださいね♪よろしくお願いします~
      2013/07/25
  • 読売新聞の読書委員会で「色物担当」のしをんさんらしい書評集。
    さすが色物好きとあって今まで足を踏み入れたことのないジャンルの本が多々あり、お陰で世界が広がった。
    本を暖房代わりにしたり、通い婚の復活を夢見たり、教科書に載っていた中島敦の『山月記』に笑い転げたり、漫画やBL物についてアツく語ったり、と書評だけでなく本に纏わるしをんさんの日常もまた面白い。

    特に共感したのは、子供の頃に本を読んでいると誉められたのに、大人になって本ばかり読んでいると煙たがれるエピソード。
    私もしをんさんと同じで不思議な現象だと思っていたし、しをんさんとの共通点が見つかってなんだか嬉しい。

    しをんさん曰く
    「本は、人間の記憶であり、記録であり、ここではないどこかへ通じる道である」
    「本は、求めるものの呼びかけに必ず応えてくれる」
    たっぷり笑わせくれるのに最後は必ず素敵な言葉できっちり締めるしをんさんにまたお逢いしたい。
    待ちあわせ場所はもちろん本屋さんで決まりでしょう。

  • 「お友だちからお願いします」に続く、しをんちゃんの書評集。
    スカイエマさんの装画が素敵で、2冊並べて見てみたいーと
    いう衝動に駆られる。

    さてさて「本屋さんで待ちあわせ」
    触れられている本の内容が難しいものばかりだけど
    ごく稀に「お、これ自分も読んだ!」と共通した本が
    紹介されていると、とてもうれしい♪

    読んでみたい!と思い"φ(・ェ・o)~メモメモした本が
    10冊くらい。そのうちの何冊が図書館にあるかな・・・。

    最後の方で紹介されていたBL本は
    数冊買ってみようかなと思った。

    難解そうな内容の本の紹介もところどころ
    ぶごっ(爆)や、クスッと笑えて読みやすかったです。

  • 単純に読むためのものではなく、装丁を眺める楽しみも付加されている。
    その考え抜かれた作り方に先ずは脱帽。
    (しをんさん風に言えば『シャッポを脱いだ』かな)
    『お友だちからお願いします』と2冊並べて所蔵するべき本である。
    などといいつつ2冊とも図書館で借りてるけど(爆)。

    『はじめに』を読んだ時点で既に面白い。
    『ピンとこなかったものは黙して語らない』というくだりに勝手に頷いたり
    淀川長治さん風と書かれてる部分、実は水野晴郎氏とミックスじゃん! と突っ込んだり
    『ほかにするべきことあるだろ、』のくだりでは一緒にどんよりしたり。
    前書きだけでこんなに面白かったらどうなっちゃうんだろう、と思ってたら
    期待に違わず面白かったし、書評なのに読み応えがあった。

    何よりも取り上げられた本の内容の振り幅に目を見張る。
    これはしをんさんに関して言えば今に始まったことではないのだけれど
    流石に源氏物語と四谷怪談と太宰治と加藤鷹とボーイズラブを同じ土俵に上げて
    しかも同じ目線で評する姿勢には度肝を抜かれた。
    例によってしをんさんの書評を読んで読みたくなった本がたくさんあるのだが
    その中に手に取るのに勇気が要る本が含まれるのが可笑しくもあり
    その辺りがしをんさんの書評たる所以なのかも、と思った。

    何はともあれ、しをんさんの書評には本とそれを書いた人に対する愛情がダダ洩れしている。
    こういう人の書評を読むとさらに読みたくなるし、
    本好きとしては同類を見つけたという安心感を感じるとともに
    なんとなく赦されたような気がして(何に?)嬉しくなるのであった。

    • kwosaさん
      こんにちは。

      めぇーさんの的確なレビューと突っ込みに、最初から最後まで「うんうん」と頷き過ぎて首が痛いです。
      しをんさんの振り幅には本当に...
      こんにちは。

      めぇーさんの的確なレビューと突っ込みに、最初から最後まで「うんうん」と頷き過ぎて首が痛いです。
      しをんさんの振り幅には本当に目を見張りますよね。
      自分のレビューでもそのことを伝えたくて、若干の気後れを感じながら引合いに出した加藤鷹。
      めぇーさんのレビューを読んで、源氏や太宰と本のチョイスは違っても「やっぱりそこははずせないのね」と笑ってしまいました。
      僕もなんとなく赦されたような気がして嬉しくなっています(笑)
      2013/07/06
    • ぶっかけさん
      断然この書評が読みたくなってきました!
      プラス、「2冊並べて所蔵するべき」もう1冊も。
      断然この書評が読みたくなってきました!
      プラス、「2冊並べて所蔵するべき」もう1冊も。
      2013/07/08
  • blogによると「『お友だちからお願いします』と『本屋さんで待ちあわせ』を二冊並べると、カバーの絵に仕掛けが……。」
    ですって、気になりますよね!

  •  三浦しをん書評集。本を愛するしをんさんが、あの美しい文章で、しかも本のことを語るなんて。これはもう、読まないわけにはいかないでしょう!!

     しをんさんは、本当にたくさん本を読んでいる。新書から時代物までそれはそれは広い!!私が名前を知らない作家さんばかりが紹介されていて、私はまだまだ本を読んでいないんだなあと、実感させられた。

     「本はここではないどこかに通じる道。時間と空間を超えた異世界へ、私たちを連れて行ってくれる」
     本当にそのとおり。さすが、しをんさんだ。
     
     本は、時も場所も性別も年齢も、種別さえも飛び越えて、私たちを私たち以外の何かにしてくれる。登場キャラが喜び、苦しみ、わめきもだえるその中に、私たちも同化し、はまりこむ。
     本を読んで、私は何度、泣き、笑っただろう。登場キャラに恋しすぎて、「うおーっ」っと叫び声をあげたことだって、一度や二度ではない。ああ、私も本がすきだ。しをんさんが挙げてくれた作家さんの本、ジャンルを問わず読んでみよう。
     
     私は、これからも命の続く限り、本を読む。
     ここに記して、誓う。

    • HNGSKさん
      まろんさん>>ああ、さすがまろんさん。私たち、本を読み続けていきましょう。まろんさんのおススメ本を、わたし、たくさん読んでいます。
      まろんさん>>ああ、さすがまろんさん。私たち、本を読み続けていきましょう。まろんさんのおススメ本を、わたし、たくさん読んでいます。
      2012/12/04
    • 円軌道の外さん

      本ってホンマに不思議な存在ですよね。

      闇の世界にも光の世界にも行ける
      魔法の絨毯みたいなものだし♪


      せっかく授かった人...

      本ってホンマに不思議な存在ですよね。

      闇の世界にも光の世界にも行ける
      魔法の絨毯みたいなものだし♪


      せっかく授かった人生。

      食わず嫌いのまま終えてしまうのは
      もったいないっスよね。

      いかにして食わず嫌いをゼロに近付けていくかが、
      人生の意義だと思うし、

      これからも
      新しい扉を
      躊躇することなく
      開いていきたいなぁ〜(^_^)v


      俺も紙を愛し、
      一生本と共にあることを誓います!


      2012/12/06
    • HNGSKさん
      円軌道さん>>私も同感です!!わたしも、新しい扉をどんどん開けていきたい。そう切に願って、日々を生きています!!
      円軌道さん>>私も同感です!!わたしも、新しい扉をどんどん開けていきたい。そう切に願って、日々を生きています!!
      2012/12/09
  • 本好き、マンガ好きで知られる三浦しをんさんの書評集。
    といっても、語り口が軽く、ひとつひとつが短いのですんなり読める。
    ところどころで、しをん節の笑い炸裂もあり、真正面から真面目に書いているのもあり、(当然だが)なかなか味のある本である。
    彼女はいろいろな本を読んでいるのだなあ、とあらためて感心させられる。
    最後のおまけとして、最近読んだマンガなどもあり、そこには、私も好きな東村アキコ「主に泣いてます」があって、少しうれしかった(笑)
    私はこのマンガをTSUTAYAのコミックレンタルコーナーで発見した時、“主に”を“おもに”ではなく、“しゅに”と勘違いし、クリスチャンの女性が主人公かと思ったものだ。
    話は本筋と逸れるが、このマンガは、かなり面白いです。笑えます。

    様々なジャンルの本の書評集というよりは、三浦しをんの文章の味わいを楽しめる一冊である。

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著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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