reinouさんの感想
2017年1月3日
1996年刊行。 倫理的な是非はともかく、社会に現存する不倫関係。その関係性は、時に男性優位、時に女性優位、時にセフレと言ったライトな関係といったように様々なものだと推測できる。 が、本書は、ライトとは言えないタイプの女性目線でその心情の一端を明らかにする。 ただまぁ、嘘のつけない男は残酷である、とのフレーズは痛々しく感じる一方で、妙に納得させられてしまった。