「人たらし」のブラック心理術 初対面で100%好感を持たせる方法
- 大和書房 (2005年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479770794
感想・レビュー・書評
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・相手のことは誰でも王様だと思って接する
・どうしても嫌なことは壊れたレコードになる
・大きな声で笑う
・気持ちが乗らない時は人に会わない
・自分の機嫌が悪い時は接する相手のことも気に食わないように思える詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やはり心理術を知っているかいないかで、
心の持ちようが、変わってくるし、
人付き合いが楽しくなります。
基礎的な心理術から、なるほどと思うような心理術まで、わかりやすく書いてありとてもよかった。
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円滑な人間関係の構築、仕事社会での処世術にもつながる方法が網羅されている。「笑顔」の必要性、「細かいこと」などによる印象付け、ポジティブな振る舞い、その他色々あるが特に共感出来たものは「性悪説を信じて」の行動を勧めている箇所だ。日本人は泥棒などいないと思っていて性善説を信じている人がほとんどだ。自分が「善」だから相手にも善を要求するところが出てくる。著者は性悪説で緊張感を維持しての人間関係を勧める。「親切さ、丁寧さ、謙虚さ」を失わないということだ。それと「発言の終わりには」「イ」を付けると相手に笑顔の印象
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目次
第1章 人たらしになるための基本ルール
第2章 会う人”すべて”に100%好印象を抱かせる方法
第3章 人間関係の”危機的状況”うまく乗り越える心理技法
第4章 職場の雰囲気をガラリと変えるテクニック
第5章 人を惹きつける「会話力」の磨き方
第6章 人と「議論」するときに気をつけたいポイント
第7章 ワンランク上の「人たらし」を目指すために
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読書メモ
第1章
024 人間関係では”細かいこと”こそ気をつける
026 電子メールでのやり取りが増えるにしたがって、組織における挨拶が63%減少する
サーバウ-トンプソン博士たち ミシガン州ウェイン・ステート大学
030 「空腹を満たせば、ケンカの半分は回避できる。」
ハーバード大学ナーグラー博士
033 人に恵まれるかどうかは、自分自身が決めるのだと心得る。
034 私たちは自分と同じような人を無意識的に付き合う相手に選び出す
コネチカット大学バーナード・マースタイン博士
037 何かに熱中している人間は、例外なく、魅力的に見える
*042 真実を言うことが、必ずしも美徳とは限らない
第2章
049 人たらしは、やはり「顔」(笑顔)である
057 相手の「まばたき」を数えるようにすると、自然なアイコンタクトができる
071 さりげない手がかりから、自分がどれくらい好かれているかを判断するコツ
会話中、身を乗り出してくるようなら○
飲みに誘ってみて、「今、忙しいんだよね」と言われたら×
「いいヤツなんだけど」と言われるような×
電話をかけた相手からすぐに用件を聞かれるようになったら×
第3章
078 人間関係がこじれたと思ったら、すぐに話し合う
自分が感じている不安を口に出してみる
084 機嫌の悪い相手からは、さっさと逃げる!
094 出会って”3回目”までに魅力が伝わらないなら、諦める
第4章
102 部下や後輩と飲みに行くときには、ワリカンにする
奢ると部下があなたのことを慕ってくれるかというと、実際は逆である。
112 「説得」しようとするのではなく、「レッテルを貼る」
116 「命令」ではなく、「確認する」
第5章
*153 会話をダメにする8つの要因
自分と比較する、心を読もうとしすぎる、次の話題のリハーサルをする
かっこいいアドバイスをしてやろうとする、上の空になる、自分が正しいと思う
疲れているときに人に会う、時間的に余裕がないときに会う
第6章
179 「曖昧な言葉」で相手を誘導する。
「いい線だね」 どこをどう手直ししろと命じたわけではないのに、勝手にあれこれと考えて、手直ししてきてくれる。
182 普通に質問してもうまくはぐらかされてしまいそうなときには、”仮の話”ということで質問してみると、相手のホンネが分かることが少なくない。
第7章
200 あなたが上司だとして部下にからかってもらえないのだとしたら、単純に好かれていないのだ。
212 相手に勝負を吹っかけるのではなく、リングから降りてしまう。
217 事前に謝礼をもらってしまったほうが、なんとなく嬉しい気分になる、どうしても仕事の手を抜けなくなる
219 相手と別れるときのタイミングは、「会話が一番盛り上がったところ」が目安になる
220 「ゼイガルニク効果」 気持ちが高ぶったところで中断されると、そういう感情は記憶に残りやすい。 -
戦略的に嘘をつく→人たらしには知性が必要。
人間関係は脆弱→いろんなサービスを繰り返してあげる、細かいことに気をつける、会話を中断させるような環境はつくらない、行動で示す
飲み屋の女性の人気者とは?
しつこくない、明るくて社交的、ケチでない、余裕がある、同じ話をしない
↓
判断基準
会話中身を乗り出してくる→OK
飲みに誘ったら忙しいと言われる→NG
いいやつなのに、美人なのに→NG
すぐにどうしたの?と言われる→NG
座ったときに二人の間になんらかの障壁を置く→NG
組んだ足が出口へ向いている→NG
人間関係がこじれたと思ったら、すぐに謝罪し感じている不安を口にし、話し合う。自分が「ほんの少し」変わる。→目標達成におけるスモールステップの原理
嫌われたらそれを覆すのは難しい。
出会って三回目までに印象や評価は固まる。
恩を受けすぎる、または損をするよりも同等でいたい心理が人にはある。
ジェネレーションギャップがあっても話は出来る‼→サービス精神で腰を低くするのは人間関係の秘訣。
説得ではなくレッテル貼りで人を動かす。叱るときは帰宅直前に。
相手には口答えしない。どんなに相手が正しくても謝る。どうにもならなき反論より将来的な提案をする。
議論になりそうになったらレコードのように同じセリフを繰り返す。(日本人は議論に不向きなのでさっさとリングアウトする)
なぜ?は相手への否定に繋がりかねない。
三分に一度笑いをとる。 -
本書では初対面で100%と言っていますが、友人と・会社と、今いる人間関係をこれからもよりよくしていくためにも活用できると思います!
特に私人間関係では、「細かい部分に気を付ける!」の箇所を昔からずっと意識しており!
どんなに仕事ができて昇格していても、挨拶ができない人に対しての私からの評価は低いし、というか挨拶もできない人を昇格させちゃうんだ?と、上司への見切りにもなったw
たかが挨拶、されど挨拶
人たらしになるには、この「たかが」の積み重ねが大事なのかもしれないな〜なんて改めて感じさせられました! -
世間話に真面目に返さなくてよく、YESな返答でいい。
圧倒的な雑談力を身につける。
アイザック・アシモフ「人間は無用な知識が増えることで快感を感じる唯一の動物である。」
人を上手く騙すためには知性が必要。
同じ話を2度しない。
レッテル法(あなたは〜だからね!(いい意味の内容))を伝えると、相手はそのようにしようと意識が向く。
命令ではなく、確認する。
「〜しなさい!」よりも、
「〜してくれた? 〜してもらってもいい?」
「〜できそう?〜できる?」
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人たらしの基本は、相手に興味を持ち、親身になって話を聞くことである。
人たらしには、さまざまな心理学的な手法が存在する。例えば、フットインザドア法やリカイディング、マッチング・アンド・ミラーリング、ハイ・ロー法などがある。
ブラック心理学的な手法を使った人たらしは、相手の不安や不満につけ込むことが含まれる場合がある。
ブラック心理学的な手法は、相手に不快な印象を与えることがあり、短期的には成功しても長期的には信頼関係を築くことができない可能性がある。
人たらしを行う際には、自分自身の価値観や倫理観を守り、相手を尊重することが大切である。 -
リングアウト方法
壊れたレコード方法
良いレッテルをはる
倒置法
良い線いってる方法
等 -
ふぅためになったという感じ
色々なテクニックが詰まっていて、明日からちょっと心がけでやってみようかな?と思える、手軽さ
でもこれ全部できたら絶対人から好かれるよなわかるわかるという感じ
コミュ障でうまく話せないからこそテクニックを使って楽しい時間をすごしたい!
そして色々試してみたい!人と話したい!と少し明日をワクワクさせてくれる本