いま、すぐはじめる地頭力

  • 大和書房 (2008年6月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784479771135

みんなの感想まとめ

地頭力を高めるための具体的な思考法が紹介されており、自己分析を通じて自分のクセや弱点を明確にする手助けをしてくれます。特に、仮説思考力、フレームワーク思考、抽象化思考の3つの力が重要とされ、これらを習...

感想・レビュー・書評

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  • 前書きにもあったが著者の前著を平易な言葉でわかりやすく書き直した本。
    前著の方が理解はしやすかった。

  • 10年くらい前に出版された本で、今読んでみると、これって他の人が言っていたなぁ。あれはあの人がたしか書いていたなぁなどが散りばめられていたように思いました。

    ただ、本書はとても分かりやすく、地頭力について書かれている。図や表を使って解説しており、大学の教科書のような造りになっています。そんなにギュウギュウ詰め込んでいるわけではなく、適度な量で、ノウハウ本としてスラスラ読めました。
    全体を通して、自分の行動を第3者の目から分析することにより、最善に導いてくれるということを学びました。
    何かに行き詰まったり、目標点が分からなくなってしまった方にはぜひ読んでみてください。

  • この本の自己診断部分では、自分の弱点というかクセを明確にすることができたと思う。本来の目的からずれて細部にこだわり過ぎたり、自分の経験を中心に考え過ぎたりしている。
    地頭力について下記の3つの力が必要と書かれている。

    1.仮説思考力
    結論から考えること。
    どうも自分には仮説を立てずに何となく考え始めて結論がつけられないことがあるかと思う。初めに仮説を立てるというのは習慣づけたい。

    2.フレームワーク思考
    全体から考えること。
    思考のクセをなくして隈なくカバーすること。
    これが欠けているために自分にとっての想定外のことが起きたり、考慮漏れが起こる。

    3.抽象化思考
    単純に考えること。
    細部にこだわりすぎて、違いに注目しすぎると同じと考えるべき事柄をまとめられなくなってしまう。

    考え方のクセを意識して、取り除くのに有効。
    フェルミ推定は別にもう少し調べてみたい。

  • 「あの人は地頭があるよねぇ。」

    なんて言葉をあんまり意味も理解していないまま、
    何となく使っていた。

    学校の勉強ができるってこととはちょっと違って、
    社会を生き抜く上での頭の活用の仕方がうまい
    っていうくらいの解釈をしていた。

    でも、それは特に間違ってはいないらしい。

    地頭という言葉は何か確固たる定義があるわけでもなく、
    様々なビジネスのプロフェッショナル達が独自の言い回しで
    この能力のことを表現している。

    すこし各人の意見を見てみますと、


    「仕事を深堀していく能力のこと」
    リヴァンプ澤田氏

    「問題解決に必要となる考え方のベースとなる能力」
    ザカティーコンサルティング細谷氏

    「知識がなくても自分の頭で回答にいたる筋道を考えていける人」
    大前研一氏

    「素手で考える力。知識も方法論もあらゆる引きを持たずに
    ゼロベースで考える力のこと」
    高橋俊介氏

    ※「週刊東洋経済」の各記事より筆者要約


    となる。

    定義がないのであれば、僕は僕なりに「地頭力」って
    ものを解釈してみたい。

    世の中にはまったく知らない分野でもぐいぐい前に
    進められる人が存在する。

    それはすなわち、

    「地頭力」=「自頭力」と言えるような気がする。

    この本には、

    「地頭力とは「離れて」考えること」

    と記述があった。

    これで自分的には妙にスッキリしてしまった。

    結局は目の前の物事に対して、ある意味、第三者的な
    視点から冷静に離れた視点で分析し、非常にシンプルな
    思考を重ねて結論を導き出す。

    地頭力というのは、こんなところなのかもしれない。

    だから、学校の勉強のように知識を詰め込むだけの教育で
    地頭力が鍛えられるとは思わない(もちろん、そのような
    勉強を続けていても、地頭が良い人はたくさんいるが)

    結局のところ、自らの頭で物事を真剣に考え、かつ、
    シンプルに結論を導き出さなきゃいけないのだ。

    「シンプルに」ってところがポイントだ。

    難しいことを難しいまま捉えることは誰でもできる。

    でも、それでは多くの人とコミュニケーションを取り、
    意思疎通を図って、大きな仕事を進めることは難しい
    からだ。

    この本、記載されている内容がすごく難解で、あまり
    頭の良くない僕は???ばかりになってしまったが、
    ま、そもそも答えのないものであれば、自分なりに
    解釈できればよいってことにしとこう。

    ま、でも、一つだけ、

    「MECEをいつ習得するかで、人生は決まる。」

    と書かれていたけど、これは、まさにそうだと思う!

  • 「地頭力」とは・・・
     簡単に入手できる情報や知識に自分の頭を使って付加価値をつける力のこと。
     「知識」「情報を集める力」「記憶力」とは異なる知的能力

    地頭力の構成要素
    三層構造で出来ている
    ①知的好奇心→考える上で最も基本
    ②論理思考力(ロジカルシンキング)+直感力
    ③仮説思考力(結論から)フレームワーク思考力(全体から)+ 抽象化思考力(単純に)
    本書では③を中心に解説。

    地頭力で日々の問題解決を解く手順
    ①まず、解決したい課題の結論を想定し課題解決に取り組む
    (結論から考える)
    一定の目的を最適の手段で達成することを目標とすること
    例)カーナビ

    ②次に、課題の全体像を捉えて複雑な課題対象を特性別に分類し後  
     に一つずつ取り組める程度の難易度に分解し、その中から一番重要度
     や難易度の高いところから着手していく(全体から考える)
    ③そうやって噛み砕いた対象を一般化・抽象化・単純化して問題を解いて
     いく(単純に考える)

    地頭力を鍛えるたの「心がまえ」
    ①時間に対する感度を上げる
    ②知的依存心を捨てる
    ③自分の思考のクセを徹底的に理解する

  • ⭐️地頭力とは、問題をスピーディーに解決し、新しいものを創造することができる考える力のこと
    ・問題解決能力や考える力は日本人の弱点
    ・昔より今の方が考える力の要求レベルが上がった
    ・地頭力本質は結論から、全体から、単純に考える力
    ・今すぐ始めるかどうかが目的達成のポイント
    ・考え始める、しつこくあきらめないが難しい
    ⭕️向こう側とは、現在→将来、自分→相手
    できること→やるべきこと、手段→目的
    自分から離れた向こう側から考えること(本質)
    ・フレームワーク思考とは、全体を俯瞰(本質)、俯瞰した全体を適切に分類、分解する二つのステップ
    ・単純に考える抽象化、知識や経験によって枝葉が区別できなくなる、他者から学ぶ
    ・頭が良いとは、知識記憶、対人感性、地頭力の3つ
    ⭕️現代では、情報知識に自分でどう付加価値をつけるかが重要な、地頭力の時代
    ・問題解決とは、情報収集→付加価値→伝える
    ・キャッチアップ、新しい分野の知識を急速に吸収して適応していくこと。変化の激しいところで重要
    ・知識はストックではなく、付加価値を付けてフローで差別化する
    ・論理的思考だけでは新しい発想生まれない

    ⭐️地頭力に必要な6つの力
    全てのベース→知的好奇心(思考回路の起動)
    その上位→論理的思考(守り)、直感力(攻め)
    論理的に考えるとは、誰でもわかるルールで筋道を立てて、当たり前のことを当たり前に表現し伝えること
    直感とは、個人的な資質や経験に関係している
    最上位→抽象化、フレームワーク、仮説思考力
    単純に、全体から、結論から

    ⭐️地頭力とは自頭力、自分で考えること
    ・思考起動の合言葉は、なぜ?
    ・思考停止にならないために行動パターンを変える、人の意見を疑う、なぜ?の習慣、質問する、答えをすぐ見ない、天の邪鬼になる(本心とは別にあえて逆らう)、優先付け、他人目線、経験や知識は応用して使う
    ・まず解決したい課題の結論を想定する(仮説思考)
    全体から考えて重要度の高いところから着手、抽象化や単純化して解いていく

    ⭐️3つの心構え
    ⭕️時間に対する感度をあげる、お金より大事
    ・自分の思考のクセや思い込みを自覚する
    ⭕️思考のクセを認識→ハイリターン、将来より現在
    自分を特殊と考える、他人を一般化、言い訳
    ⭕️知的依存心を捨てる

    人間はとりあえずスタート、すぐ脱線、目的失い、手段に固執という無駄なことが多い
    ⭕️時間に余裕があると、人は手を抜く
    ・伝えるではなく、伝わる、基本的に伝わってないと考え、時間空けずに何度も!報連相
    ⭐️3年後の自分を描いてみる、箇条書きで10個
    ⭐️65点主義でトンネルを開通させる

    フレーワークは分類よりも、外枠をおさえるが重要
    三つの座標、立ち位置、見る方向、見る範囲
    それぞれのクセを把握する


    ⭐️知的好奇心は挑戦、快感と屈辱のサイクル重要
    ⭐️何から手をつけたらいいかわからない→MECE

  • 仕事を効率よく最短ルートで片付けるためにも、地頭力を鍛えて「考える力」を高めたい。
    特に「抽象化思考力」について興味があるので、同じ作者の別の本を読んでみることにした。
    地頭力、ラテラルシンキングとともに身につけ、実践したい。

  • 「具体抽象」と通じる事が結構あったし、一番始めの「思考停止度チェック」はもう悲惨…普段から「考える」ってやってないんだなと実感したわ。
    そして、フェルミ推定やると超絶格好良いので関連書籍読みまくる予定

  • フレームワークで考えるくせをつけることが大事だと。

  • 知識が付いてきたと思った時に読んで欲しい本。考え方の原理原則という位置付けで固まった頭をストレッチする為に定期的に読み返したいと思う。個人的に初心に帰るための本という位置付け。

  • 考えることが足りないと日々感じ、何が起点となるのが日々意識すべきことは何なのかを把握するために手に取った一冊。
    今の思考力と向き合い、地頭力を培う3つの大項目を認識できた上で実践が可能な方法まで説明してくれている。定期的に読み直したい。

    地頭力は大きく分けて3つ
    ・結論を考える仮説思考力
    ・全体を俯瞰して捉えるフレームワーク思考力
    ・単純に物事を捉える抽象化思考力

    考え始める意識を持つために必要な要素として面白かったのが
    ・時間に対する感度を上げること
    ・自分の思考の癖を把握すること
     ※自己本位的な考えを取っていることが多い
      全体でなく部分的、具体的思考に陥りやすい
      自分の欠点より他人の欠点 
      複雑に物事を捉えがち

    仮説思考力は結果をまず推測して、そこに向かって有限である時間における最適解を導き出すこと。
    例として挙げられていたのがカーナビ。
    仮説を立て、常に軌道修正を試みながら手段・方法を導き出していく。
    手段が目的になりがちの人が多いと会社でも指摘を受けることが多いが、過去の仕事を振り返るとそうなってしまっていたことがあると猛省。
    後、表面的にみえている形ではなくココロ(why)となる本質を掴むことが何より大切。
    また、人に何かを伝える時は基本的に「伝わっていない」ことを前提とし、多頻度短サイクルのコミュニケーションを心がけることで、「相手に伝わる」という絶対的な部分が担保される。

    フレームワーク思考力として理解しやすかったのがMe座標系、you座標系、絶対座標系。
    多数の人が理解できる様な話の仕方をすることができるのが絶対座標系。偏った見方をしないため、様々な視点で話すことができ、漏れのない議論が可能。
    MECEを捉えるトレーニングと5W2Hを考えることを積み重ねていきたい。

  • 論理的思考力が欠けている自覚があり、抽象思考に関する本を探している中でこの本に辿り着いた。
    自分の認識通り、自己チェックでは見事なまでに思考停止の状態。。
    とてもタメになる内容ではあったが、これを実生活でどう訓練していくか、あまりイメージは出来ていない。
    なぜを問い続けて、思考のクセを直していきたい。

  • 地頭力は考える力。
    自己診断の結果、思考停止度、仮説思考力がかなりヤバかった。
    まずは、日常生活の中で「なぜ?」という視点を多く持っていこうと思います。

  • 読んでてボリュームがある。
    深い話

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  • ビジネス
    自己啓発

  • 本書が示しているのは、結論から考える「仮想思考力」、全体から考える「フレームワーク思考力」、単純に考える「抽象化思考力」(=これらを総合して地頭力と呼ぶ)の重要性であり、思考プロセスで地頭力を活用することにより、ビジネスにおいては日常業務の効率化に伴う新しい発想が、日常生活においてはコミュニケーション改善に伴う人間関係の向上が期待できるというものです。地頭力の養成には、ロジカルシンキングやナレッジマネジメントなどの堅苦しいビジネススキルからのパラダイムシフトが要求され、アウトプットの精度より、プロセスの短縮に力点が置かれます。無論これらのスキルやノウハウは必ずしも対立するものではないので、ケースバイケースで使い分けすればよいものですが、満点回答を狙うのではなく、手っ取り早く及第点を取ってしまおうという本書のゆる~い発想、私は好きです!

  • 地頭力について単純かつ明快に書かれている本。特に参考になったのが、仮説思考力の部分。カーナビの例がすごく分かりやすかった。目的を定めたら、そこにたどり着くまでの過程では常に手段を見直すことが重要。

    地頭力を知ってから、自分の思考や行動を少しずつ客観視できるようになってきた。

  • いま,すぐはじめる地頭力
    むしろ,いま,すぐはじめろ地頭力
    店頭で買ってぱらっと読んで2年間程度しばらく放置
    当時の自分には響かなかった.
    なんだ,こんな当たり前に誰でも思いつきそうなことをわざわざ整理して本にしているだけじゃないか
    現在,自分の研究パターンに行き詰まりを感じ,ほとんど初めて読むように見返す.
    発見できたのは典型的な失敗パターンに陥っている自分
    2年前の自分は自己を飛躍させる特殊な奥義ばかり求めていて,基本の重要性を認識できていなかった.
    結論から,全体から,単純に
    全ては既に練られ参考になるフレームに落とし込む.
    奥義とは愚直に極めた基本だ
    本著は,最低限の思考の行い方を書いただけである.
    度々言及される「何故,こんなことが高校で教えられないのか?」
    本著は,自分が文科省官僚であれば高校教育に盛り込むべきと主張するだろう,全日本国際競争力倍増計画,教育の巻,必須の書

  • レビュー省略

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著者プロフィール

細谷功(ほそや・いさお)―抽象アーキテクト、著述家。神奈川県に生まれる。東芝を経てビジネスコンサルティングの世界へ。外資系/日系コンサルティング会社を経て独立。執筆活動のほか、問題解決や思考に関する講演やセミナーを国内外の大学や企業・団体などに対して実施している。著書に、『地頭力を鍛える』『13歳から鍛える具体と抽象』(以上、東洋経済新報社)、『メタ思考トレーニング』(PHPビジネス新書)、『やわらかい頭の作り方』(ちくま文庫)、『問題発見力を鍛える』(講談社現代新書)、『フローとストック』(KADOKAWA)、『具体と抽象』『「無理」の構造』『自己矛盾劇場』『有と無』(以上、dZERO)などがある。

「2024年 『有と無』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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