- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479771616
感想・レビュー・書評
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著者は、シナジープラス㈱代表取締役・日本NLPコーチング協会会長を務めている。「脳・心・体をベストコンディションにする」ビジネスコーチとして活躍している。NLP心理学、引き寄せの法則、英会話、マクロビオティック健康法、ボクササイズ等、心技体の各方面にわたる教育事業を展開している。
著書に「いつでもやる気の英語勉強法」「脳より体を磨きなさい」「毎朝1分で人生は変わる」等多数。
目標を達成したいという思いを実現し、悩みを解決に向かわせる一番確実に効果があがる方法が「脳をだます」こと。
「脳をだます」とは、脳の働き方や性質をよく知って、脳を働きやすい状態にすること。
その代表例の1つが暗示。
そして、本書で注目しているのは「潜在意識」に働きかけるというもの。
以下の7つが「潜在意識」の特徴である。
①「快」を求め、「不快」を避ける
②時間の認識がない
③人称の認識がない
④言葉に左右される
⑤否定形を認識しない
⑥体の動きに左右される
⑦条件づけや知覚一によって考えが変わる
この特徴を活かして、34の具体的なノウハウやアドバイスを5つのパートに分けて紹介している。
①脳をだまして、やる気をだす
②脳をどまして、感情を自在に操る
③脳をだます言葉のチカラ
④脳をだますと人間関係がラクになる
⑤脳がだまされる小さな習慣
「脳をだます」言葉尻を捉えれば、マイナスのイメージである。
しかし、本書はNLP(神経言語プログラミング)という心理学のスキルを応用されたものであり、表面の言葉の意味だけではなく、非常に奥深い「だまし」のテクニックが紹介されている。
まだまだ未知の領域が大きい「脳科学」
しかし、わかってきたこともあり、実証されて役立つことが多いのも事実である。若干精神論的な表現になりがちであるものの、中には「あ~あるある。」と頷ける点も多く、柔軟に取り入れる気持ちで読み進めていった。
テクニックについては、イラスト付きでわかりやすく紹介されており、自分に合った・出来る項目から少しずつ試してみようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
脳をだますとすべてがうまく回りだす
三宅裕之
◆脳 潜在能意識の特徴
1 快を求め不快を避ける
2 時間の認識なし
現在の思いを変えようとすると将来過去まで書き換え
3 人称認識なし
他人を嫌ったりするとその気持は自分に向けられる
4 言葉に左右される マイナスが起こってもプラスに言い換えるとプラスの感情に
5 否定を認識なし
6 体の動きに左右 頭上げ視野広げると考え広がる
7 条件付けによって考え変わる
相手の気持ちがみえ誤解とける
◆脳をだます
笑顔で脳をだます
朝の掃除で気持ちよく
朝起きたらいい気分になることする
◆感情を操る
目的意識を伝える
なぜ朝夜は潜在意識つながりやすいか
潜在能力と顕在意識の境目が睡眠の覚醒時ゆるむ
◆脳をだます言霊
プラシーボ効果のある言葉で脳をだます
言葉を聞いただけでその気になり効果現れる
言葉の選び方で思考行動変わる
一人芝居で脳を騙す
頭に3つの意見
夢見るドリーマー 建設的リアリスト 中立的評論家
ディズニーストラテジー
相手の動作真似
幸せはかえってくる
どんな行動にも二面性
◆脳をだますと人間関係楽に
波紋の法則
人を思いエネルギーが相手に届くと自分に帰ってくる
どんな石投げるかで関係変わる
◆脳がだまされる習慣
カラーバス効果
脳に引掛かりつくるとその情報引き付ける
たとえば3つぐらい項目を意識に植え込んでおくと頭に入ってくる
朝の先取りありがとうございました。
朝一番の水道水に触れたらありがとうございました。とつぶやく
朝の光に感謝
よい結果を先にイメージに浮かべると良い結果
すべてはうまくようにできている
世界中があなたの味方 -
脳をだませば、悩みが簡単に解決する。何故、したいとおもっている事が三日坊主で終わるのか、ダイエットに成功しないのは何故か、など脳の特性を知ればなるほどと納得することばかり。望みをかなえるには潜在意識に働きかけるのが一番早い。そのためには脳の特性を知ることが、とても大事だということが、よく分かった。
やさしい言葉で書いてあって読みやすい。やろうとしたことが、出来ないのは怠け者だからでも、向上心がないからでもなく、脳に刻み込まれた信念のせいだと思ったら、ちょっと気が楽になった。何故、これが出来ないの?と自分を責めたくなったら、読んでみるといいと思う。 -
3冊目。
つかみは良かったんだけどね、プロローグだけでいいかも。後半はちょっとキモい。
今年は少なくとも50冊は本を読みたいね。 -
NLP