- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479771951
感想・レビュー・書評
-
ほぼほぼ知らない企業だったので、そんな初心者向けには内容が掴みやすく、読みやすかったです。
あとがきにあった「春木屋理論」はシンプルにほほうという感じですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
企業経営を、失敗事例から学ぶことは、
非常に意味と意義のあることでして…、
本作品では、
バラエティに富む10社の失敗事例が、
同じ尺度で、紹介されておりますが…、
様々なデータを、多角的に分析した、
客観的な評価、といぅよりは、
表面的な歴史的事象をトレースした、
主観的な印象、といぅ感じで、
正直なところ、期待外れな内容でした。
「絶滅企業」
といぅキャッチ―なコピーも含め、
あとがきや奥付を読んでみると、
著者の指南役さん(グループ)は、
放送作家さん、みたぃですね…。
なるほど、本作品の、
2時間スペシャル?的な構成と内容に、
みょ~に納得しました…。
雑学書を期待されていた方には、
ちょうどいぃ作品だと思いますが…、
ビジネス書を期待されていた方には、
的外れな内容だったかと思います…?
ボクは後者なので、評価はふつぅ…。 -
かつて繁栄し、今はなくなった企業10を紹介。繁栄と衰退の理由を記載している。
失敗に学べる作品。
山一証券は法人にこだわってバブルで倒産。
倒産した後も今の日本に影響を残している。 -
失敗談は面白い。他人事だから。これを自分に生かすことができれば良いのだけれど、なかなかそうはいかない。実際、「似た事例」はあっても「同じ事例」がないのが経営というものだしね。
-
フォーライフ、大映、虫プロ、パンナム、セゾン、アラビア石油、鈴木商店、中島飛行機、山一証券、満鉄調査部、、
滅んだ企業のいいとことも見返してみようよといった本。
いろいろなエピソードが詳しく書かれていているので面白いが、何か応用が効くかというと、、難しいかもしれない。教訓の部分まとめ方が淡白だからかもしれない。 -
◾︎2015/08/08読了
◾︎一時繁栄し今はもうない企業10社の勝因と敗因を、ストーリー仕立てで解説。
◾︎10社の経緯はそれぞれ興味深い。しかし、分析はそれほど深いとは思わなかった。最後のまとめの教訓も、ありふれた内容。 -
絶滅する前は、繁栄していた企業なのだから、どこで地雷を踏んだのかを調べておくのは重要。
-
2015年3月刊。セゾングループ、山一證券、中島飛行機など、かつて存在していた10の巨大企業の始まり、繁栄、そして終焉。
指南役さんは物語をドラマチックに書くのがうまい。短い文で、臨場感たっぷりな文体、好きです。
【引用メモ】
それまで「区役所通り」と呼ばれていた坂道を「公園通り」と呼び名を変え、さらに道沿いに「VIA PARCO」の看板を掲げた。要は、渋谷駅からのアプローチもパルコの演出するアイテムの1つとして考えたのだ。1973年6月、渋谷パルコがオープンし、同館は瞬く間に社会現象となった。(p.129 セゾングループ) -
テーマは面白そうだったが、過去の失敗を分析して生かそう!的なこと言っておられるのはアレ。n=1でどうこう言われましても… 調べたら著者は放送作家らしい。いやはや。まあ立ち読み切っちゃったけど。
-
なかなか倒産の原因から、未来に活かすことは難しい気がする。どうしても後から見ると結果論になってしまうし。
とはいえ、昔話+αとしてはそれなりに読めた本でした。