壇蜜歳時記

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 98
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479772057

作品紹介・あらすじ

厄除け、春眠、葉桜、夏休み、雨宿り、文化祭、クリスマス…四季折々の俳句&写真と一年を巡る旅。

感想・レビュー・書評

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  • 結婚おめでとうございます。
    壇蜜さんのエッセイのとぼけた面白さにはいつも感服しており、今回も大変楽しく読めました。
    結婚してもエッセイストとしての仕事は続けて欲しいものです。

  • おじぎして 空願いする 初詣。鬼やらい それはできぬと みそっかす。卒業と なあなあ濁され 次の地へ。奪われた フォークの行方 鳥の巣。服よりも 洗浄剤を 衣替え。「蝸牛」鼠径にはわせ 三万部。箱庭に 入るそして居る 誰がために。亡き祖父に 洗体接待 墓洗い。秋日傘 小間のぬくみが 名残惜し。しわしわと 老いれば甘し つるし柿。二度寝して ささくれ舐める 文化の日。ストーブと ないしょ話の ひとりっこ。

  • 1980年秋田生まれ、本名、齋藤支静加(しずか)、一番うれしいプレゼントは「手紙」だそうです。「壇蜜歳時記」、2016.12発行。一年の計は元旦にあり、一月の計は朔日(ついたち)にあり、一日の計は朝にあり。「壇蜜」という勤めをされてる壇蜜さんの1年はどのような彩りで過ぎていくのでしょうか。知性と美しさで、多くのファンを魅了し続けていただきたいと思います(^-^) 「亡き祖父に 洗体接待 墓洗い」おじいちゃんゆっくり休んでいられませんねw。「しわしわと 老いれば甘し つるし柿」人間もそうありたいですw!

  • 「壇蜜日記」を読んで、壇蜜さんのエッセイの虜になる。今回のエッセイは「壇蜜さん的春夏秋冬」がテーマ。あっという間に過ぎる1年を「何かを感じつつ生きる」ヒントがちりばめられた独特の視点が冴える。壇蜜さんの口調もいい。「~ではないか」「わたくしは~」という口調が実に彼女に似合うのだ。このエッセイは、壇蜜さんのソフトなグラビア写真付き。もう、壇蜜さんの知性とエロスの融合に「天は二物を与えず」という言葉を否定したくなる。女性の私だが、壇蜜さんのグラビア写真集に手が伸びてしまいそうではないか。読み終えたら思わず口調まで、壇蜜さん風になってしまう事、間違い無し。

  • 季節感が心地よく、通読する時間を通して一年間を味わった気持ちになりました。

    「ゆるやかさの価値」が印象に残りました。

    壇蜜さん、いいなぁ。
    私も粛々と日々を過ごしていこう。

  • 写真と俳句付きのエッセイなので、期待してましたが「あれ?」というほど普通でした…。
    「壇蜜日記」や「どうしよう」に期待します。

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著者プロフィール

壇蜜

1980年12月生まれ。昭和女子大学卒業後、多くの職業を経験。調理師、日本舞踊師範など多数の免許・資格を持つ。2010年に29歳の新人グラビアアイドルとして注目を集める。映画やテレビなど活躍の場を広げ、「結婚してみることにした。壇蜜ダイアリー2」(文藝春秋)、「壇蜜歳時記」(大和書房)、「どうしよう」(マガジンハウス)など著書多数。

「2020年 『三十路女は分が悪い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

壇蜜の作品

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