修道院のお菓子と手仕事

  • 大和書房 (2013年10月25日発売)
3.53
  • (9)
  • (9)
  • (16)
  • (1)
  • (3)
  • 本棚登録 :156
  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479782667

作品紹介・あらすじ

ちょっとだけ、とくべつな自分へのご褒美。修道院の売店で、自分のためのおみやげを買いました。

修道院のお菓子と手仕事の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • マリア・クララ。
    それが私の洗礼名で、もう名乗れなくなってから久しい。
    少女の頃、不安定だった私の支えだった神様。

    教会の売店で求めたロザリオやベール…。メダイを
    故あって泣きながら捨てた。

    病弱だったのに負けないようにと、同じく身体が弱い
    のに長寿を全うした聖クララの名を頂き、私はまだ
    病気と一緒にだけれど、今日この世にある。

    修道会のお菓子といえば、函館のトラピスチヌ修道院
    のお菓子が有名だが、神戸周辺や九州など、各地の
    修道院で素敵な手作り品が頒布されている。
    そのガイドブックがこれ。

    多くは売っていないが、素朴で美しく、おいしい。
    手作りの手工芸品やロザリオなど、自分の周りに
    祈りとマリア様と、あこがれのような救いがあった
    日々を思い出させてくれた。

    修道院は祈りと労働と瞑想の場。
    写真からでも清澄な空気が伝わる。

    どことなく忙しげにバタバタと休憩。
    また急いでカフェを飛び出してゆく…。

    そんな時間も活気があって、全部悪いとは思わないが
    時には神様からのおすそ分けとしてこんな物たちを
    求め、静かに休むのも、良いのではないか。

    クリスチャンでなくとも、肩の荷を下ろし、憩って。
    また明日も生きる…そういうことは許されているし
    修道に生きる方々は、優しい甘さのお菓子を通して
    誰にも幸福を願ってくださっている…。

    そう思えば。

    誰かが私の幸せを思ってもたらしてくれたお菓子…
    ひとりでも、愛しい人とでも、食べてみたくは
    ないだろうか。

    手元において、ときに眺め、機会があれば
    購入の手引として開くのに良いと思う。

    祈りへのあこがれは、誰の胸にも形は違えど
    きっとあるものだから。

  • おいしい
    またたべたい

    そう感じるのは、
    作り手をとりまく
    そこに流れる気も一緒にいただいているからだと思います。
    目に見えているものが、
    この世の全てではないと。

    ほっこり系おやつを求めるなら
    充実の一冊。

  • なかなかコアな本。お菓子美味しそう。

  • なんだか僕球の木蓮みたい!
    パピヨンの「すべての生命は歌うの、喜びの歌を」のフレーズを思い出す~

  • これ良さそう!

    大和書房のPR
    http://www.daiwashobo.co.jp/book/b122115.html
    カフェと本なしでは一日もいられない。 : 『修道院のお菓子と手仕事』(大和書房刊)と手紙と云う福音
    http://blog.livedoor.jp/kyoto_cafe/archives/51988882.html

  • 日本全国の修道院で作られてるお菓子などの紹介と
    シスターの日常生活がほんの少し覗ける本。

    地元に女子修道院があり
    隣の市には男子修道院があって
    トラピストクッキー、バター飴、バターは普通にお店に売ってる状態。
    だから今まで何とも思ってなかったんだけど…
    実は修道院で作られてるモノってレア製品!?w(*゚o゚*)w
    トラピスチヌの女子修道院で作られてるクッキーとかは修道院の売店じゃなきゃ売ってないし…
    レア製品って気づいた私は
    久しぶりに女子修道院に行って色々買ってきました~ヾ(≧▽≦)ノ

  • 借りたもの。
    “修道院”という斬新なジャンル分けに惹かれた。カルメル修道会系の日本の修道院で作られているシンプルなお菓子や手工芸を紹介。それらに込められた修道院の精神を読み解くようなエッセイ。
    素朴で質の良いもの。エコライフにも通じる心温まるそれらは、日々の生活を見直すきっかけをくれる。
    あまり知られていない修道院の一日や、日々の仕事、更に本棚の中もちょっと紹介。
    巻末にはアップルパイの作り方も。

  • 日本各地の修道院で作られているお菓子を実際に現地を訪れて取材されています。修道院への思いが伝わってきました。

  • 毎日毎日、一日のうちに何度も神に祈り続ける人たちのくらしを
    知りたいと思ったことは無かったのだけれど、
    この本の優しい雰囲気が、
    私を呼んで離してくれないというかんじで、
    すらすらと読み終えた。

    毎日を丁寧に暮らす人は大勢いるけれど、
    この修道院で暮らす人たちは、
    生きることを丁寧に、毎日過ごしてらっしゃるのだろうと、
    ひしひしと感じた。

    福井には修道院はあるのかな。
    あれば売店でお買い物してみたい。
    丁寧に祈りを込めて作られる、クッキーを食べてみたい。

全10件中 1 - 10件を表示

早川茉莉の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
小川 洋子
本屋図鑑編集部
飯島奈美
エラ・フランシス...
三浦 しをん
梨木 香歩
又吉 直樹
梨木 香歩
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする