品のよさがあふれ出る女性 品のかけらもない女性

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 83
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479783275

作品紹介・あらすじ

あか抜けない、子供っぽい行動をしていませんか?この本は、あなたのマナーの価値観を180度変える本です。フランス人から学んだ、「無駄を省く=洗練された」生き方。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の心と体に目や耳を傾けることは、自分に対しての大切なマナー。そうしてきたら、作者はアトピーが治り、40代になってもファンデーションは使っていない。


    必要な持ち物リスト5個

    アイロンがかかった綿のハンカチ2枚(自分の分と相手の分)
    可愛いケース入りのティッシュ
    携帯電話
    小さな化粧ポーチ
    小さなお財布

    使ったバッグはその日のうちに不要なものを出して、
    またバッグに戻しておく。
    そして、明日の予定を考え、服とバッグをコーディネートし、すでに夜の時点で準備をしておく習慣をつける。

    持っておくといいアイテム
    小さなソーイングセット
    懐紙(季節によって絵柄がかわってかわいいものがある)


    パーフェクトワードローブ20 リスト
    トレンチコート
    ウールコート(またはカシミヤコート)
    ダウンコート
    テーラードジャケット
    ニットアンサンブル(春夏はコットンアンサンブル)
    ボートネック・カットソー
    白シャツ(コットンシャツやシルクブラス)
    リトルブラックドレス
    パンツ
    フレアースカート
    ジーンズ
    プレーンパンプス(5〜8cmヒール)
    ビジューつきサンダル(10㎝ヒール)
    フラットシューズ
    スニーカー
    ジョッキーブーツ
    A4サイズのバッグ
    ショルダーバッグ
    クラッチバッグ
    ナイロンのトートバッグ

    番外編(ジュエリー)
    パールネックレスとイヤリング(ピアス)
    一粒ダイヤネックレス




    フランス語で生きる作法やマナーのことを"savoir-vivre"訳すと、「生きる術を心得ている」という意味。
    他民族が共に生活するフランスにおいて、文化の違いによる無用な衝突を避け、互いに気持ちよく生きるためには、マナーは必要不可欠な教養だからです。
    フランス人にとってのマナーとは、自分らしく美しい人生を楽しむためにあると考えられています。
    フランス人女性を見ていると、(まずは自分の良いところを知り、自分を愛さなければ、他人を愛することも、愛されることもできない)と言うことを強く感じます。この凛とした生き方は、日本人女性も学ぶべきところです。



    フランス人は加齢にポジティブ
    年齢を重ねれば重ねるほど魅力が増すと考えている。
    内面から出てくる自信はオーラとなり、艶となって肌に現れる。
    自分らしく人生を愉しんでいるからこそ年齢を重ねたぶんだけ魅力的になるのです。

    気を使っていないように見せて、実はとても気を使っていることがマナー。
    周りの人に高いブランドものなどで威圧感や緊張感を与えず、
    さりげなく心地よい空間を与えられる人が、本当にマナーを身につけている人。

    着慣れない服に身を包み、普段とは違う振る舞いや言葉遣いをその場限りでしてみても本来の自分は隠せない。
    本当に自分らしいスタイルは、高い完成と審美眼がなければ得られない。
    そのためには日ごろから五感を磨くことが大切。
    365日、「衣食住」において、自分が美しいと感じるものだけを大切にしていくこと。そうすることで自分のスタイルが確立されていく。


    疲れていて気が向かないのに行くのは相手と自分の体や気持ちに失礼。
    自分の気持ちを一番に考え、誘ってくれたことに感謝の気持ちを表しつつ、「今日は疲れてるからまた今度いこう」というように、きちんと断る。それが自分の気持ちに素直な行動であり、相手に対しての礼儀である。
    マナーで大切なのは、感謝の気持ちを忘れずに、自分の気持ちを伝えること!

    自分が不安定になりやすい時期が分かっていれば、どこにも出かけずゆっくり過ごす、出かけたらどこにも寄らず真っ直ぐに帰るなど、自己管理ができる。
    精神状態が安定しているということは、心と体のバランスがきちんと保たれているということ。
    常に心が安定している女性は、誰に対しても安心感を与えるものです。

  • 図書館で借りた本。
    図書館の新着本で見つけて、予約した本。
    歩き方とか、立ち居振る舞いなんかが書かれてる事を期待したけど、もっと基本的なマナーのことだったので、残念でした。マナーももちろん大事だけど、立ち方、歩き方の美しさを求めていたので、さっと目をとおしただけとなってしまいました。ごめんなさい。

  • 題名は少し過激ですが、内容はそんなことはなく、いろんなシーンでのマナーや、生活を楽しむコツなど誰かを避難するようなことは書いておらず安心しました。

    「フランス人は10着しか服を持たない」と内容は似てますが、著者が日本の方でなおかつマナー教師をされているため、違和感なく勉強になりました。

  • 衣類の取り扱い方や選び方は個人の自由かなと思うけど、世界基準で考えたプロトコールマナーについてはためになった

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著者プロフィール

1974年東京都生まれ。幼少時代より日舞を習い、日本人女性としての身のこなしや和の作法を学ぶ。高校の教育課程において礼法・栄養学など礼節をわきまえた育成教育のもと修学。その後、日本ホテルスクール国際ホテル科に進み世界に通じるプロトコールマナーや接遇を学ぶ。都内外資系一流ホテル勤務後、推薦を得てスイス・ジュネーヴの企
業に就職。帰国後 外資系証券会社にて社長秘書等を経験し2005年に銀座でフィニッシングスクールを設立。現在、銀座校とパリ校でスクールを主宰し、日本人として世界に誇る美しい和のマナーとヨーロッパのエッセンスをプラスした質の高いフィニッシングレッスンが特徴。著書に『品のよさがあふれ出る女性 品のかけらもない女性』(大和書房)『人生が変わるテーブルマナーレッスン』(大和書房)『心に残る結婚式にするために 結婚の段取り&マナーBOOK』(毎日コミュニケーションズ)などがある。
銀座フィニッシングスクール ティアラファクトリー
http://tiara-factory.com

「2018年 『【マイナビ文庫】おつきあいの基本がわかる 手紙の書き方と贈り物のマナー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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