モノは好き、でも身軽に生きたい。

著者 :
  • 大和書房
3.50
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本棚登録 : 915
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479783350

作品紹介・あらすじ

「たくさんある」ではなく、「どれも気に入っている」状態がいい。整理収納コンサルタントの著者が日々実践する、働きモノと心軽く暮らすアイデア。

感想・レビュー・書評

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  • 全編カラー、写真が多くて読みやすいです。断捨離という言葉は、もう世間一般に浸透した言葉です。とにかく手放して、ホテルライクな住まいが流行っています。シンプリストという新しい言葉も生まれました。捨てるよりも大事なことが序盤に書いてあります。
    お気に入りに囲まれた暮らし、これも聴き慣れた言葉です。そのお気に入りを働きモノにすること、それがモノを愛でるということ。高価な食器やとびきりの服も日常使いする。
    世代ではないですが、竹内まりやさんの毎日がスペシャルという曲の歌詞が浮かびました。笑
    数々のミニマリスト系の本を読んでいて、この考え方は初めてだな、面白いな、と思ったのは衝動買いのかわし方。
    服がほしくて出かけて、ドンピシャの1枚に出会えず、妥協で買うことも出来るけど、それでは働きモノになる確率が低い。そこでデパ地下で美味しいあんパンを買って帰る。欲しいものを買うことが目的ではなく、買い物欲を満たすことが目的にすり替わっていることが自分自身よくあることなので、こういうほっこりな交わし方(大抵はもう一度よく考える、みたいなのが多い)は素敵だな〜と思いました。しかもこのページの本多さんの写真がまた良い。小さな紙袋を小脇に抱えて颯爽と歩く。
    パンを爆買いしないようにだけ、気をつけます。

  • 沢山の写真と軽やかな文体で楽しく読めました。本書で和室も素敵な空間に出来ると知りました。見開きで載っていた和室に憧れます。
    収納にジップ袋やメッシュポーチを取り入れたくなりましたし、自分史年表も作ってみたい、持ち物を数えることは物の管理に役立ちそうなのでこれも…と、読んで実践してみたくなったことが多かったです。

  • 少ないモノでも気に入っていれば満たされるし、生活もややこしくならない

  • 2015年の本。
    内容はほかのミニマリスト本と変わりなく、真新しいものはない。

    ミニマリストさんのこだわりの品を見るのがこういう本の楽しみでもあるのだけど、好みが合わなかったので収穫なし。

  • 本多さんの収納は、我慢する感じじゃなくて便利かつシンプルで理にかなってて好き。最近流行りの極端なミニマリスト!という感じではないところも好印象♡

  • 捨てることが目的じゃなくて、買ったものにどんだけ愛着を持てるか。このものがボロボロになっても捨てたくない対象になるか!?っていう目を持って買い物をする。

    服一枚、靴下一枚にすら余談は許さない姿勢を作っていけば、なかなか物を買うことができません。

    たしかに。ホントにそうかも。

    捨てる、手放す、断捨離断捨離とはいうものの、モノ増やして減らしての繰り返しじゃループから抜け出せないけど。ホントに気に入ったものって、ボロでもやっぱりお気に入りで着てしまったり、使ってしまったりするんだよね。

    それが買い物成功例。

    ボロになる前に、飽きてしまうようなもの、気にかけなくなるようなものは失敗例。

    なるほどでした。。。

  • 昨今流行りのお片づけ、ミニマリストの本。若い女性目線でいるのでファッショナブルかつオシャレ。とってもなかなかストイックで、「整理収納コンサルタント」や「整理収納アドバイザ−1級」なる、おいおい、そんな資格もあるのか、といった資格を取得し、そのまま整理収納コンサルタントを生業としているようです。そのスピリットには共感するところはあるけれど、僕には真似ができません。まあとりあえず、ふ〜ん、って感じの本でした。

  • 買い物欲求を満たすためだけの買い物が増えていると感じたので気をつけたいと思った。
    思い入れのある持ち物を身につけたいと。

  • 旅をする時に厳選した最小限の荷物で行くのと同じように、生活を送るのも同じように身軽で行きたい。
    そうすることで人生がシンプルになる。
    整理整頓の本でもあるが、よくあるそれらの本と少し色が違うので、読みやすかった。

    覚えておきたいこと
    ⭐︎簡単に買わない。(簡単に捨てられないのだから。)
    ⭐︎衝動買いのかわし方、買い物に来て目当てのものが見当たらず、買いたい欲が収まらない時は、デパ地下で美味しいあんぱんを買う。
    ⭐︎全てのものが現役であるように。
    ⭐︎わからない を、放っておかず、常に中身が見えるように。
    ⭐︎心の状態は身の回りの環境に左右されやすい。忙しい時こそ片付けを。
    ⭐︎ものは好きでもあの世まで持っていけない。人生にたくさんの「うっとり」の時間を。

  • 2015年なのでだいぶ前。
    今とは住む家も、家族構成も違うころの本。

    ものが大好きな本多さんが、どんな考えで、何を選んでいるかが書かれている。
    洋服とか、キッチンツールとか、食器とか。

    いいなと思ったのは、
    ・衝動買いのかわし方
    →買い物できたのに手ぶらで帰るのは物足りない。。で余計なものを買ってしまいそうなとき、デパ地下で美味しいあんぱんを買う話良かった^^

    ・物は好きだけど、あの世までは持っていけない
    →人生で経験するうっとりの時間をたくさん手に入れたい。っていうのに、確かに〜ってなった。
     うっとりする時間って素敵だなあ。

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著者プロフィール

生活重視ラク優先の整理収納コンサルタント。収納で大事にしているのは、ラクに片付いて家事がしやすい仕組みづくり。その考え方を重視し、誰でも自分の生活に落とし込めるような提案を心掛けている。夫、長男(5歳)、次男(3歳)の4人家族で、2020年よりフルリノベーションした中古マンション(変則1ルーム65㎡)に暮らす。リノベーションでは、家族皆がのびのびできて家事動線のいい伸びやかな間取りを実現。
主な著書に『片付けたくなる部屋づくり』(ワニブックス)、『もっと知りたい無印良品の収納』(KADOKAWA)、『モノは好き、でも身軽に生きたい。』『赤ちゃんと暮らす』『とことん収納』『暮らしは今日も実験です』『モノが私を助けてくれる』(以上大和書房)など。最新刊に『暮らしをそのままの自分に寄せて』(主婦の友社)がある。


「2022年 『あるものを活かして愛着のある部屋に育てる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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