パックンの「伝え方・話し方」の教科書 世界に通じる子を育てる

  • 大和書房
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本棚登録 : 139
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479783909

作品紹介・あらすじ

「自分の意見を言える子」の親は、家で、何をしているの?ハーバード大卒お笑いコンビで2児の父であるパックンがパックン・ママの教育法+いま実践する子育て法を初公開!

感想・レビュー・書評

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  • ・話すことは考えること。話す機会をたくさんつくろう。子どもが話しやすい質問は、「how」「why」「if」
     →if で始まる質問はいくらでも作れそうだし、想像力が広がりそう。やってみる。

    ・1人1文をつくりながら、お話を作っていくゲーム。「昔々あるところに、おじいさんが住んでいました」
    「そのおじいさんは、お鼻が大きくて、いろんなものを鼻息で飛ばしてしまいました」、、、面白そう。

    ・大事なことは繰り返し
     what are we?? we are lucky. とか
     Be nice.とか
     Good game. Let's play again!とか
     大事なことは、繰り返す。


    ・親以外の大人と話す機会にどんどんなれさせよう。親が、どんなふうに、周りの大人とコミュニケーションを取るのか、サンプルを示そう。

    ・否定をせずに、こどもたちの良いところを伸ばす。そのように教育されたことが、今のパックンに繋がった。そんな先生の卒業生は、少し変わった子どもが多かったが、今は立派に暮らしている。

    ・子どもにラベルを貼らない。「◯◯が苦手な子だね」という言い方をすると、子どももそう思い込んでしまう。だから、行動にフォーカスして「今は、◯◯を練習中だね」といった言い方にする。たとえ、他の親と話している途中で、謙遜するのが一般的であったとしても。

  • コミュニケーション力を 家庭で伸ばす。
    これからも心がけよう(*¨̮*)

  • ・疑問に思っていたことが帯に書いてあった!
    
    →アメリカのドラマを見ていると、会議でバンバン皆が話すんです。なーんでアメリカの人ってこんな臆せず人前で喋れるんだろう、ってずっと思っていたところにこの本を見つけました。

    
    ・ポイントは大人の力で封じ込めないこと
    
    →アメリカでは子供を子供としてではなく、1人の人間として扱うそう。だからルールを決めるのも大人が一方的にではなく、一緒に、もしくは自分で。交渉ももちろんあり。
    
    ちょっと待ってと言われても素直に聞かない。大人を説得させるために、きちんとした理由を言わせる。
    
    日本では大人の力で子供を黙らせることが多いですが、大人と対等に扱うことで頭を使って喋る機会がぐんと増えて、喋るのが上手になるんだなと。
    
    
    ・場数も違う
    
    →もう一つ言えるのは場数が違うということなのではと思います。大川栄美子さんの本にも書いてあったんですが、喋れば喋るほど上手くなる。やればやるほどコミュニケーションが出来るようになる。
    
    だから食卓の場でも、何でも聞くし質問攻め。今日学校で何があってどう思ったかなど、質問しまくりなんだそう。前に映画を見た時、親が子供の誕生日に○歳になった感想は?と聞いてましたが、日本ではこの質問なかなかしないよな〜と。日常的に質問して会話を深掘りしていくことで、喋る機会がまたもや増え、上手になっていく。
    
    
    ・育児本だけど大人向けのコミュニケーションの本でもある
    
    →育児に関してだけではなく、エトス、パトス、ロゴスという話術を使ったコミュニケーションの説明など、大人にも使えるコミュニケーションのヒントが書かれている。
    

  • パックンだからこそ書ける「世界に通じる」「伝え方」を主軸にした「子育て論」。前向きなパワーを貰える。左利きを矯正して右利きにするなんてもったいないと感じることに同感。ビジネスの場でも肩書でなく名前で相手を呼ぶアメリカでは日本と比べて人と人の距離が近い。『まんがでわかる 99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』にもどうようのことが書いてあった。子どもと同じ目線で話をするのはたしかに大事。家族間、親子間でも、謝罪の言葉と感謝の言葉は大事だということは同感で私も実践している。

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    ── パックン《「伝え方・話し方」の教科書 世界に通じる子を育てる 20170526 大和書房》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4479783903
     
     張切り パックン  19701114 Colorado /籍=Patrick Harlan
    https://twilog.org/awalibrary/search?word=%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%B3&ao=a
     
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19591126
     ガイジン ~ 滞日外国人名録 ~
    http://q.hatena.ne.jp/1542045049(20181103)
     
    (20181113)
     

  • ハーバード卒のお笑い芸人にして2児の父であるパックンが、子どもの話す力・コミュニケーションスキルの高め方を、自身のうけてきた教育と現在進行形の子育てをもとに語りつくす

    一番のおススメは食卓での会話
    コミュニケーション術は相手に対する興味と愛情が先にある
    ふだんから子どもの言っていることを聞く
    「Love(愛する)」は動詞、動くもの・働きかけるもの
    甘やかすのは自立心・自制心を育てない

    「『伝え方・話し方』の教科書」(副題)にとどまらない、子育てのヒントが満載

  • お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンの本。

    話すことは考えること。話せる人は、自然と考える力を身につけていく。




  • パックンの本を初めて読む。子育てでどのようなことを大切にしているかを知ることができる。
    子どもが自分で考えて、意見を言えるように親がどのように寄り添えばいいか。パックンの生い立ちも知ることができます。

  • ☆4.7
    ・新しい言葉を知る・理解することが、新しい考え方・行動を知る(理解する・認知できる)
    ・言葉が気分をつくる。
    ・「テレビの仕事があるから、3時半に起きなければいけない」ではなく、
    「テレビに出たいから、3時半に起きたい」
    ・英語にはほめる語彙が多い。(〜30ページくらい)

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著者プロフィール

パトリック・ハーラン:1970年生まれ。米国コロラド州出身。芸人、東京工業大学非常勤講師、流通経済大学客員教授。93年ハーバード大学比較宗教学部卒業。同年来日。97年吉田眞氏とお笑いコンビ「パックンマックン」を結成。NHK「英語でしゃべらナイト」「爆笑オンエアバトル」等に出演し、注目を集める。「報道1930」「めざまし8」でコメンテータを務めるなど、報道・情報番組にも多数出演。2012年より池上彰氏の推薦で東工大の非常勤講師に。コミュニケーションと国際関係についての講義を担当。著書に『パックン式お金の育て方』(朝日新聞出版)『ツカむ!話術』『大統領の演説』(角川新書)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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