あと伸びする子はこんな家で育つ

  • 大和書房 (2018年8月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784479784371

みんなの感想まとめ

子どもの成長における「あと伸び」という概念を深く掘り下げた本書は、育児に対する希望を与えてくれます。特に、乳幼児期の過ごし方がその後の学びにどのように影響するかを考えさせられます。著者は、子どもが安心...

感想・レビュー・書評

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  • 「あと伸び」っていい言葉ですね。
    私は乳幼児期の子育てを疎かにしてしまった自覚しかなく、これから小学校へ入学してどう挽回できるだろうか……と思い悩んでいたので、本書を読んですごく希望が持てました。これからの習慣と工夫で、子供はまだまだぐんと伸びる。

    p26 安心できる空間で子どもが好きなことに没頭している時間は「意味のない時間」=「だらだらしている時間」と捉えられがちですが、あとからグングン伸びてくる子に共通しているのは、没頭している時の集中力の高さと維持できる時間の長さなのです。

    p87 事実、本当に伸びる子たちというのは、仮に70点を取ったとしたら丸がついている70点はどうでもよくて、「この30点、なんで間違っちゃったんだろう⁉︎」と、ミスの分析やわからなかった問題がわかるようになることに、わくわくしているような子たちです。

    p88 なぜ伸びる子たちはこのマインドでいられるのかというと、幼児期に①好奇心から生まれる違和感に対して素直に行動し、②よく観察する力を伸ばし、③夢中になる経験をたくさんし、④思う存分やりつくした満足感を知っているからと言えるでしょう。

  • 1日で読める。
    高濱先生のYouTubeを見るより、これ一冊読んだ方が早い。
    子が小学校低学年までに読んでおくとよさそうな本だった。

  • あと伸びする子は集中力がある
    先取りと焦っても意味ない
    夢中になってることを見守る
    良質な集中力は、刺激が少ないものに対して能動的にのめり込める
    工作、お絵かき、迷路、おりがみ、ブロック、パズル、将棋、囲碁、ボードゲーム、読書、図鑑、観察、外遊び

    ・家庭環境
    ・遊べる場所
    ・ホワイトボード
    ・絵や写真
    ・すぐに調べられる
    ・宿題は当たり前
    ・お風呂とトイレ
    ・主体的な学び
    ・平日も休日もリズム壊さない
    ・家庭菜園
    ・手伝い
    ・収納のしつけも
    ・子供の夢中を大事に
    ・子供の話を聞く
    ・不自由な体験
    ・変化を受け入れる

  • ●家をリラックスして安心できる場所にしてあげる
    ●表紙の見える本棚におすすめ本や季節の本を並べ定期的に入れ替える
    ●遊びに没頭できるスペースをつくる
    ●ホワイトボードを設置する
    ●子供の絵や写真を飾る
    ●すぐに調べ物ができるようにする
    ●得意、不得意を仕分けしない
    ●テレビは録画で見て見終わったら消す
    ●5年生になったら子供扱いしない
    ●お出かけは当日を迎えるまでの時間を大事にする
    ●習い事はやりたいと思う気持ちが一時的なものでないか見極めて始めさせる
    ●家庭の方針で習いごとをさせる場合は親の本音を伝える
    ●教育方針は自分の経験ではなく今自分の子供に適しているかを基準にする

  • すぐ読めた。参考にしたい事例が多々ある。

    ・お母さんの状態は何より大切
    ・リビングは家族みんながくつろげる場に

    ・ファミリーライブラリー
    定期的に表紙を向けて並べる本を入れ替えるなど
    ・遊びに没頭できるスペース
    四隅、段下げの空間など。そこだけは子どもの自由に
    ・ホワイトボードの設置
    遊び〜コミュニケーションツール
    例えば学校で習った算数の問題を説明してもらったり、毎日漢字クイズ5問など、楽しく学ぶためのツール。帰宅後の自分の予定を書かせる。
    ・子ども部屋は、家族の息遣いが感じられる場所にする。扉を開けておくなど。
    ・お父さんの場所、特等席をつくる
    ・子どもの絵や写真を飾る
    ・すぐ調べ物ができる環境
    ・宿題は当たり前にやるもの。やるべきこと。
    ・リビング学習
    監視はしない。その間料理をしたり、机に向き合って座り別の作業をするのもいい。
    ・暗記物はお風呂やトイレに
    ・得意不得意日神経質にならない。科目で分断したり、「苦手だから」などの言葉を使わない
    ・キャンプなどの経験→不便さの中で工夫をする、遊びを見つける、など主体性を育む
    ・どこに出かけるかは重要ではない
    受け身で連れて行かれた場合は断片的な記憶しか残らないことが多い。例えば出かける前に日本地図で行き先を確認したり、移動方法や乗り換えの場所を伝えたりの事前準備を。
    ・習い事を親の方針でさせる場合は、その方針と理由を伝えると納得して続けられる。
    ・子どもの「夢中」を大事にする
    低学年頃までは、子どもが好んでやっていることを飽きるまで存分にやらせてあげる時間を。良質な集中力が鍛えられ、あと伸びする子の素質になる。
    良質な集中力とは刺激の少ないものに対して能動的に入り込める集中力(工作、お絵かき、迷路、折り紙、ブロック、パズル、ボードゲーム、読書、図鑑、音楽、自然観察、外遊びなど)

    親が楽しむ姿を見せる→家庭菜園や図書館通いは子どものためにもいいだろうと続けていたけど、まずは自分自身が楽しんでいれば、それを見た子どもも自然と興味をもつ。

  • やはり、非認知能力が重要なのだろう。読みやすいが話が断片的であった印象は拭えない。

  • 2025/01/15

    ・子どもの作品を飾る
    ・漢字等は先取りしてもよい 
    ・ホワイトボード
    ・宿題やりなさいは言わない方が良い
    →帰宅後の予定をこどもに書かせる
    自分で決めさせることに意味がある
    一度宿題できていないまま登校させて叱られる経験をするとよい
    日本地図ポスター等をお風呂、トイレに貼る
    ・得意不得意で区切らない
    ・中学受験するなら勉強は塾でやるほうがよい、家ではオフ
    ・平日も休日も生活リズムを崩さない
    早寝早起きは強み、夜9時までには寝る
    小3までは9時に寝て7時に起きる
    ・家庭菜園をする
    ・お手伝いを最低でも1年させる
    少し熱が出てもやらなくてはならない、仕事だぐらいの責任感を持たせる
    低学年までは風呂掃除がおすすめ
    ・無駄なものを家に置かない
    ものの多さは子どもの創造力を阻む
    「自分の準備は自分でする子は総じて学習に向き合う姿勢も安定している」
    ・ゲームを個人所有物にさせない

  • ・著者は、花まる学習会の代表、関西ブロック長

  • 安心できる家庭環境があれば、子供は育つ。
    能動的な集中力をつけさせる。パズル、将棋など。

  • 家は子どもにとっての安心できる場所(灯台)であるべき、みたいなお話は良かった。教育虐待しがちな家庭には「あと伸び」みたいなキャッチーなアプローチが有効なのかもしれない。それが子どもの幸せ、子どもを守ることにつながるのかも。
    言っていることに大きな異論はないけど、結局、「優秀でなければならない」という圧があって、しんどい(「優秀とは何か」も気になるけど、割愛)。「優秀」でなくても幸せに生きていける社会が良い。
    あと、全体的に母親が子育ての中心を担うという価値観のもとに書かれているので、違和感。そういう自分自身の価値観に無批判で、アップデートしていこうという気もないのか。それで他人の(子どもの)教育を語るのかぁ…という残念な気持ちになってしまった。
    伸び伸びしているようで、息苦しい。子どもが幸せなら良いけど…という感じ。

  • 花丸学習会の関西ブロック長である相澤さんが、こどもがあとで伸びるために環境づくりや家庭での習慣、親として家でできることをまとめた本。
    読んで、小さいころの家庭での環境、習慣がのちの成績に直結するということを改めて感じた。
    幼稚園や小学校の環境ももちろん大事だが、家庭が崩れていると成績も伸びないし、人として成長できない。
    日ごろから気を付けているつもりだが、家庭環境の整備、日ごろ投げかける言葉や態度に注意していこうと改めて思った。
    この本に書かれていることは、マインド面よりもスキル面の話が多いので、どんな家庭でもすぐに実践できることが多いし、家庭に取り入れやすい。
    また、取り入れた後の効果なども説得力がある。
    ぜひ、子育てに悩んでいる人、子育てをこれから始めようとしている人に読んで、取り入れていってほしいなと思った。
    子供の将来のために、どれだけ勉強してもしすぎるということはないので、家庭に取り入れやすいこの本はどんな家庭にでもバイブルとなる1冊だと思う。

    以下、やろうと思ったことを羅列する
    ・ファミリーライブラリー、絵本の面収納
    ・ホワイトボードの設置
    ・おもちゃの量の見直し
    ・家庭菜園
    ・お手伝いを任せる
    ・出かけるときは事前にどこにでかけるか伝える
    ・子供の話をしっかり聞く

  • 読んでいて取り入れたいことがたくさんあった。
    子どもが安心できる、家族がくつろげる空間が大事。

  • 先取り学習よりも、子供の興味のある事をやらせた方が良い。
    子供は集中力をつけて、興味のある事から派生して様々な事を学んでいく。
    特別な事をしなくても少しの親の工夫で子供は伸びる。

  • 「遠くまで光を届ける灯台のような家」この言葉が一番響いた。子供に毎日毎日、口うるさく言っていたらそんな風には思ってくれない。内容をちょっと忘れる頃、1ヶ月に1度は読み直したい1冊。

  • んー。目新しいことはありませんでした。  P96 中学受験の頃は、家での学習量が増えることによるストレスや二次成長期の真っ最中の子も多いので、家で下の子に対していら立ちを爆発させてしまう恐れもあるので、できる限り「勉強は塾でやる」スタンスがオススメ。  P125 お手伝いのメリット。1. 同じことをずっと続けることで責任感を育む。2. 気づきから工夫する力が身に着く。  P151 5年生になれば、子ども扱いしない。  P196 飽きるまで存分にやらせてあげる時間が、あと伸びする子が必ず持っている良質な集中力が鍛えられる。  P204 怒る時も含めて、子供が飽きずに興味を持って聞ける範囲に話を要約する。

  • 《あと伸びする子》
    =その時々で必要な寄り道を繰り返しながら
     あとから伸びていくための栄養を9歳ころまでにしっかりとたくわえ
     第二次性徴を迎えるころから学力も体力も心の力もグングンと伸びていく子

    そんな子が育つ環境づくり、家庭での習慣、学習に対する考え方、休日の過ごし方などを「花まる学習会」のメソッドにもとづき解説する

    ・ファミリーライブラリーをつくる
    ・テレビをリアルタイムで見せない
    ・家庭菜園をする
    ・親と離れる体験をさせる
    ・子どもの「夢中」を大事にする
    ・「話を聞ける子」になるには?
      ──「目次」より

    著者は「花まる学習会」(代表 高濱正伸)関西ブロック長
    (共著のかたちをとっているが、高濱の文章は「おわりに」のみ)

    《遠くまで光を届ける灯台のような家》

    住宅メーカーの知見をいかしたPART1「あと伸びする子が育つ家の環境づくり」は類書にないテーマで興味深い

  • 日々多くの子ども達に接している著者達の生ける知恵が詰まった書である。ひとつひとつの内容が腹落ちする。

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著者プロフィール

高濱正伸(たかはま まさのぶ):
花まる学習会代表。1959年、熊本生まれ。東京大学農学部・同大学院修了。
学生時代から予備校等で受験生を指導する中、学力の伸び悩み・人間関係での挫折と引きこもり傾向などの諸問題が、幼児期・児童期の環境と体験に基づいていると確信。1993年、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立(現在は年中〜中学生)。2015年より、佐賀県武雄市で官民一体型学校を開始。著書多数。

「2022年 『マンガとクイズでまるごと覚える!47都道府県地理カード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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