目からウロコが落ちるニーチェ入門―フロイトから読み解く

著者 : 梅香彰

• 大和書房 (2001年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書では、フロイトの心理学から入って、ニーチェの哲学に迫るという手法で、ともすると誤解されがちなニーチェの思想を説明。二人の思想家を並べて関連づけることにより、一人一人、別に扱うよりも理解するヒントは格段に増す。

感想・レビュー・書評

[めめめさんの感想 · 2023年4月10日]

ニーチェの哲学をフロイトの哲学から読んでいく面白い切り口の本でした。ニーチェの著作を多く引用しているのですが、筆者の解釈によってわかりやすくしてくれているので読みやすかったです。高校での倫理の勉強を活かして読むことができるので、授業でニーチェやフロイトなどの哲学が理解できなかった人にもおすすめです。

[きむりんさんの感想 · 2011年12月8日]

ニーチェもフロイトも読んだことがないので、評価しにくいのですが、一応最後まで読めたのでいい本だと思います。
特に最後の章は訴えてくるものがありました。

といっても、人に説明出来るほど理解出来ませんでした。
一つだけ痛感したのは全ては自分次第という感じでしょうか。
「自己克服」いい言葉です。

[サイデンさんの感想 · 2005年8月5日]

フロイトの心理学とニーチェの哲学は似ているということから始まって、ニーチェの生い立ちも書かれていました。