- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479790778
感想・レビュー・書評
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「プロデュース」
よく聞く言葉ですが、
一般的には、なにかを作り出すこと全般を指します。
そうすると、自己プロデュース力とは、
「自分で自分のなにかを作り出す力」と言うことになります。
本日ご紹介する本は、
4人の有名人
モハメド・アリ、 美輪明宏
ガンジー、 チャップリン
を例に自己プロデュースを紹介した1冊。
ポイントは
「人のために自分を生かす」
自己プロデュースと言うと
自分を売り出すというイメージがあるかもしれません。
しかし、本質は人のためになる自分を作ること。
本当に人のためになるものでないと売れません。
そして、自分の得意なことを生かすこと。
それが自己プロデュースにつながります。
自分の得意なことで、人を喜ばせると言うことは、
そのことで自分がパワーを受けることができます。
自分のためだけというのでは、パワーは生まれません。
人の役に立つという思いが必要です。
「仕事の幅を広げる」
より多くの人の役に立つには、
自分ができる仕事の幅を広げる必要があります。
そのためには、何かを真似して盗む、
いいものを取り入れて自分のものにする
といったことが必要です。
好きなものが多いほど、
何にでも興味があるほど、その人の世界は広がります。
「アイデア」
いいアイデアは、なかなかでるものではありません。
しかし、アイデアを生み出す力は努力で身につきます。
つねにどうしたらもっとよくなるかを考え続ける。
そして、たくさんの中から、一つずつふるい落としていくことが、
望むものを見つけ出す一番の近道。
いいアイデアがないと言うのは、
実は、努力していないだけかもしれません。
多くの人に影響を与える何かを生み出していく
考え方や、行動が学べる一冊です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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常に今の自分を乗り越えていくのが、本当の自己プロデュース力
自分の戦い方を見出し、それにキャッチフレーズを付けて売り出す
自信を持つのはいいが、その自分を客観的に見る視点が必要不可欠だ
自己プロデュースには、自分をつくり育てる面と、自分を世の中に売り出す面がある
プロセスを見せることで人を引き付ける
チャップリンのすごさは、自分の武器をすべて使い切るところにある
アイデアを生み出す技は努力で身につく
必要に応じていろいろなことを吸収していくことが最も効率の良い勉強の仕方
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◆目次◆
第1章 言葉を武器に自分を高める―モハメド・アリ
第2章 誰も真似できないポジションを確立する―美輪明宏
第3章 自らを大きな目的の象徴にする―ガンジー
第4章 自分の能力すべてを生かし切る―チャップリン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
チャップリン、モハメド・アリ、三輪明宏、そしてガンジーのエピソード集。
それを○○力と力技で自己啓発書的にまとめていることこそ"自己プロデュース力"と皮肉を言いたくなってしまう。
齋藤孝の著書にお金を払う人は島田紳助も好きなんだろな。 -
キャッチ:人生は舞台だ!自分を人に認めさせる技。
概要:モハメド・アリ、三輪明宏、ガンジー、チャップリンから学ぶ、「自分」のつくりかた! -
冷静な自己観察・想像と情熱の保持のバランスをうまくとりたい。
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ガンジーは自己プロデュースの達人だった。
計算して自分をプロデュースしていく達人だった。
決して流れに身を任せるだけの人ではなかった!
誰かに自分を拾ってもらうまで待っているような、受身の人生ではなくて、
自分を磨きながら、世間にうまくアピールしていくことの面白さ、
コツが書いてあります。
他には、モハメド・アリ、三輪明宏、チャップリンのことも書いてあります。 -
04092
モハメド・アリ、美輪明宏、ガンジー、チャップリンの生き方から。 -
美輪明宏の自己プロデュースのっ徹底ぶりに感心。ガンジーって戦略家やったんや。
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自分の見せ方は考えるべきだ!
すごい人はみな自分をプロデュースしてるんだね。 -
TOUCHING WORD for Future Generations:どこで笑うかにその人の知性が現れ、どこで悲しむかにその人の感性が現れる
http://www.touchingword.net/detail.php?id=1335