“うつ”もまた楽し 「気分転換」の処方箋

  • 大和書房 (2003年12月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784479790853

みんなの感想まとめ

うつ病という現代の「国民病」に対する理解を深めることができる一冊で、心の健康についての新しい視点を提供しています。著者は、うつ病がかつては忌避されていたことや、近年の増加傾向を踏まえ、患者が楽になるこ...

感想・レビュー・書評

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  • いまや国民病ともいえる(?)うつ病、私の周りにも、ここ10年足らずの間に、とても増えてきています。 同窓の友人、夫の縁戚など・・・ いまでこそ「市民権」を得た病気ですが、戦前は精神分裂症などとともに忌み嫌われる存在であったこと、また統計的には知能や教育水準が高いほど罹患率が上がることなど、あたらしい知識を得ることができました。 こういう素敵なお医者様と出会って、患者さんがひとりでも多く楽になるといいなぁと思いました。 

  • 風貌そのままのふわっとした語り口で読む人をほっとさせてくれる茂太さん。
    臨床の知識に基づいて、わかりやすく書かれています。

    うつになりやすい性格は日本人に多い性格でもあるとか。
    真面目で神経質な頑張りやさん。何かあった時に自分を責めて落ち込んでしまうタイプ。
    神経質な人はその性格を生かして学校の成績が良いけど、世間に出ると、仕事や人生は試験とは違うので自分一人がどう頑張っても結果が出るとは限らない!
    処方箋は目標設定を高くしすぎないこと、肩の力を抜くこと。
    ストレスがあるのは当たり前、それを感じるのは正常な神経の持ち主だという証拠。生きる気力が萎えていくような事にならなければよいのです。
    気分転換の方法を身につければ、だんだん楽になっていく…
    頭を使うストレスの後には運動が効果的なのも納得。
    精神科の門を叩く人の7割がうつだそうですが、行けば半分は治ったようなもの。
    自覚がないまま無理をしている状態よりは、風邪をひいたら病院へ行くぐらいの気持ちで、早めに気軽に相談して欲しいそうです。

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著者プロフィール

1916年、東京に生まれる。精神科医、エッセイスト。歌人・斎藤茂吉の長男。作家・北杜夫の兄。父の跡を継いで東京・府中の斎藤病院院長を務めるかたわら、テレビ出演や講演、作家活動を活発に行う。人間味あふれる話し方、卓越した人柄で多くの人を魅了し、「モタさん」の愛称で親しまれた。
著書には『いい言葉はいい人生をつくる』(成美文庫)ほかベストセラー多数。2006年逝去。

「2022年 『折れない心をつくるいい言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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