アイディアを10倍生む考える力

著者 :
  • 大和書房
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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479791768

感想・レビュー・書評

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  • 言葉をどれだけ自由に操れるかが、「考える力」に比例するといっていい。
    これはこの本の最も言いたかったことではないかと思う。やはり、言葉を使うことを通じて国語力を高めることが重要かと。

  • 考えるためのトレーニング方法を14個紹介されており、実践的

  • 考えないと脳が退化してしまう 「考える集中力」を身につける 思い込みと決めつけを取り払え 聞き上手は話し手のアイデア誘発剤 人の話を聞けない人は成長が止まる 自分に突っ込みを入れる 

  • 10倍生めると、100倍生みたくなる。それが、アイデアの秘密。

  • 目的と課題を設定することが大事。
    同じことをするにしても意識するのと、しないのとでは結果が異なる。
    まずは『自分の先達を三人用意する』『天才のクリアな考える技は真似る』からやってみよう。

  • 最近、少し器用になった分、昔ほど物事を深く考えなくなってしまっていたようだと、この本を読みながら感じた。きっちり思考する時間を持って、もっと脳の力を引き出すトレーニングをしていこうと思う。

  • 「考える」ことには、言葉を道具として使う側面があるため、言葉を操れるようになってこそ「考える」という行動を起こすことができる。
     また、何かの課題に対してテーマを設け、キーワードを書き出し、繋がりを発見する作業が考えるということだ。そのキーワードを豊富にするためには、自分の中に様々な知識をストックしておかなければ、キーワード自体が出てこない。つまり、考えるための要素が集まらないということになる。そのため、本を読んで色々な情報を入手することで、知識を豊富にしていく。その際、音読しながら本を読み進めていくことがいいそうだ。なぜなら、音読は前頭前野を鍛えることになる。前頭前野は、物事を考えるときに働く頭の機能であるからだ。

     今後、考える力を身につけるためには、音読をしながら読書を心がけようと思う。

  • 読みやすい内容。
    研究職は考えることが仕事であるが、納期意識は薄れがち。
    しかし、納期を設けることで効率よく思考を進められることができる。だらだら思考もどきをしていた自分をはっとさせられる一冊。

  • 概念→具体化
    具体例→概念化(抽象度を一段階上げる。)

    【印象に残った言葉】

    考えるとは、爽快感を伴うものだ。

    対話の中で「つながらなかったものがつながる快感」に出会うこと。

    考えるとは、現実を変える。
    考えるとは、価値を生み出す作業のこと。
    考えることは、現実に対して有効なアイデアを生むことだ。

    アインシュタインは、「あなたの研究室はどこですか?」という問いに関して、自分の万年筆を持ち上げて見せたという。

    私の場合、3色ボールペンが、刺激する道具。

    自分にとっての考えるための道具立てを持つことも大事。
    何度も同じフォームを繰り返して身につけるように、高密度に考えることを身体化することが重要だ。

    考えるとは、基本的には言葉を操り、「意味」を云ぢ明日技術だ。

    母国語を駆使することによって、はじめて考える力を高めることができる。

    言葉をどれだけ自由に操れるかが、考える力に比例する。

    繋がりの発見が、考える基本。

    つながりを発見する作業こそ考えることの基本だ。

    脳の働きがいがいいとは、脳の神経細胞が繋がっていく、その繋がり方が活発だということだ。

    脳の繋がりを自ら意識して活発にせよ。

    【造語】は、自力で考える人には、よくあることだ。
    言葉をうまく変化させれられば、言葉同士をいろいろな形でつなぎあわせることができる。

    制限を加えることで、世界が広がっていく。

    ノートが万能でないからこそ、さまざまな状況や必然が生まれ、物語が自然と展開していく。
    また、良くできたゲームは制限がしっかりしている。

    そういう膨大な制限の中で、多くの人が魅了されるプレイ、体の動きが生まれてくる。多くの絶妙な制限があるからこそクリエイティブな動きが出てくる。

    課題が決まると、アイデアは出しやすくなる。

    【チャップリン、俳優業でいちばん大事なこと】
    わたし自身の経験によれば、それを達成するうえで一番大事なことは、
    なんといっても自分自身の位置づくり、いわゆるオリエンテーションということである。つまり、舞台上の一瞬ごとに、自分はいまどこにいるか、何をしているか、を知ることである。
    まず舞台へ出ればすぐに、どこで止まるべきか、どこで向きをかえるべきか、また、どこに立って、いつ、どこに座るべきか、さらにほかの登場人物に対し、直接話しかけるべきか、それとも間接に話すべきか、そういったことをすべて、はっきり自信をもって知っていなければならない。そうしたオリエンテーションことsが権威を与えるのであり、プロとアマとの違いも実にここにある。

    自分のやっていることは、理由があることでなくてはいけないと思っているし、自分の行動の意味を、必ず説明できる自信もあります。

    最近、この前頭前夜を活動させるためには、音読と単純計算が非常に効果がある。

    鍛える力がある人というのは、もう少しギアを上げて考えようとか、ずっとトップギアに入れていると疲れているから少しゆるめようというふうに、自在にできる人のこと。

    【頭の中のギアがたくさんあって、変則が自在にできるほど、考える力がある。】

    考える力を5段変速まで引き上げるには、頭のいい人と対話のスパーリングをすることこそがいちばん効果的だ。


    【大人がさらに考える力をつけるということになると、家族相手だけではなく、頭のいい人との対話がオススメ】

    整理ができて、本当に気持ちいいといった快感を脳が覚えることが大切。

    数学は、物事を整理し、チェックをするという脳の働きを鍛える教科。

    ミスをおかすリスクを減らすようにチェックしあんがら、簡単なやり方をみつけるという考える基本。

    国語はできるだけ、横道や複雑な道に入り込むことをよしとする。

    【優れた文学作品は、読む人ごとに様々な解釈ができ、考える力を刺激してくれる。】

    どんどん深い森に入っていくことが大切。
    森にはいっていけばこそ深いもりのなかでじつは、こんなクリアな道があるとうものを発見する喜びを知る。

    アインシュタインはどんな状態でも考え続けることができる。

    人間には完成の法則ではないが、同じ状態を維持したくなるという修正がある。だから、集中したら集中した状態を維持したくなってしまう。

    集中するために深く沈んでいく。

    小刻みに時間をくぎって、集中して考える。

    脳は休ませるより、どんどん使わせるべき。


    ある1つのテーマを何時間も、何日も何カ月も、しつこく考え続けるという訓練ができれば、それなりに良い答えが出てくる。

    情報の再構成能力。

    【考えるとは、成果主義。
    ある期限の中で結果を出さなくては、何にもならない。】

    【一般論にしてしまうと、思考は進まない。】

    【リンゴを描くときには、まずリンゴという概念を捨て、一個一個の存在感を見る。】
    一般論にしてしまう先入観が、考える作業をもっとも妨げる。

    それを変えてみたらどうだろう?
    イスとは何か。4本脚ではなく、6本ではどうか。

    【設定を変えることによって、展開が全然変わってくる。】

    【話しているときでも、それはこういうことですか?と、自分の考えた具体例をあげる。】

    概念化で物事をクリア。

    概念を獲得する。

    【二つの言葉を結び付け、新しい概念を創造する。】

    【逆説的とは、一般的にいわれている本当だと思っていることに対して、逆のことをいっているが、それが真理を突いているケースのこと。】

    【逆説的な表現をなぜ使うかというと、聞いている人に衝撃と興味をひきつけるため。そして意味を提供し、認識を変えるため。】

    変換のルール(~力)

    バカボン。「なのだ力。断定力」
    パパは「なのだ」といって自分の考えを断定して、次から次へと進んでいくので、スピード感がある。

    ひゆうまは、恋愛の状況においてでも、野球に例える。
    【君には、9回裏2死万塁の切迫感がある。】

    ○○は××であると仮説を立てる。

    誤解力

    【自分にとっての古典を持つ。】

    【仰ぎ見ることによって、先達の思考様式を身につけていく】

    いちばん熱い時期は過ぎたとしても、一度先達として人は、ある時期徹底的にしみ込み、研究しているので、すでに自分の中にしっかりとその考えなどがしみ混んでいる。だから、少しずつ入れ替えることで、自分を広げる。

    【能動的に聞くことによって、自分をインスパイアさせる。】

    聞き上手の人がいると、クリエイティブな会話ができる。

    【聞き上手とは、考える力がある+頭をスローにギアチェンジすることができること】
    →自分の頭の回転を速くして、相手の話からインスパイアを受けつつ、話している相手に合わせてスローにでも、ハイスピードにもギアチェンジできる。
    そういう人は、人の話から情報を取り入れ、刺激されて、考えるちからをさらに伸ばすことができる。

    聞き上手は、話したい雰囲気をつくれる。

    考える力をつけるには、スパーリングパートナーのような人をつくり、徹底して延々とディスカッションすると効果的。
    対話をするのは、考える力を伸ばす王道。
    自分と同レベルの対話のスパーリングパートナー。

    角度。切り口。考える力。

    【言い換え力は、理解力のパロメーター】

    【言い換えを癖にしていると、思考をずらす技も身に付いてくる。】

    【意味の含有率が高いかどうかは、話したことを文字に起こした時にどのくらい残るかでわかる。】

    相手の言っていることを、心にとどめる。

    比較してみることは、考えを進めるきっかけになる。

    【歴史。いまある材料、状況を見て、その法則性を見抜き、次を予測する。】

    【未来に考えられる可能性を探す道具として過去を考える。
    その意味で、歴史を知らない人より知っている人のほうが、未来を読む能力の引き出しは多くなる】

    アイデアとは、新しいものを出す以前に、それに似たようなものは何か、と考えることで出てくる。

    【具体的なものを見て、成功している、良いと思ったら、抽象化、つまり概念化して、その秘密を見抜く。】

    自分につっこみを入れる。

    著者がいったい何を敵としているのかを考える。
    羅生門的現象。
    →下人は私である。

    チョイ不器用。

    オブジェ感覚。

    【散歩は、インスパイアされる状態になりやすい】
    →カント人の時間の中でリズミカルな運動をすることで、安定した思考が進むということがある。

    リフレッシュで思考の壁を突破する。

  • アイディアを出すということはやったことのない人にとってはどうしたら、アイディアが出せるのか途方に暮れると思います。この本に限らず斉藤先生の著書はアイディアを出すヒントが沢山載っています。

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著者プロフィール

1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部助教授。教職課程で中・高教員を養成。専攻は教育学、身体論。
著書に『宮沢賢治という身体』(宮沢賢治賞奨励賞)、『教師=身体という技術』『「ムカツク」構造』(以上、世織書房)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞)、『子どもたちはなぜキレるのか』(ちくま新書)、『スラムダンクを読み返せ ! ! 』(パラダイム)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)などがある。

「2001年 『自然体のつくり方 レスポンスする身体へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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