自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 大和書房
4.14
  • (1179)
  • (819)
  • (548)
  • (77)
  • (31)
本棚登録 : 7859
レビュー : 1002
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479791775

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • なぜ自分は「箱」に入ってしまうのか、どうすれば「箱」から脱出できるのかを
    小説形式でわかりやすく教えてくれる本。

    この本の良いところは、無暗に他人を原因としないところにある。
    自分の心を裏切ることを原因としているから、改善するときも比較的スムーズに移行できる。

    そして、この本から真に学ぶべきは主人公の「行動力」。
    方法は実践を伴って初めて意味のあるものとなる。

  • 何かを変えるってことは自分自身を変えるということと
    ほとんど同じなんだよ
    「僕ら」が変わるってことは「世界」を変えるということと
    ほとんど同じなんだよ

    SEKAI NO OWARI「天使と悪魔」を思い出した。

    人を変えるにはまず自分から。
    「表面の行動を変えるのでは人は変わらないぞ!」って耳が痛い話だな。
    箱から出て、相手を生身の人間として見て、自己正当化をやめる。

  • N先輩の薦めで読んでみた。
    「箱」に入る = 自分はこうだ/相手はこうだ
    と思ってしまうと、それにより現実を見る目が歪められ、
    相手もそれを感じ取り、それぞれが箱に入ってしまい
    どんどん「箱にはいる」(= うまくいかなくなる)という話
    (小説風に書いてある)

    確かに一理あるなと思った。

    そして、箱から出るためには
    「箱」を意識して、箱から出たい(=他の人のことを思う)こと。

    また、自分への裏切りが 箱に入るきっかけになるらしい。
    いろんな箱を自身も持っていると思う。

    箱から出ることを意識して、生きていきたい。

  • 箱の外にいて、人を人として見られる状態と箱の中にいて、人を物として見てしまう状態。自分に問題があるということ自体が見えなくなると言う問題、それを自己欺瞞という。

    人間というのは、常に他の人々に対して、箱の中にいるか外にいるかどちらかである。見た行動は変わらないが、他の人々に及ぼす影響は大いに違ってくる。

    ビジネスに限らず、子育てや教育にも活用できる。
    「息子を手を貸してあげる人間と死ではなく、叱る対象としてしか見ていなかった。息子は、それを感じて反発していた」

    箱の中にいる自分が何よりも求めていたのは、自分が正当化されること。そのためには、相手が間違っていなくてはならない。自分が箱の中にいると、相手が問題を起こす必要が出てくる。つまり、問題が必要になる。自分がひどい目にあったときこそ、もっとも必要としていたもの、つまり自己正当化の材料を手に入れることができる。
    相手は嫌な奴だった。自分が責めて当然の奴だったという証拠が得られる。これを「共謀」という。

    読後、とてもすっきりした。いい本だった。

  • 新入社員研修に最適。、

  • 人間関係を考える上で、凄く納得する本。一番初級編かな。他の本も図書館にリクエストしました。
    坂下仁さんのおすすめ本です。

    自分が、思いついた親切をしない場合…
    自分の罪悪感を、その相手に対する嫌悪感にすり替えてしまう。現象がある。それに気が付き改善していくと、人間関係が変わる。

    例えば…
    子どもがう

  • 自己欺瞞=箱の中に入っている、という話。
    なぜあの部下はあんなにも無能なのか、パートナーはなにもわかってくれない、自分の子がこんな落ちぶれているだなんて世間の恥でしかない、という様々なコミュニケーションのねじれがなぜ起きているのかを解き明かしていく。

    それは自分を裏切ることから始まる、全てはその裏切りを正当化させるために自分は絶対に正しいという思い込みを招いている悲劇に過ぎない。
    その様子をストーリーの時系列で感情を可視化しその箱の正体と向き合っていく。

    テーマが重くてなかなか気がすすまず積読されっぱなしだったけど、読み始めたらかなり面白くしかも書き方がわかりやすい上にポップなので、サクサク読み進めることができた。

    自分を正当化するために他人が間違っていてくれないと困る
    という負のループから抜け出すことによって人生の安らぎは増え、仕事へのモチベーションは上がりいいことしかない。
    だからその箱の存在に気づいてその箱の外に出よう、全ては自分の素晴らしい人生のためにってちょっとテーマ壮大だけどユーモアたっぷりに書いてあってそんなに壮大すぎる感じもなく読めた。

    それに、思い当たる節がいっぱいで自分は間違っているかもしれない問題は自分自身にあるかもしれない、そうやって気づくだけで変えていけるなら常にそのことは頭においておきたいな。

    自分への裏切りから自由になって他の人々の抵抗するのをやめて業績向上、関係の向上に集中する人生でありたい。そんな自分の願いともしっかり向き合えていい本との出会いだった。

  • 【呼んだきっかけ】
    おおよそ3年前くらいに同業さんに勧められたものの、ずっと読まずにいた本(おすすめされたのに読まないなんて、行動力なさすぎですね・・・)図書館でたまたま見かけたので読むことにしました。

    【読んだ感想】
    この本が言いたいのはつまり、「すべてのことを他人のせいにしている限り人間関係が改善することはない」「すべては自分を変えることで始まる」ということだと思いました。

    話の途中で、主人公の上司バドが自分の身におこった話(深夜に子供が泣いて目が覚めた。妻は隣で寝ているし、妻を起さないように自分が子供をあやそうとするも・・・)が出てくるのですが、これが一番印象深かった。

    「子供をあやそう」という自分の気持ちを裏切ってなにもしないでいると、なにもしない自分を正当化して、妻に対し「なまけ者だ」「ひどい母親だ」と思うようになる。さらに、自分に対しては「僕は被害者だ」「よき父なんだ」と正当化しようとする。

    自分の感情を裏切らなければ、妻を否定することも自分を正当化することもない。

    普段の自分の行動でこういうことはあるかな?と、生活していくうえで意識しようと思いました。

  • いい歳して他人の上手く付き合えない自分を少しでも変えたくて購入。他人とうまく付き合うためのいわばテクニック本をいくら読んでも根本が変わらなければ相手もそれを感じ取って本書で言う「箱に入った」状態から変わらない。共感したポイントとして、自分が他人のためにすべきだと感じたことに背いたときから、自己を正当化するために他人の欠点を探すようになる。自分の毒舌も自身のない自分を肯定するために箱に入った状態で歪んだ世界を見ているのだなあと改めて思った。自分の性格だと思っているものは本当の性格か。行動することで何かが変わる。自分の良心に素直に沿ってみようと思った。

  • 2)その本を選んだきっかけ
    2015年1月頃、親友との共同創業前に、お互い読んでおこうということで。

    3)サマリー
    自分を欺き続けていると(=箱に入り続けていると)、自分を正当化するために自分の境遇や他人に対して不平不満を抱くようになる。箱に入っている状態の人間は、他人を自分と同じように感情を持っている人間ではなく、モノとみなしている。

    4)感想、学び、活かせること
    人は自分の期待を裏切ることで、自己正当化を始めるという原理原則を知った。まずは自己正当化に自覚的になり、その原因を特定することで、深い反省になると思った。

    5)今日からはじめること、やめること
    一人の尊重すべき人間として、目の前の相手と接する。自分の視点だけで相手をみていないか、自分が間違っているかもしれないと疑う。

全1002件中 21 - 30件を表示

アービンジャー・インスティチュートの作品

ツイートする