自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 大和書房
4.14
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本棚登録 : 7858
レビュー : 1002
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479791775

感想・レビュー・書評

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  • 自己啓発本だがストーリー仕立てになっている。
    個人的には読みにくかった印象でした。

    でも内容は濃い一冊。

    箱の中に入ってしまうのは自分の感情を無視してしまう事が原因。
    自分の感情を無視することで、自分も相手も箱の中に入ってしまう。

    相手を変えようとすることは無理。
    でも箱の中に入ってしまった相手とコミュニケーションはやってはいけないこと。


    箱の中に入らない方法は、相手を受け入れる。


    そんな学びを得れた一冊でした。

  • 電車の座席に座っていると、ふと自分の前に年配の方が立つ。
    にもかかわらず、眠っているふりをしてやり過ごした事はないだろうか。

    その時、私のこころの中では「自己欺瞞」が起こっている。

    自分の隣りにいる若者も席を譲らないじゃないか。だいいち僕は今、仕事で疲れている。自分が席を譲ったら、もしかしたらこのおじいさんは怒りはじめるかもしれない。いつもだったらちゃん譲るし、今日は仕方がない日なんだ。それにこんだけ考えてるし、気を使ってるんだから僕はむしろ、いい人なんだ。

    つまり、自分偽ろうとすると、自分の行為を正当化する為に自分を擁護する理由を考え始め、相手を貶す方向に物事を考え始める。つまり、自分の「箱」に籠ってしまう。

    他人のことは行動で判断するが、自分の事は想いで評価する。

    そんな人間関係の不思議が分かりやすくまとめられた一冊です。

  • 人のせいにせず、いつも問題は自分の中にある。
    そんなことをずっと説明してくれてます。読んでて初めての人には分かりやすい印象でした。
    自己啓発を沢山読んできた人には、説明がくどいと思うかもしれないです。
    最後まで文章を読む前に言いたいことは分かるので、飛ばして結論だけ読む箇所が何度もありましたが、
    そこは人それぞれ、本の言いたいことはとても良かったです。

  • 自己欺瞞の話。
    ・自分の感情への裏切りがそもそもの根源である。
    ・自分を肯定するための言い訳を知らず知らずのうちに作り出してしまう。
    ・飛行機の座席のたとえが一番今後気に留めておける比喩だろう。
    ・誰か夫婦が座席を探しているときに、席を譲る事ができるか、カバンや書類等で来てほしくないモノとしてみるか。
    ・他人を人としてみるか、自分とはまったくことなるモノとしてみるか。ここが分かれ目なんだろう。
    ・他人の為にどう行動できるか、考える事ができるかが重要というこ。

    -引用-

    人間は、相手が自分のことをどう感じているか察知して、それに対して反応するんだ。

    こちらが外見上何をしているかではなく、心の中で相手をどう思っているかが、問題なんだ。

    他の人々の箱をみつけようとするのではなく、自分の箱を探せ。

    箱の中に入っているといって他人を責めるな。自分自身が箱の外にとどまるようにしろ。

  • 結局言いたいことは、「他人をおもいやろう」なんだと思うけどそこに行きつくまでのアプローチがおもいろい。

     箱の中と外にいる状態は、単に行動に表れるものじゃなくってもっと深いところでの問題。人を物として捉えるのではなく、自分と同じ感情のある人間として捉える。
     
     自分の感情に背いたとき人は箱に入り、自己欺瞞を行う。この状態では他人の欠点をおおげさにあげつらい、自分の長所を過大評価する。問題は相手にあるのだと思い、相手の非を責める。

     箱に入っている状態でテクニックや行動で箱の外にでることは不可能。箱の外側にあるものへの抵抗をやめた瞬間、変わり始めることができる。箱の外に留まり続けるには、箱の外に出ているときに、自分が他人に対してなすべきだと感じる感覚を尊重することである。

    家族との関係も職場の人間関係も基本的には一緒で、問題は自分が原因で発生している。自分が箱の外にでることができたら、他人にもいい影響を与えることができる。
    最後は一種のリーダー論として締めくくられてるけど、日常生活の些細な場面で応用できると思った。でも他人を責めて自分の非を認めないのって楽だからね。結局今の現状は変えられないけど、どう捉えるかは気持ち次第なんだろな。

    最後の知ったことに即して生きることのまとめの、
    ・完璧であろうと思うな、よりよくなろうと思え。
    ・自分が他の人に力を貸せているかどうかに気をつけろ
    っていう考えは生きていくうえで心を軽くする。他人が自分にどのように働いてくれるかを不安に感じているより、他人のためによりよい人間でありたいと思いながら行動するほうが主体的で、自分からアクション起こすことでくよくよしてる暇さえなくなっていくと思う。

    ここまで書いて、さて自分は?と顧みてみると、やっぱりまだまだ他の人を思いやることができてないなー。自己を正当化することで逃げている場面が思い返される。
    心の片隅に留めておこうと純粋に思える本だった。

  • たまたま本屋で見つけた一冊
    わたしたちは「自己正当化」したがる生き物

    職場や家庭など様々な人間関係のトラブルは以外と
    自分自身が創り出しているのかも?
    立ち止まって考えさせてくれる本でした

  • 翻訳本のせいか言葉の言い回しや、例えがわかりづらい部分があった。要点をコンパクトに書いていた方が読みやすかったかなと思う。 内容としては、箱の中か外かという考え方はわかりやすかった。歪んで考えてしまう原因などもイラストや図で表されていて、理解しやすかった。

  • 小説形式の本だったので、最近の身の回りの事と当てはめながら読めました。

    こうゆう本(心の持ち方、考え方)は、読んだ時にはハッとさせられます。読後の感覚、感情を半年後にも繊細に思い出せたらいいなぁと思いました。

  • 共闘関係についての記述は面白かった。

  • 私たちは「箱」に入って他者を見ると、他者は「人」ではなく「イライラの原因」でしかなくなる。
    そうしたらどんどんその循環は悪くなって行くよね。うんうん。
    じゃあどうしたらいいんだろう。
    「これはこの人のためにできるな」って思ったことを、やらなかった時、私たちは箱に入ってしまうんだ。
    言い訳や正当化ではなく、選んでいきたいな。

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