アイデア会議

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479791805

感想・レビュー・書評

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  • まず複数の意見を持ち寄って、それについて議論をすると言った感じ。
    研修ではやるけど実際はやったことない気がする。

    納得できるし、わかりやすく書いてあったのは良かった。

  • アイデアをたくさん出してもらうことを実際に何回もやらしたことがある、実際にはこちらの期待通りにはうまくいかない。この本を読んで、少しは押さえるべきツボは分かったような気がする。何かが変わることを期待。

  • 図書館で借りるも、いまいち時間切れで流し読み。
    ただ、「考具」ほどのインパクトはないような気がした。
    どちらかというと、入門編といった感じか。

  • いいアイデアに必要なのは「膨大な選択肢」である。と著者が言うように、「膨大な選択肢」を出すためのアイデア会議テクニックを述べている。

  • Business
    LifeHack

  • 星四つ

  • アイデア会議するときに陥る不効率さを解消したい。ウンウン唸るばかりで停滞してしまうことしびしばあります。
    この本では、アイデアをとにかく出すフェーズとまとめるフェーズに明確に分けてすすめること、としています。
    そしてとにかくたくさん出すことで、最終成果を向上しようとしています。
    どうやったら、参加メンバーの脳を刺激して、各アイデアの質を上げることができますかねぇ。いくつかの手法が紹介されていますが、キラキラしたものは無かったと思います。ソコは永遠のテーマのような気がします。

  • チームワークでアイデアを創出する方法を紹介する一冊。
    メンバーの役割や会議のやり方等具体的に書かれており、参考になります。

  • アイデアの重要性を訴えるブレスト論のような本。
    発散と収束の重要性、考えるプランナーと決定して進めていくディレクターの役目の重要性を何度も強調している。

    ・Who 参加者の役割を明確に分けることが全てのスタート
    ・アイデア出し尽くし会議ではプランナーは事前にアイデアを考えて紙に書いておくこと
    ・アイデア会議のゴールデンルール ①持ち寄る(手ぶら禁止)②発言と発言者を切り離す③選ぶ
    ・いいとこどりしたアイデアはかえって個性を失ってしまう
    ・いいアイデアとは世の中尺度と提案先尺度のバランスの上にある
    ・考えるとは紙に書くこと。質は量が生む
    ・アイデアを磨くことはダメ出しをするのではなく、アイデアのよいところ、可能性のあるところをもっと明確にしてあげること。
    ・言葉を言い換えることで切り口をかえてみる
    ・ゴールイメージを強化するためのプランを考えてきてもらうことも一つ
    ・アイデア会議の紙の使い方。
    A分けてみる。分割する 
    B具体化する
    C言い換える
    Dペンを太くする Eポンチ絵をかいてみる
    ・机の使い方
    Aアイデアを見せる
    Bアイデアを動かす
    Cアイデアをくっつける
    Dアイデアは残しておく
    ・ホワイトボードの使い方
    A何を考えているかを明示する キーワードを丸で囲む

  • おもしろいアイデアを形にしていくのに、アイデアの数って絶対に必要だと思います。
    どれだけ出せるか。出しているうちにアンテナの感度もあがるし、アイデアの質もあがってくる。
    まずは量を出すことがどれだけできるか、ってすごい大事だと思うし、そんなアイデアを出せる人でチームを組んで、何人もいていつもおもしろいアイデアの中でブレストができたら楽しいなぁと思って、周りの仲間にアンケートをお願いしてみたり、ブレストに入ってもらったりしてます。

    アイデアをたくさん出せる仲間にそのアイデアの出し方を聞いていくと、そのやり方ってみんな違ってる。自分のやり方を持ってる人が多いけど、やり方は自分で見つけて、自己流を確立してる人が多い。
    ちなみに僕のやり方は、割とざっくりコンセプトとか大枠を決めて、それを人に話しながら詰めていくことが多いです。だから、一人で考えて最初に出すものの完成度はかなり低いと思います。でも、その分数を出せる。ジャンルをあまり限定しないで動いているので、そのそれぞれの活動の中でのいいところを橋渡ししながらアイデアのストックを増やしているので、そういう動き方ができるのが自分の強みなのかなと思ってます。

  • いきなり集まるのではなく、プランナーとディレクターとの役割分担をはっきりさせた上で、アイデア出しに必要な準備時間を確保し、必ず紙に書き出したアイデアを持って集まる。言われてみれば当然の話なのですが、普段の自分がやっているやり方と比較すると、取り敢えず手ぶらで集まって時間を無駄にしたり、ディレクターの役が決まっていなくて、お互いが出したアイデアのダメ出しをして終わったり、ということが多い気がします。
    また、「発言と発言者を切り離す」ことも重要という指摘も確かにその通りと思いました。そもそも会議に参加さえしていない上役がどういう反応をするかを先回りして、アイデア出しが必要以上に萎縮する傾向があるかもしれません。
    実践で試してみたいです。

  • 発言の本質に注目。not 誰がいったか。
    ワクワク、reasonable。

  • 「打ち合わせ」なので手ぶらはNG。

    なるほど、と納得する内容だった。

    いきなり企画会議がうまくいかない理由も同様だ。
    もう一度読み直す。

  • 企画とか作る機会はないけど参考になりました

  • 参考になります。

  • 筆者の「企画会議をする前にアイデア会議をしろ」というメッセージを軸に書かれている本。

    でも帯に書かれている「いい企画が欲しい人、チームリーダーの人、ぜひ読んでみてください」というキャッチどおりではなかった気がします。

    そんなに目新しいことは書かれていなかったけど、筆者のいうようにこの本に書かれていることを実践するのは非常によいことだと感じた。

    「考具」と一緒に読むと、一層内容が理解できる。読みやすい文体なので興味をもたれた方にはおすすめです。

  • まずはアイデア! たくさんたくさん出さないと これは無理かもと思わずたくさんたくさん出す!それからコーディネーターのリードのもと まとめていく
    いい会議はまずアイデア会議から、

  • 内容的には知っていることが多かったけど、会議でこの手のことをやらないところは多いので大事なことだとは思う。
    この手の知識発想系の技術って軽視されたりするので、一度は読んでおいて知っておいたほうが良い。

  • 【Memo】

    アイディアに行き詰ったときに買った本。
    題名そのまま過ぎてつい手にとりました。

    一番の収穫は、「企画から入らない」大切さを知れたこと。
    どうも話し合いの場にある程度の企画で持ってっちゃう癖があったんだけど、それだと広がりが出ないんだそうで。

    この本いわく、

    <1st>
    アイディア出しまくり大会(1.5~2h)
    ※細かく作りすぎない
    ※アイディアのレベルを上げすぎない
    →いいアイディアが出なければもう一回
    (どんなへぼいアイディアでも企画に整えてしまうことはできる「らしさでごまかすな」)

    <2nd>
    絞り込み⇒企画立案

    「くだらないアイディアが実は重要」
    アイディア会議を俯瞰してみると…
    →自分はつまらないと思っていても隣の人にとっては意味のあるアイディアかもしれない

    「アイディアの言い換えが大事」
    アイディアを考えている段階では、一度から二度くらいしかなかったはずの角度差であっても、それが最終的な実施企画まで落としこまれて行ったころには大きな開きになっているはず。
    ex.「アグレッシブ」と「ジャンプ」どちらの言葉を当てはめたほうが、そのアイディアのいいところがはっきりするのか?マインドマップで考えるのも○

    「大きな言い換えが選択肢を大きく広げる」
    �アイディアの基本コンセプトはそのままに詳細を詰めていく言い換え
    �もっと大胆にコンセプトそのものを言い換えてしまう
    ex.おばあちゃんの知恵袋→�おばあちゃん100人の知恵袋 �マサイ族の知恵袋…

    「コア・アイディアの条件」
    「間違いない!」という抜群のアイディアにはなかなか出会えない。「これはいけるかも・・・?」レベルのアイディアを育てていって、ラインを超えさせるまでディレクターとプランナーが面倒を見る。

    「『面白い(interesting)』と『筋がいい』のバランス」
    「新しい」と「効果がある」を混同しないようにしたい。目新しさだけでは目を引くかもしれないが、与えられた課題の最終ゴールをクリアできるかどうかは別問題。

    「コア・アイディアの個性を失わないで企画にまとめる」
    大事なのは「企画のどこにアイディアがあるのか」がはっきり分かること


    この1stから2ndの流れは当たり前のようだけど、ここで重要なのは、企画のブレストをやらないこと。
    やっぱ時間が迫ると具体的な形で進めたくなるけど、企画にしちゃうと一人の意思が反映されすぎてなかなかブレイクスルーが生まれない。
    ええ、身をもって感じました。
    ただこの本、厚みの割りに中身があんまないので精読する必要はなさそうです。

  • ブレスト会議がうまくいかないと思っている人は多いと思いますが、その原因が本書でよくわかりました。
    『拡散と収束は同時にやれない』など言われるとなるほど、と思う小さなことに気づかされます。著者曰く、『知って、わかって、やらないのが一番いけない』そうならないようにしたい。

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著者プロフィール

加藤 昌治:
作家/広告会社勤務
大阪府出身。千葉県立千葉髙等学校卒。1994年大手広告会社入社。情報環境の改善を通じてクライアントのブランド価値を高めることをミッションとし、マーケティングとマネジメントの両面から課題解決を実現する情報戦略・企画の立案、実施を担当。著書に『考具』(CCCメディアハウス、2003年)、『発想法の使い方』(日経文庫、2015年)、『チームで考える「アイデア会議」考具応用編』(CCCメディアハウス、2017年)、『アイデアはどこからやってくるのか 考具基礎編』(CCCメディアハウス、2017年)、ナビゲーターを務めた『アイデア・バイブル』(ダイヤモンド社、2012年)がある。

「2021年 『仕事人生あんちょこ辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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