- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479791997
作品紹介・あらすじ
『希望格差社会』の山田昌弘とコーチングの第一人者伊藤守が新たな格差問題に挑む。
感想・レビュー・書評
-
10年前の本にしては
よく未来をよそくしている。
いままさにそんな感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コミュニケーション能力
→相手を「話したい」という気にさせる能力 -
文字が大きくてサラッと読めた。
子どもの創造性を高めるには
☆親が本を読む
☆両親が知的な会話をする
☆コンサートや展覧会に連れて行く
というのが印象的だった。
格差は連鎖する、というのは否定できない。
精神的にも物理的にも、ゆとりある生活をするためには1人しか産めないな、と常々思っていたのだが、やはりそうだと思った。
そしてまもなく生まれてくる子がコミュ力がある子に育つよう、(それが、我が子の幸せに繋がるように思えるので)意識して育てていきたいと思った。 -
コミュニケーション能力によって、家族関係や仕事に格差が生まれてくるというのは説得力あり。
-
読み方が悪いのか、格差とコミュニケーションの相関がよくわからない。二人の先生がそれぞれに持論を展開している感じ。
-
あさきゆめみし 大和和紀 源氏物語
一番多感な時期に知的刺激を十分に与える環境だった否かで、成長した時に格差が生じます。
努力してもしなくても同じだと考えると、絶望が生じる 社会心理学者ネッセ
今の20歳は結婚して離婚しないのは二人に一人
認知能力は子供の時代から身に着く 社会学者アンデルセン
1 家に本があるか 親が本を読んでいるか
2 親が知的な会話をするか
3 小さいころから展覧会やコンサートにつれていってもらっているか
人は努力が報われれば希望という感情が湧き、努力が報われないと絶望という感情を抱く
意欲も能力も高い社員を育てたいと思うなら、常に学習する機会を与えること。これが一番の方法です。学習する機会を与えずに、意欲に働きかけたり、努力ばかり求めたりしても意味がない。
努力は強いられるものではなく、自分にはできるという未来が見えて初めて、自らするものです。
ゴーン 経営者がやることは従業員のやる気を起こさせること
もっとも効果的なコミュニケーションは20%の意見と80%の質問です。
バーナードショー 人間を賢くするのは経験ではない。期待だ。未来に対する期待だ。 -
その通りです。
基本は、コミュニケーションです。これができないと、職にありつけません。
ト,2008.10.31 -
ある種科学的でないとんでも本。
でもそうだよね、と思わせるだけの説得力はある。印象にのこった話をいくつか。
人間にとって人間は味方であると同時に一番の敵であり、それを見極めるために脳は発達する。すなわち脳はコミュニケーションにより発達する。
よってコミュニケーション能力の差が人生に格差をつくる…と。でさらにはそうした格差は固定化する。なぜならコミュニケーション能力のない人はコミュニケーション能力のある人をそだてられないから。また、めぐまれない境遇で単純労働にいそしむ人を支えているのは夢である、とも。期待がなければ人は努力しなくなってしまうのだ。
それ故現代、はモノではなく幻想にお金を払う時代なのである。