和田裕美の「稼げる営業」になる!―お金と感謝がやってくる3つのステップ

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479792093

感想・レビュー・書評

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  • 回覧 2007.8.6
    和田さんの新刊。
    三省堂ではビジネス書ランキング一位。

    この本は営業の本というより、お金の素敵な考え方の本です!
    幸せになりたい、出世したい、成功したい、豊かになりたい、、
    という人にはぜひおススメ、読んで価値ある本です。

    最近はどうやったら儲かるか、一億稼ぐとか、そういうノウハウ
    ものが多い中で、健康的なお金の本です。

    ☆お金は自分の経験を増やすことに使っていくのいいと思います。

    ☆今の自分が持っている最大の財産が自分自身です。
    自己投資というものは、自分の内側に眠っている可能性に投資する
    ことです。

    ☆お金より大切なのは、人生の時間だから、、、お金を貯めてからより
    働いて返していくほうが、人は頑張って稼げるようになります。

    ☆これからの日本で売れる営業になるためには
    業界のことを知っているだけでは通用しない
    専門的な知識や大きな経済を見る目も必要
    笑顔も大事。
    人柄も大事。
    でも、これからは、そこに知識も加えないと。

    ☆私が売っていたのは「未来の夢」

    • atuki029さん
      現代ではお金を稼ぐことが目的とした風潮がありますが、和田さんは手段として考え、お金を使うことで得られるワクワク感だったり、経験を大事にされて...
      現代ではお金を稼ぐことが目的とした風潮がありますが、和田さんは手段として考え、お金を使うことで得られるワクワク感だったり、経験を大事にされている方ですね。

      世の中で成功されている方で特に尊敬できる人はみなさんお金を手段として考えられている方が多い気がします。
      また私が尊敬できるのもそういう考え方を持っている方です。
      2012/10/03
  • 売る人、買う人。どちら側の人に対しても「お金」(特に使い方)に関する意識をいい方向に変えてくれるのではないでしょうか。


    私達はお金を出してものを買うとき、その値段に合うだけの価値があるかどうかを判断していると思います。しかし、目の前のそのものだけではなく、付随する価値を見出せるか。私達が本当にお金で買うものは、物質的な「もの」ではなく、時間であったり、経験であったり、未来であったり。売る側の営業も同じ。そのもの自体を売るのではなく、それを買ってくれる人が得られるものを明確にすること。

    著者の和田さんが営業していたのは英会話。
    英語を学ぶことが目的ではなく、英語を身につけて何をしたいのか。
    例えば英語力を使った仕事をしたいから、
    というのであれば、なぜその仕事をしたいのか?
    英語力があったほうが良い収入が得られるから、
    というのであれば、なんで高収入を得たいのか?
    その人が本当に手にしたいもの。得られるものを意識させることができるか。

    お金を出して買うものは、物質的なそれ自体はあくまでも手段。それを手にすることで得られるものは何なのか。何のためにそれを手に入れようとするのか。そこを意識できるかどうかが、有効なお金の使い方に繋がるのだと思います。

    営業というよりはむしろお金の使い方の本だと思います。なので一般的な営業の本と期待して読んだり、和田裕美さんを知らない営業の人がこの本を最初に読んでもしっくりこないのではないかという気がします。しかし、お金の本当の価値を知ることが出来ます。この根本的な考え方の上にたってこそ、いわゆる一般的な営業の本に書かれているようなテクニックなどが活きてくるはずです。

  • お金について真剣に考えることがタブーのような世の中、営業は大変だろうな~と思ってた。でも、ひとつひとつお金の問題を見つめていくことで、何が大変で何をどう捉えれば楽に、楽しくなれるのかわかった気がする。捉えてはいけないようなこと、答えのないようなことを見つめることも大切。お金はただ単に金ではない。

  • チェック項目28箇所。営業の仕事には自分自身のお金の使い方がどうあるかによって、結果がすごく影響される。どんな人でも決断するときはものすごく大きいプレッシャーと闘う。できないから諦める→できる方法を考える。自分の人生を自分で作る。先延ばしはお金は失わないけど、時間を失う。今日は今日しかない。早く経験したほうがいい。お金の価値は下がるし、年齢は上がっていく。人の行動を妨げるのは未知への恐怖と損失への恐怖。価値>価格のイメージをもてればみんなハッピー。何にお金を使うのか決めるのは自分。どっちが自分にとって大切で自分の未来に有益なのか自分で考える。お金がないときも楽しめるような人になる。楽しく生きていればお金はめぐってくる。お金のハードルは本人だけでなく家族も一緒に乗り越えないと前進できない場合がある。価値観の違う相手には「目的・効果・可能性・支払方法・自己責任を明確に伝える。」お金のことを家族に話すときは交渉がいい。「こういう目標に向かっていくので理解してください。」今の自分が持っている最大の財産は自分自身。自己投資とは自分の内側に眠っている可能性に投資すること。クレジット・・・お金を貯めてから購入するより、働いて返していく方が頑張って生きて稼げるようになる場合もあり。本当の不安は今の自分が経験して感じる何かから始まる未来を、捨ててしまうことの方が大きな不安。空間や快適さにお金を使うことはお金はなくなり、モノは残らないけれど思い出や知識になって残る。お金は経済の血液。お金を動かすのは営業マンの仕事。自分が売るのは英語が話せるようになる未来。お金の流れ・・・円と縁と援。優先順位の一番が自分ではいけない。お客様に感謝される営業マンがもっているもの・・・お金、未来の考え方、ワクワクのつくり方、相手のためになりたいという純粋な気持ち、どうしたらもっと稼げるようになるか考える。

  • お金に対する概念が変化する本。お金に対してや営業に対して、ネガティブな感情になったときに読み直してみるといいと思います。ファイナンシャル・アドバイザーをしていたときに、伝えていたことと同じことも書かれていました。

  • 日経ビジネスAssocieに連載をされている和田裕美さんの著作。

    ご自身の営業経験に基づいた本です。
    と言っても営業さんに関わらず、社会人なら誰でも読んで楽しめます。

    営業はある意味"お金"に最も近いところで働く仕事と言えます。
    よって"お金"にうるさくなるのは必然。

    それを踏まえたうえで"お金"以上に大切な"時間"について説いています。

    今の社会では"お金"は切っても切れないもの。
    そしてその"お金"に振り回されている人がなんと多いことか。
    頭では分かっていてもつい感情に出てしまうものです。
    和田さんだって最初はそうだったのですから。

    きっと和田さんは「金持ち父さん」のファンですね。
    随所にそれが見受けられます。

    営業以外の方は本質を掴むのが少し難しいかもしれません。
    それと誤解を招く表現もありますので注意が必要です。

    興味のある方は是非一度読んで"お金"との付き合い方を考えてみてください。

  • ● チャンスの神様は前髪しかないから、目の前に来たときにつかまないと、「あっ、やっぱり欲しい」と思っても、後ろはつかむところがありません。

    ● お金より大切なものは人生の時間だから、デフレになって今より半額になって買えたとしたって、その5年間に失った時間は、きっと半額になって得した金額とは比較できない価値があるはずです。

    ● ちょっとがんばったらできることであれば、ちょっとがんばって経験したほうが、あとで全部、もとがとれます。だからお金は、自分の経験が増えることに使っていくのがいいと思います。

    ● お金があるから幸せで豊かになるのではなく、お金があることによって手に入れる快適な空間によって、気分がよくなって、心がゆったりして幸せなんだなぁと。

    ● お金は貯めてじっとさせているものではなくて動かすものであり、使うものです。お金は経験を増やすひとつの道具にすぎません。

    ● 買ってもらったあとの喜びや感動を売っている人は、その後、感動をしたお客さんが新しいお客さんを紹介してくれるので、売り上げを追いかけなくても売り上げがついてきてくれるスタイルを、自然に構築できます。

  • 購入を前に
    「お金が・・」と躊躇している人を前に
    どう 購入にもっていくかという事が書かれています

    モノをうるのではなく
    その先にある 体験 経験 そこからくるワクワク感を売る
    という考え方は納得です。

    所々の文面 文句から
    キャッチセールス 悪徳的なイメージが頭に浮かび
    嫌悪感を感じることもありましたが
    モノをうるということの考え方
    接客 販売 営業の参考になりました

    明日から
    絵画 英会話 宝石がうれそうな気がしますw

  • OKWAVE兼元さんから頂いた本?

    ブリタニカ(1個50万円程度の英語教材)にてフルコミッション営業で、
    プレゼンしたお客様の95%から契約をいただく圧倒的な営業力で日本でトップ、
    世界142社中2位の伝説的な実績を残す和田さんの本。

    営業の話と言うより「金持ち父さん」に近く、
    経済とかお金のことを学ぼうと言う内容が強い印象。

    3つのステップは特に頭に残らない。


    営業を始め、自分が高いと思う50万円の英語教材を客に売れずにいると
    悩んでいたときに、英語を話せる友人に「1000万円で英語力売る?」
    って聞いたところから始まって。

    「1億でも売らない。」

    と答えられたところから。

    始まり、営業はその先にある夢を売る。

    ワクワク感で売る。

    そんなことが書かれている

    <<営業テクニック>>
    ○金額表は長く見せない。
    ワクワク話をしてるのに、目の前に入ると脳は認識してしまう。
    また失敗・騙されるとアラートを出す。

    ○金額以外の理由で拒んでいるかを聞く。
    人間の脳はなんでも関連付けるように出来ている。
    だから一つのマイナス要因があると、それと関連付けて悪い方向に
    ばかり考えてしまうので。

    お金があったら欲しいですか?みたいな質問をする。

    <<お金の価値観>>

    ○親は無責任に自分の金の価値観をすりこむ。
    家族を乗り越えることが必要。

    ○高いごはんを買うのではなく『経験』を買う。
    ちょっとがんばって出来ることは大概もとが取れる。何事も試してみる。

    例)リッツに泊まる、高級一流イタリアンを食う。

    引用1:51%の決断
    1%でも良いと思ったら買ってきた!成功した例の方が多い。(松下幸之助)

    引用2:ナポレオンヒルのインタビュー
    カーネギーにこれから成功する人にインタビューしろと言われ、
    会う前日は最高級ホテルにいつも泊まった。

    引用3:日本人は世界一ブランドが売れる。
    日本人は形に残るものが大好きである。
    体験など『空間』に価値を感じられたら金持ちになるチャンス。

    〇借金が信用になることもある
    借金を継続的にして、返せることをわからせ、
    また銀行に金利の形で払うことで借りを作っておけるから、
    困ったときに貸して貰える。

    ○海外のお金の流れを感じる
    イギリスは金融の国、資源を持たないイギリスは海外の企業をなんでも受け入れる。
    一方、資源が無い意味で同じである日本は言語や習慣が海外の人には大変。

    他国が乗り込みにくい。だからインド・シンガポールなどに行ってしまってる。

  • 営業本ですが、メインはお金に対する考え方で営業意外の方にもおすすめです。お金がないからできないは、できないことのいいわけですね。本当にやりたければどうすればお金が用意できるかを考えます。

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著者プロフィール

和田裕美(わだ・ひろみ)
作家、京都出身。
外資系教育会社での勤務経験から『世界No.2営業ウーマンの「売れる営業」に変わる本』を上梓しデビュー。著書の累計は230万部を超え、女性ビジネス書作家の先駆けと呼ばれている。『ファンに愛され、売れ続ける秘訣』『人に好かれる話し方』『人生を好転させる「新・陽転思考」』小説『タカラモノ』、そしてロングセラーとなる『和田裕美の営業手帳』など著作多数。華々しい経歴の陰にあった家庭環境や自身の極度な引っ込み思案を背景に書いた絵本『ぼくはちいさくてしろい』は、道徳科教科書『いきるちから』に掲載されている。NHK Eテレ「芸人先生」レギュラー出演、FM FUJI「WADA CAFÉ」パーソナリティーなどメディアでも活躍。
2023年、自身の小説『タカラモノ』を舞台劇化した。

「2023年 『2024 W's Diary 和田裕美の営業手帳2024(サックスブルー)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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