ラクをしないと成果は出ない

著者 :
  • 大和書房
3.22
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本棚登録 : 1337
感想 : 209
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479792369

作品紹介・あらすじ

「一生懸命」に働くな!好きな仕事で所得倍増。会いたい人が会いに来る。自分の時間を確保する-。「やるべきこと」を圧縮し、「やりたいこと」を拡大する100のアイデア。

感想・レビュー・書評

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  • 人生で優先したいことを日垣さんがリストアップしたもの。
    当たり前のものから参考にしたいものまでいろいろ。

    1ラクをして成果を上げるのが基本中の基本
    2ゴールを必ずイメージしてから仕事に取りかかる
    3自分にしかできないことをしている人を、素朴に尊敬する
    6外部の人に自分の仕事のおもしろさが伝わらなければそれはつまらない証拠
    9自分に対する相手の優先順位を上げてもらうことが仕事の基本「
    11「つまらない」と思ったら、できるだけ早く撤退する
    12情報収集にのめりこまない。情報とは「出会う」ものだからである。
    25お願いした場合は「いつでも」という
    32依頼には即決で答える
    35NGな人には説明しない。NGな人とはモメない
    40NG上司に煩わされない
    49「好き」を安さの言い訳にしない
    51好きな仕事を増やすために、好きではない仕事を毎年2割ずつ減らす
    60自由に生きるために健康を維持する
    61今いるメンバーを前提にする。「うまくいかない」のを彼らのせいにしない
    66毎日仕事尾が終わったら机の上と周辺を完全にリセットする
    74人を待たせない。待たされても怒らない
    78出欠を迷うイベントにはいかない
    83「本格的に勉強したい」分野の仕事を引き受ける
    84アウトプットしないものは、インプットしない
    85数値目標とその根拠を明白にもつ
    87「新鮮でおもしろいこと」は30秒で説明する
    89相手を飽きさせず1時間話せたらお金になる
    90「必要でないこと」は極力やらない

  • ラクをして成果を上げるのが基本中の基本からはじまり、
    全部で100個の仕事術が書かれている。
    わかりやすく、読みやすくまとまっているので、
    自分で使えると思ったところだけ試してみればよいと思う。

    僕が参考になったのはたとえば下記のようなこと。
    ・ゼロから築くより、すでにあるパターンを盗んで組み合わせるほうが、ずっと効率がいい
    ・自分にできないことをしている人を「素朴に」尊敬してしまう
    ・素材を使い切らず、続編に即対応
    ・よくわからないなら、現場に行けば、何かは見えてくる
    ・セミナーなどで興味がわいたことは必ずメモして、疑問はすぐに調べる
    ・会いたい人がいたら、まわりにその人に会いたいと広めておく
    ・誰かに何かを薦められたら、とりあえず取り入れる、やってみる
    ・苦手なことは人の手を借りて解決する
    ・「やらないことリスト」で何をしないかを明確にしていく
    ・自由に生きるためには健康を維持する
    ・今いるメンバーを前提に、失敗しても誰かのせいにしない
    ・共有することばの定義は明確にする
    ・休暇の終わりのほうは少しずつ仕事をしてウォーミングアップしたほうが復帰がスムーズ
    ・よほどゆとりがない限り、正義に多大なエネルギーを注がない
    ・出欠の迷うイベントは行かないと決めておく
    ・ノウハウはどんどん公開する
    ・好きをお金にする努力を続けるべき
    ・昨日と違う今日、今月と違う来月、来年と違う再来年にする
    ・大切な人は命がけで守る

  • 2/25読了

    目次を本人のサイトからコピペ。
    第1章 基本編
     1 ラクをして成果を上げるのが基本中の基本 
     2 ゴールを必ずイメージしてから仕事に取りかかる
     3 自分にできないことをしている人を、素朴に尊敬する
       →違う尺度を持ち出して、自分の方が優れてるなどとは
        絶対に言わないこと。
     4 お金で自分の時間は買えない。他人の時間なら買える
     5 「ぜひ続編を」に即対応できるよう、素材は使い切らない
     6 外部の人に自分の仕事のおもしろさが伝わらなければ、それはつまらない証拠
     7 よくわからなかったら現場に行って考える
     8 気になったら、まず買う
     9 自分に対する相手の優先順位を上げてもらうことが仕事の基本
      →とにかくうるさく言う(吉越)のも手
    10 全体像と個別の処方箋を混同しない
      →環境・他人を、自分ができない理由に使わない。

     第2章 インプット編

     11 「つまらない」と思ったら、できるだけ早く撤退する
      →ただし、新しいことには挑戦すること。
      「常に自分に課題を課していく人が思想的貴族だ。
       すぐれた人間とは、自分自身に多くを課すもののことである。」  
     12 情報収集にのめりこまない。情報とは「出合う」ものだからである
     13 立ち読みは書店でなく家の中でする
     14 若いうちはテーマなしで一日一冊、四〇代は一日で五冊
     15 興味がわいたことは講演やセミナーに出て、全体像と情報源を
       一気に押さえる
      →そこで浮かんだ疑問は大事にすること。
     16 書棚一本の本がたまったら、新しい分野を開拓できる
      →短期集中して本を読むことで、専門家を凌駕できる。
     17 ブログを世界中の井戸端会議における、「立ち聞き」として活用する
     18 ウソには必ず理由や背景がある。それを探るとインプットが効率的になる
     19 発行部数数千部のメルマガや専門誌や白書類にたくさん目を通す
      →マイナーなものは面白い情報の宝庫。
     20 図書館に行けば行くほど「無駄遣い」になる

     第3章 ネットワーク編

     21 いざという集まりには万難を排して参加する
     22 アイデアは他人の頭で揉んでもらう
     23 メールの未処理は「なし」の状態にして帰宅する
      →返信は遅れれば遅れるほど、余計なことを書かねばならない。
       返信するために時間がかかるものは、その旨をすぐに返信。
     24 会いたい人にはできるだけ向こうから望んで会ってもらうように仕向ける
     25 お願いした場合は「いつでも」と言う
     26 予測がつかなかったら、親しい友人と賭けをする
     27 人から薦められたものは、無理をしてでも即日取り入れる
      →すぐに反応しないと、次から薦められなくなる。
     28 期待値を下げる
     29 自分の実力をマッピングしておく。身の丈を知ったうえで見栄を張る
     30 先輩の一言アドバイスには、とにかくまず従ってみる

     第4章 撃退編
     31 締切日に納品しても、返信がないような会社とは仕事をしない
      →当たり前の作業、ルーチン作業にもお礼を必ず言う。
     32 依頼には即決で答える
      →保留してしまうと、相手は回答を得るまで動けない。
     33 愉しめない喧嘩は避ける
     34 自爆しない
      →嫌なことに二つ以上の理由を付けない。他人のせいにしない。
     35 NGな人には説明しない。NGな人とはモメない
      →説明は、すればするほどアラが出る。立場が弱くなる。
     36 クレームは、成長に不可欠なもの(一割)と、無駄(九割)に
       分かれる
     37 できるだけ葬式には行かない努力を
     38 三日かかることは一日でやる
      →効率を上げる。制限を設けてアイデア、工夫を生み出す。
       さもなければ、仕事は時間いっぱいまで膨張する。
     39 「苦手なこと」は人の手を借りて解決する
     40 NG上司に煩わされない

     第5章 独立編

     41 本当に「良いもの」は自分で売ってみる
     42 出された問題はすべてその場で解決の方向と、「いつまでに」を
       明確にする
     43 今の仕事を30年後にもやっているかを自問。もしNOなら続かない
     44 自分の仕事が黒字になっていなかったら、絶対に会社を辞めない
     45 商売道具への投資はケチらない
     46 最初から必ず黒字にする
     47 「この社と切れたら自分がアウト」という取引先は作らない
     48 「やりたいこと」を周囲に話しておく
     49 「好き」を安さの言い訳にしない
     50 独自の販売回路をもち、その売り上げは五年で二倍が最低ライン

     第6章 継続編

     51 好きな仕事を増やすために、好きではない仕事を毎年二割ずつ
       削除する
     52 「なるほど」と思ったことは、二四時間以内に「やる」メドをつける
      →数値目標を決める。24h以内に必ず何かのアクションを起こす。
     53 過去を振り返らない
     54 「何をしないか」を明確にしてゆく
     55 常に確率を意識する
     56 一発屋でなく、人気(売り上げ)×継続の面積を広げていく
     57 貯金しなくても良いようなキャッシュフローを、常態化する
     58 問題を見つけたら、必ず即日解決の糸口を見つけておく
      →拙速上等。早い方が得。少し工夫が得。
     59 継続させる小さな工夫を
     60 自由に生きるために健康を維持する

     第7章 組織編

     60 今いるメンバーを前提にする。「上手くいかない」のを彼らのせいにしない
     62 会議や集会は、参加者全員が「待ち遠しい」仕掛けをつくる
     63 自分の「忘れグセ」を前提に、「忘れても、できる」仕組みをつくる
     64 共有する言葉の定義を明確にしないと、誤解が量産される
     65 コーチはするものではなく、優秀なコーチに短期間「つく」のが近道
     66 どれくらい時間がかかるかは先に訊く。ギャラも先に決めておく
      →値段よりも早さの方が交渉しやすいから。
       しかも早いと安くしやすい。
     67 インセンティブを高める工夫だけで、成果が上がる場合は
       予想外に多い
     68 毎日仕事が終わったら、机の上と周辺を完全にリセットする
     69 「約束の優先順位」を見直すクセをもつ
     70 休暇中も仕事をしたほうが、のんびりできる

     第8章 時間編

     71 会議は一企画につき二度だけで終える
     72 決裁は火曜日の午前一〇時半から、と決めておく
     73 探し物は一ヵ月で合計一時間以内に
     74 人を待たせない。待たされても怒らない
     75 「遅刻してしまった!」を先にイメージする
     76 よほどゆとりがない限り、正義に多大なエネルギーを注がない
     77 レファ本の常備は時間を節約する
     78 出欠を迷うイベントには行かない
     79 一万円札と名刺は三ヵ所に入れておく
     80 もう腕時計をしない

     第9章 アウトプット編

     81 ノウハウはどんどん公開する
       →仕事相手にも公開して全体のレベルアップを図る。
     82 「好き」をお金にしてゆく
       →「好き」は自分を動かすエネルギー
     83 「本格的に勉強したい」分野の仕事を引き受ける
       →お金をもらって勉強する。
       興味のある分野の本を5冊まず読む。増えていくのであれば
       適正あり。
     84 アウトプットしないものはインプットしない
       必要なもの以外は入力しない。感情、こだわりは以ての外。
     85 数値目標とその根拠を明白にもつ
       →NG「英語を喋れるように」OK「一日一回、英語で挨拶」
       また、あるエリアでプロになろうと思ったら、おおよそ
       一万時間が目安。3h/dayで一年。
     86 同じネタで何度も稼がないように自戒する
     87 「新鮮でおもしろいこと」は三〇秒で説明する
     88 毎晩アルコールが欠かせない人は伸びない
     89 相手を飽きさせず一時間話せたらお金になる
     90 「必要でないこと」は極力やらない

     第10章 生活技術編

     91 死以外の悲劇は、一〇年後に必ず人生の肥やしになる
     92 子どもができたら、「仕事で二〇年後にブレイクする」準備を始める
     93 昨日と違う今日、今月と違う来月、来年と違う再来年にする
     94 加齢とともに遊び時間を増やしてゆく
     95 最悪の事態を想定し、その兆候が出たら動く
     96 よほど親しい人以外にはプレゼントをしない
     97 ドタキャンは月に一度だけ、と決めておく
     98 旅行用の持ち物リストをつくっておく
     99 子ども部屋より書斎を優先するのが、家族のためになる
    100 大切な人は命がけで守る

    おわりに

  • ビジネス書というよりはエッセイ。
    タイトルと結びつくような内容は多くはない。
    他人の考え方の一つとしては参考になる

  • 感想
    仕組みを共有する。他人に渡すことで競争に晒されて磨かれる。考えなくて良い仕事は次々と短縮。好きな仕事に多くの時間を割くための効率化。

  • 「日垣隆」の著書『ラクをしないと成果は出ない』を読みました。

    ビジネス書は今年の6月に読んだ「マックス・ランズバーグ」の著書『駆け出しマネジャーアレックス モチベーションに挑む』以来ですね。

    -----story-------------
    「一生懸命」に働くな!
    “先達の知恵”+“自分の工夫”=“効率化”この公式を覚えたとたん、あなたの仕事は加速する。
    「やるべきこと」はできるだけ少なくし、「やりたいこと」をもっと拡大するための、すぐに役立つ100のアイデア。
    -----------------------

    楽をして成果をあげるのって理想ですよねぇ、、、

    ということで、興味深いタイトルだったので購入しました。

    以下の構成で、楽をして成果をあげるための100のアイデアが紹介されています。

     ■はじめに
     ■第1章 基本編
      1 ラクをして成果を上げるのが基本中の基本
      2 ゴールを必ずイメージしてから仕事にとりかかる
      3 自分にできないことをしている人を、素朴に尊敬する
      4 お金で自分の時間は買えない。他人の時間なら買える。
      5 「ぜひ続編を」に即対応できるよう、素材は使いきらない
      6 外部の人に自分の仕事の面白さが伝わらなければ、それはつまらない証拠
      7 よくわからなかったら、現場に行って考える
      8 気になったら、まず買う
      9 自分に対する相手の優先順位を上げてもらうことが仕事の基本
      10 全体像と個別の処方箋を混同しない

     ■第2章 インプット編
      11 「つまらない」と思ったら、できるだけ早く撤退する
      12 情報収集にのめり込まない。情報とは「出会う」ものだからである
      13 立ち読みは書店でなく家の中でする
      14 若いうちはテーマ無しで一日一冊、四〇台は一日で五冊
      15 興味が湧いたことは公演やセミナーに出て、全体像と情報源を一気に押さえる
      16 書棚一本の本がたまったら、新しい分野を開拓できる
      17 ブログを世界中の井戸端会議における、「立ち聞き」として活用する
      18 ウソには必ず理由や背景がある。それを探るとインプットが効率的になる
      19 発行部数千部のメルマガや専門誌や白書類にたくさん目を通す
      20 図書館に行けば行くほど「無駄遣い」になる

     ■第3章 ネットワーク編
      21 いざという集まりには万難を排して参加する
      22 アイデアは他人の頭で揉んでもらう
      23 メールの未処理は「なし」の状態にして帰宅する
      24 会いたい人にはできるだけ向こうから望んで会ってもらうように仕向ける
      25 お願いした場合は「いつでも」と言う
      26 予測がつかなかったら、親しい友人と賭けをする
      27 人から薦められたものは、無理をしてでも即日取り入れる
      28 期待値を下げる
      29 自分の実力をマッピングしておく。身の丈を知った上で見栄を張る
      30 先輩の一言アドバイスには、とにかくまず従ってみる

     ■第4章 撃退編
      31 締切日に納品しても、返信がないような会社とは仕事をしない
      32 依頼には即日で答える
      33 愉しめない喧嘩は避ける
      34 自爆しない
      35 NGな人には説明しない。NGな人とはモメない
      36クレームは、成長に不可欠なもの(一割)と、無駄(九割)に分かれる
      37 できるだけ葬式には行かない努力を
      38 三日かかることは一日でやる
      39 「苦手なこと」は人の手を借りて解決する
      40 NG上司に煩わされない

     ■第5章 独立編
      41 本当に「良いもの」は自分で売ってみる
      42 出された問題はすべてその場で解決の方向と、「いつまでに」を明確にする
      43 今の仕事を三〇年後にもやっているかを自問。もしNOなら続かない
      44 自分の仕事が黒字になっていなかったら、絶対に会社を辞めない
      45 商売道具への投資はけちらない
      46 最初から必ず黒字にする
      47 「この社と切れたら自分がアウト」という取引先は作らない
      48 「やりたいこと」を周囲に話しておく
      49 「好き」を安さの言い訳にしない
      50 独自の販売回路をもち、その売り上げは五年で二倍が最低ライン

     ■第6章 継続編
      51 好きな仕事を増やすために、好きではない仕事を毎年二割ずつ削除する
      52 「なるほど」と思ったことは、24時間以内に「やる」メドをつける
      53 過去を振り返らない
      54 「何をしないか」を明確にしておく
      55 常に確率を意識する
      56 一発屋ではなく、人気(売上)×継続の面積を広げていく
      57 貯金をしなくてもいいようなキャッシュフローを、常態化する
      58 問題を見つけたら、必ず即日解決の糸口を見つけておく
      59 継続させる小さな工夫を
      60 自由に生きるために健康を維持する

     ■第7章 組織編
      61 今いるメンバーを前提にする。「上手くいかない」のを彼らのせいにしない
      62 会議や集会は、参加者全員が「待ち遠しい」仕掛けをつくる
      63 自分の「忘れグセ」を前提に、「忘れても、できる」仕組みをつくる
      64 共有する言葉の定義を明確にしないと、誤解が量産される
      65 コーチはするものではなく、優秀なコーチに短時間「つく」のが近道
      66 どれくらい時間がかかるかは先に訊く。ギャラも先に決めておく
      67 インセンティブを高める工夫だけで、成果が上がる場合は予想外に多い
      68 毎日仕事が終わったら、机の上と周辺を完全にリセットする
      68 「約束の優先順位」を見直すクセを持つ
      70 休暇中も仕事をしたほうが、のんびりできる

     ■第8章 時間編
      71 会議は一企画につき二度だけで終える
      72 決済は火曜日の午後一〇時半から、と決めておく
      73 探しものは一ヶ月で合計一時間以内に
      74 人を待たせない。待たされても怒らない
      75 「遅刻してしまった!」を先にイメージする
      76 よほどゆとりがない限り、正義に多大なエネルギーを注がない
      77 レファ本の常備は時間を節約する
      78 出欠を迷うイベントには行かない
      79 一万円札と名刺は三箇所に入れておく
      80 もう腕時計をしない

     ■第9章 アウトプット編
      81 ノウハウはどんどん公開する
      82 「好き」をお金にしてゆく
      83 「本格的に勉強したい」分野の仕事を引き受ける
      84 アウトプットしないものはインプットしない
      85 数値目標とその根拠を明白に持つ
      86 同じネタで何度も稼がないように自戒する
      87 「新鮮でおもしろいこと」は三〇秒で説明する
      88 毎晩アルコールが欠かせない人は伸びない
      89 「必要でないこと」は極力やらない

     ■第10章 生活技術編
      91 死以外の悲劇は、一〇年後に必ず人生の肥やしになる
      92 子どもができたら、「仕事で一〇年後にブレイクする」準備を始める
      93 昨日と違う今日、今月と違う来月、来年と違う再来年にする
      94 加齢とともに遊び時間を増やしてゆく
      95 最悪の事態を想定し、その兆候が出たら動く
      96 よほど親しい人以外にはプレゼントをしない
      97 ドタキャンは月に一度だけ、と決めておく
      98 旅行用の持ち物リストをつくっておく
      99 子ども部屋より書斎を優先するのが、家族のためになる
      100 大切な人は命がけで守る

     ■おわりに

    見開きの2ページでひとつのアイデアで紹介されており、最後にポイント!のひと言で締めくくる構成となっており、とても読みやすかったですね。

    印象に残ったり、今後の業務の中で活かしていきたいなぁ… と感じたのは、

     『2 ゴールを必ずイメージしてから仕事にとりかかる』
      (POINT!麓ではなく全景を眺めてから、山に登ろう。)、

     『9 自分に対する相手の優先順位を上げてもらうことが仕事の基本』
      (POINT!誰もが「ハマちゃん」になれるわけではない。)、

     『28 期待値を下げる』
      (POINT!仕事の満点は「一〇〇点」ではない。)、

     『39 「苦手なこと」は人の手を借りて解決する』
      (POINT!性格的に苦手なことも知っとく。)、

     『42 出された問題はすべてその場で解決の方向と、「いつまでに」を明確にする』
      (POINT!忙しくて優秀な人ほど「その場で解決する」クセがついている。)、

     『58 問題を見つけたら、必ず即日解決の糸口を見つけておく』
      (POINT!「閃き」で、すべて解決できる時代は…終わった!)、

     『61 今いるメンバーを前提にする。「上手くいかない」のを彼らのせいにしない』
      (POINT!失敗の原因を探すとき、自分を除外してはならない。)、

     『68 毎日仕事が終わったら、机の上と周辺を完全にリセットする』
      (POINT!乱雑な場所から、新たな発想は生まれない。)、

     『70 休暇中も仕事をしたほうが、のんびりできる』
      (POINT!ゼロか一〇〇より、何事も腹八分目に。)

    ですかね。

    実践して、少しでも仕事をラクにしたいものですね。

  • 仕事の鉄則100個
    特に印象的だった章を紹介します。
    最後の100番目に、自分の娘が海外でレイプに巻き込まれたときに、命だけは捨てるなと伝えた。
    という章が最後にあり、
    とても感慨深い点がありました。
    著書自身に色々と闇があるのだなと、思った。
    また、なるほどと思ったことは、パクることが大事なこと。
    アイデアはもっとたくさんの人と共有すべきこと、人から薦められたら、すぐさま取り入れることの大事さ、
    お金をもらいながら勉強するのが一番身につくこと、アイデアは30秒で話す大事さなど、
    100項目のうちに学べる箇所がありました。
    様々な経歴の持ち主の著書にも、共感できる部分がありました。

  • 限りある人生の中で
    いかに時間を有意義に過ごせるか
    その具体的なヒントが100紹介させている。

    仕事の場だけでなく
    生きていく上で参考になる言葉が多かった。

  • よし

  • 日垣隆氏の本を3冊続けて読む。

    そして3冊全て、タイトルから受けるイメージとは異なっていて、今回は How To 本(術法本)でした。極めて真っ当な100項目なんだけれど、ワクワク感が湧いてこない…

    もちろんこれはあくまでも個人的感想であり、著者との相性の問題もあるのだろうけれど、勝間和代氏の同種の本を読んだときの様な興奮感が得られないのが残念……

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著者プロフィール

1958年、長野県に生まれる。東北大学法学部卒業後、販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・ジャーナリスト。著書には、『そして殺人者は野に放たれる』(新潮文庫、新潮ドキュメント賞受賞)、『世間のウソ』(新潮新書)、『ラクをしないと成果は出ない』(だいわ文庫)、『情報への作法』(講談社+α文庫)など多数。

「2011年 『つながる読書術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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