「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術

著者 :
  • 大和書房
3.29
  • (19)
  • (68)
  • (117)
  • (29)
  • (4)
本棚登録 : 766
レビュー : 106
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479792659

作品紹介・あらすじ

ほしい情報が一瞬で見つかる!企画もトークもがらりと変わる!「メモ再生法」「10冊読書法」「3色記憶法」「目次レジュメ法」「視点移動法」「30分手帳法」「ノート記録法」…すぐに役立つ25のテクニック。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 主に「10冊読書法」の章を読みました

    ●「本を読んだ」とはその本の内容を要約できるということ。決して初めから終わりまで全部読むことではない。

    ●読んだものを人に話せる。課題や仕事に使える文がひとつでもあれば、その本と出合った価値がある。

    ・・・そうは言っても読まなかった部分にこそ自分の役立つ情報があったのではないかと心配になる。いくら全部読まなくてもいいと言われても自分のチョイスに自信がないから、結局最初から読み始め、何が大事だったのか分からないまま途中で挫折してしまう。そんな私にとって励ましの一文↓

    「大事なものを見逃すリスクよりも、1冊に時間をさばきすぎて他の本を読めなくなるリスクの方がずっと大きい!」

    これからは勇気を持って読み飛ばそうと思う。

  • 情報は一期一会。情報を自分のものにするために、すぐにメモをとり、自分なりに咀嚼してアウトプットすべきという話。
    そのアウトプットもトレーニングが必要で、自らに問い、自己検索をして、自分なりの言葉でその問いに答えることを続けるといいらしい。

    メモを取ったり、手帳を書いたり、企画を立てたり、クリエイティブなことにチャレンジしたくなる内容だった。

  • テクニックや技術の話をしたいのでなく、情報を自分のものとして咀嚼する事の大事さ、が書かれていると思う。
    でそれを実現する手段として色んなやり方を紹介している。

  • 本書を借りるつもりは全くなかったのだけれども,
    目に付いたので,速読の練習に借りてみた。

    タイトルにある「読む・書く・話す」を
    一瞬でモノにする技術の本質を述べれば,
    要するに,身体性を大切にしよう――ということなのだろう。

    身体性は,斉藤さんのどの本にも通底している思想である。
    中高生が,本書を読むと得るものは多いだろう。

    ちなみに,『究極の情報源は「人と会う」』の節で,
    斉藤さんが東電の勝俣恒久会長をインタビューし,
    会長の人となりに少し触れている。
    勝俣会長は,非常に誠実で公正明大なお方らしかったです。

    本書が発行されたのは,2009年8月。
    つまり,震災の前である。

    あの震災後,逃げ回っていた会長を知っているだけに,
    公正明大との評価に,思わず噴出してしまった。
    身体性に頼りすぎるもの問題であることの証左かもしれない。

  • スマートノートの第5フェーズに応用したい一冊。3色ボールペンは私も愛用中。本に直接どんどんラインを引いてしまうのも実践してた。そういう意味では目新しさはないけど、よりノートを書くのが楽しくなりそう^^

  • 明大教授の齋藤孝さんの本。

    斎藤さんの本は、『読書力』『質問力』などで多々拝読させていただいている。
    この本は、大学の図書館に特集で置かれていたことがきっかけで読むに至った。

    本書の問題意識は、「真の情報活用とは、頭の働きをよくし、知的生産力を鍛えることなのだ」という部分にある。

    特に印象に残った箇所は、「理解」に関する定義の部分だ。
    情報が大量にあふれる時代において大切なことは、丸暗記ではなくて、情報を噛み砕き、中身を理解していくこと。また、情報に共感することも理解の発端となりえる。

    これは新しい視点だった。
    情報があふれる現代では、ニュースなどをそれとなく読み流してしまいがち。それも悪くはないが、たまにふと気になったテーマについてメモをして、後日自分で探求し、中身を理解していくことは大切だなと思った。

    また、積ん読の処理について、「本を読了する期日を決めてしまう」方法は、すぐに活用させていただいた。

  • 「三色ボールペン情報整理術」+「使える読書」みたいな本。
    正直に言えば、今まで読んできた齋藤本が多数あるもんだから、自分にとってはあまり新鮮な内容は無かった。

    逆に言えば、今までの三色ボールペン本を読み返すより、この1冊読んだほうが多分ためになる。

    赤を引いた箇所をいくつか。

    ・読書は錬金術である
    ・本は汚して読め!
    ・速読とは、目を速く動かすことではなく、理解力を増すこと
    ・自分の手を動かし、文字を書くということは、情報を採取し、収納する場合にいちばん必要な”自分をくぐらせる”ことを繰り返し行っていることになる。

  • 芋づる式読書法で本を沢山読む。テーマ、作者、出版社。
    リスペクトできる人を三人持つと、思考に一貫性、バランスができる。
    憑依、といえるぐらいその人の本を読む。

  • 著者の本を久々に読みました。
    著者らしい言い回しでわかりやすく
    かいてありました。

  • 自己啓発

  • LifeHack
    Business
    Writing

  • 新刊で買うつもりはなかったけれど、ブックオフで
    定価のほぼ半額だったので買ってみた一冊。

    齋藤さんが他の著作で書いていることがあちこち
    に出てきたりして、正直、目新しいことは少なかった。

    この本の中で取り上げられている"二割読書法"で
    読ませていただきました。

    気になった箇所を抜粋:

    "出会った情報が100あるとしたら、自分に縁が
    ある情報はそのうち、2か3。"

    "私が、インターネットに単純に肯定的になれない
    大きな理由の一つが、ネット情報では五感的な
    体験がほとんどできないことだ。"

    "質量転化の法則"

    "尊敬できる脳内スタッフを持つ。"

  • (目次)
    プロローグ 検索は、知的生産力を鍛えるか?
    *私の「知的生産術」の磨き方
    *まずは、自分の頭の中を検索せよ
    *コピペしただけの情報に価値はない
    *タクシーでは足腰は鍛えられない
    *記憶がなければ何も生まれない
    *自分をくぐらせる
    *頭をよくする情報活用法

    Step1 選ぶ力をつける5つの手法

    1 出会った瞬間に勝負する
    *情報は「一期一会」
    *出会いの瞬間に縁をつくる
    *ピピッときたら、すかさずメモを取る

    2 収集にムダなエネルギーをつかわない
    *キーワードで情報をつかみ取る
    *磁石の力を利用する

    3 「自分」を検索する機能を鍛える
    *「とくになし」はやめる
    *自己検索には「スピード」も大事
    *「検索力」と「収集力」は同時に高まる
    *縁のない情報はどんどん「捨てる」

    4 仕込みに「ひと手間」かける
    *再生できない情報は、「ないのと同じ」
    *すぐに思い出せる形で保存する
    *「フック」をつけて、頭の中にひっかける
    *「気になること」をたくさんつくる
    *その日のうちに二人にしゃべる

    5 「五感」で感じ取る
    *直感を鍛える
    *ニオイを手がかりにひきよせる
    *身体で感じる体験を増やす
    *集中できる「構え」を身につける

    Step2 本をとことん使う7つの手法

    1 読書は錬金術である
    *書く・話す・考える力をつける

    2 本をどんどん読むコツ
    *とにかく、数をこなす
    *質量転化の法則
    *一度に一〇冊、読んでいく
    *多読と精読を両立させる

    3 とにかく、最初はなんでも読む
    *専門性にとらわれすぎない
    *芋づる式読書法で幅広く読む

    4 二割読んで「完読」と同じ結果を得る
    *大事なところだけをすくい上げる
    *「サーチライト読み」を鍛える
    *「キモ」を見つける
    *「立ち読み」でサーチ体験を増やす
    *ためらわず、飛ばし読みする

    5 「締め切り設定」で読書力が変わる
    *買ったその日が最高の読書チャンス
    *ストップウォッチで時間を設定する
    *他者の力を借りて読む

    6 本は汚して読め
    *印をつけると記憶力が高まる
    *解体しながら読むと吸収率が上がる

    7 一〇〇%の記憶は必要ない
    *内容を俯瞰するようにつかみ取る
    *目次は本の「レジュメ」
    *拡大コピーする二つのわけ

    Step3 記憶を深める5つの手法

    1 自分の言葉で再生してみる
    *意味をつかまえて記憶する
    *大事なのは共感すること
    *丸暗記せずに要約する
    *自分の経験とリンクさせる

    2 幅広く、深く見る
    *複眼的に見る
    *できるだけ、たくさんの意見に触れる
    *見えない「真意」をくみ取る
    *自由にイマジネーションを広げる
    *好き嫌いの感情も大事

    3 もう一つの人生を生きる
    *データベースに「深み」を与える
    *駄作も名作も読む
    *情報とアイデンティティ
    *尊敬できる脳内スタッフを持つ

    4 批判的思考を鍛える
    *クエスチョンマークをつけられるか
    *批判と共感を切り換えていく
    *はじめから否定しない

    5 人との出会いを大事にする
    *いろんな立場からものを見る
    *会話しながら、ポイントをメモしていく
    *全人格を感じ取る

    Step4 道具を使いこなす5つの手法

    1 三つの色分けで情報をつかむ
    *三色で心のセッティングをする
    *三つの印、それぞれに意味・目的がある
    *なぜ、三色なのか
    *ノック音は脳のギアチェンジ
    *整理と収納を同時進行で行なう
    *色のバランスから、自分が見えてくる

    2 手帳は三〇分刻みのものを使う
    *手帳にひらめきを書き込む
    *一週間を見わたせるか
    *前年を振り返る
    *三〇分ごとの刻みがものをいう
    *締め切りまでの時間を読む
    *知識やアイディアに日付を入れる

    3 スケジュールは三つに分ける
    *手帳の解像度を飛躍的に高める
    *青・赤・緑の使い分け
    *時間にメリハリをつける

    4 ファイリング法のひと工夫
    *個性のあるクリアファイルを選ぶ
    *同じ傾向の情報をひとまとめにする

    5 アウトプット力を高めるノートの取り方
    *インスピレーションブックとしてのノート
    *ノート活用・試行錯誤の歴史
    *一見開きで話がひとつできること
    *一冊のノートにこまめに書き込む
    *ダ・ヴィンチ、モーツァルト、アインシュタイン

    Step5 編集力をつける3つの手法

    1 自分の経験とからみ合わせる
    *具体的な「結果」を導き出す
    *自動改札機と流れ落ちていく竹の葉
    *経験は最高のマイ情報

    2 ヒット企画は編集から生み出される
    *編集力で見つける"コロンブスの卵"
    *「違和感」を見過ごさない
    *違和感とずらしの方程式
    *企画書・提案書は手書きで書く

    3 究極の情報源は「人と会う」
    *ライブのインパクトは最高
    *憑依するまではまり込む
    *集める・真似る。そこからの出発

  • 情報のつかいかたについて。

    C0095

  • 情報とうまく付き合う方法。

  • 学生のレポートはコピペばかりで内容が皆同じだそうだ。これじゃバカになる一方なのでその危機感から書いたんだろう。
    ・ネット検索するな。自分の頭を検索しろ。
    ・収集した情報は自分をくぐらせてOUTPUTしろ。
    ・感想:特に無し は何も考えていない証拠
    ・TVや本で得た情報は最低2人に話せ。
    等々参考になる意見も多い。が、3色ボールペンはどうも気が進まない。音は脳のスイッチが切り替わる。色のバランスで自分が見えるとの事だが・・・。

  • アナログ的な考え方で、原稿などは手書き、究極の情報源は直接人と会う(間接的ではなく)。そして何より持っているものを使ってみる!廃れてしまう前に・・。

  • インプットしたのをいかにアウトプットするか。

  • 情報における仕込みは、その情報を使ったゴールの意識を持つ。

    158
    前年の手帳みて、前年を振りかえる。

    189
    メモは知的生産を発展させるのに有効
    ダ・ヴィンチ、アインシュタイン、エじソン

    178
    インスピレーションノート
    時系列
    一冊だけ。

    202
    違和感
    いご

    新しい価値は、人の考えからでなければ絶対に生まれてこない。

  • 齋藤さんの著書はいつも参考になります。
    気軽な検索や安易なコピペはよくありませんね。改めて痛感させられました(^^;
    とりあえず重要なことはメモ、メモです。

  • 一時間もかからずにさらっと読めるけど、共感できる部分や、参考になってまねしたいアイデアがたくさんあるので、読後に有益な一時間だったと思える。

    つかみ取って、表現する。目の前にあるものを、黙って見送らない。

    情報は再生できてこそ。

    創造性とは編集力のこと。

    よく読むとは、よく理解すること。
    よく理解するとは、自分なりの表現の幅を広げること。

    サーチ力 問い ソクラテス
    人間の幅が広がると疑問が増える。疑問が増えると、人間としての幅が広がる。
    疑問を持てるというのは、批判的思考が出来ているということ。
    そして、好奇心や疑問を満たしていくと、謙虚な人間になれる。
    知識を人と共有すればまた、自分の成長にもつながる。

    批判は共感の裏表の兄弟でもある。
    共感からはいると、言葉が自分の中にしみこんでくる。
    たったひとつの事柄についても、たくさんの意見がある。絶対的な正しさがない代わりに、絶対的なまちがいもない。それぞれの立場の違いがあるだけ。その違いの分だけ世界は豊かだ。
    矛盾や複雑さを構成する全ての事柄は共存できる。

    視点移動 新しい目が開く。

    こんなとき、ニーチェならなんて言う?
    ゲーテならどうする?
    尊敬する歴史上の偉人がいるなら、試しに、全人格を感じ取れる程その人物について学んでみるのもいい。

    情報は決断と行動の基盤
    違和感を感じる時、暗黙知が何かを知らせようとしている。違和感に注目すること。

    30分刻みの手帳にメモを取る。
    その時々に考えたこと、感じたことを逃さない。

    自分の皮膚感覚を、客観化して蘇らせる。

    本の上手な汚し方
    大事→赤 客観
    まあまあ大事→青 客観
    おもしろい→緑 主観

  • 著者の他の本でも書いていることが多いが、なんとなく読んでしまった。。

  • 情報に出会ったとき、情報を自分に一度くぐらせて、自分のものにするという文が印象的だった。
    また、自分の好きな映画等を書き出し、自己検索力を鍛えるというトレーニングは面白そうだ。

    読書法、記憶法等がまとめられており、初めて自己啓発本を読む人には合っていると思う。
    ビジネス書を多く読んでいる人には、目新しい内容は少ないかもしれない。

  • 新しい価値は人からしか生まれない。
    情報を引き寄せるアンテナは課題を持ち、それを考えていると次第に立ってくるもの。
    専門のとらわれすぎない。
    情報も使わなければ錆びる。

  • 著者の本を何冊か読んできたせいか、あまり目新しい情報はなかった。

  •  表紙がかっこよくて、思わず買ってしまいました。

     齋藤さんの著作は、かなり読んでいますので、この本は、それらの総集編といった趣です。これ1冊で、読む、書く、話すの3分野をフォローできるのですから、そういう意味では、お買い得と言えるのではないでしょうか。

     最初の部分で、インターネットを検索して、それをコピペするみたいな、最近の世相を反映した話が出てきます。確かに手軽で便利なのですが、これでは本当に知的生産力が上がったことにはならないと、筆者は言います。

     大切なことは、情報を一度、自分をくぐらせること、それをしなければ、その情報は本当に自分のものになったとは言えないし、知的生産活動は始まらないと、なかなか鋭い指摘です。

     大学の研究というスタンスで言えば、これは間違いありませんが、我々一般人の場合どうなのかなあ。インターネットの検索でお手軽に済ませて、あとは余暇を楽しむというようなスタンスも「あり」なんじゃないかなあ。

     とまあ、その辺は読み手の環境にもよりますが、何にせよ、著名な方の情報処理、知的生産のノウハウは、とても参考になります。

  • ためになることが書かれていたけど、本のタイトルは内容を表していない

  • 本のいるところだけ読めばいというのはちょっと受け入れがたい。

  • ”読む・書く・話すを一瞬でモノにする技術”という題ですが、一言でいうと情報のコントロール技術についての本だと思います。 情報を収集し、自分の血に変え、自分の言葉でアウトプットしていくことが大切ということでしょうか。題名とはちょっと違うイメージかもしれませんが、内容は読書の意義を説明しているような気がします。

全106件中 1 - 30件を表示

著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

齋藤孝の作品

「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術を本棚に登録しているひと

ツイートする