- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479792666
作品紹介・あらすじ
始められない、続けられない、だらだらしてしまう。そんなあなたが「やれたらいいな」を実現するためのほんの小さな57の工夫。
感想・レビュー・書評
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「なまけもの」ではない著者(ご本人は、なまけものだと思っている)が、書いているのでねぇ~こんな本書く自体なまけものではないと反発する「ひねくれもの」です・・・後回しにするなかね~
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なまけものであると、まず認めようと思った。
怠けてしまう自分を。
そして、なまけものだからこそ工夫が出来るというのはその通りだと思う。
楽になるために、なまけるために考える、工夫するという発想は面白い。
外部からの強制力を利用して頑張りたい。 -
コロナ禍で自分の時間が増えたのに、だらだらしてしまって、なかなかやろうと思っていることが進まないので、所有しているこの本を久しぶりに読んでみた。
何かを始めようとしたときに、「始められない」「続けられない」「だらだらしてしまう」なまけものに向けた、やりたいことをやるための方法を書いた本。
・まず最初の10日間続ける。
・根性で続けようとしても続かない。続けざるを得ない状況をつくる。仲間を作るとか勉強ならスクールに入るとか。
・大きな目標よりも身近な、こうなったら楽しいということを考える。
・準備が整わなくてもとりあえず始めてみる。
・人との約束や予定を入れて、それを目標にする。しかし自分の都合だけで相手を動かそうとしてはいけない。必ず相手にとっても有益な何かを提供するようにしなければいけない。
・必ずやらなければいけないことは考えなくてもできるように、ルーチンにしてしまう。
・時間は有限。自分の持ち時間を把握する。
・人が教えたくなる人になる。ある程度は自分で調べて、素直に話を聞いて実行する。
・なまけた結果どうなるかを想像する。 -
軽く流し読み。肝腎なのは努力でなく工夫、とりわけなまけものなら。
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人間はたいていなまけものなので、いかにその性質を生かしつつ継続力をつけるのか。そういうほんである。なまけものでない人を勤勉な努力家だといってるけど、努力できてる人は自然とそういうことをしてるだけのような気もする。
ごろごろだらだらしたい。 -
工夫する行動を取って、その結果怠けようという提案をしたのほが本書。おすすめの1冊です。
本のまとめ、ブログは下記に載せています。
http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=64&catid=3 -
■本の内容・特徴
レバレッジシリーズの著者が提案する、物事が始められない・続かない、そんな怠けもののための工夫の数々。「苦にならず楽で効果的」な物事の実現方法。
■学び
(1)楽で効果的な賢い怠けものになること
怠けものは悲観するのではなく、逆手にとって工夫をする。どうしたら楽に実現できるか、高い効果を得られるか、考えることで工夫はできる。また、効果を体感して継続するためには「質」が大事。量より質を考えて「賢く有能な怠けもの」になること。
(2)まずは始める、続けるためには
怠けものは意志が弱く努力家でもないため三日坊主になりやすく、やり通すことは困難。だから外部からの強制力があるほうがいい。内部的動機付けと「外部からの強制力(動機付け)」を組み合わせること。人と約束をするとか、通信教育より通学するなど。続けられるかどうかは、意志の問題ではなく強制力の問題である。
(3)習慣にする
無意識にできるようになるまで習慣化する。するとストレスはなくなる。努力や気合や根性といった精神力は必要ではない。間違っても「続けること」に努力をしてはいけない。習慣化すること。
(4)怠けた結果どうなるか想像する
逆算思考法。なまけた結果の5年後10年後を考える。
■感想
いいですね、本田さん(笑)ファンになりました。
怠けものと言うと、かなりマイナスイメージですよね。ですが、「怠けものだからこそ賢くなれる」「楽で効果的な工夫ができる」と上手く逆手にとっているところは素晴らしい。発想の転換ですね~。
妙にポジティブ思考を嫌う私としては、合理的で納得するお話ばかりでした。 -
「すぐに始められない」「続けられない」「だらだらしてしまう」なまけものがいかに「工夫」して前に進むかを紹介する本。
内部からの動機付けと外部からの強制力がポイント。意志の強さに関係なく「やらざるを得ない仕組み」を自分の外に作ってしまう。(仲間を作るなど)
タメになったのは
・最初の10日間を頑張ること(スタートの10日間で効果を体感して習慣化を目指す)
・疲れたら「積極的」に休む(だらだらするより寝る!)
・常習性のある浪費に手を出さないこと(私の場合ゲームがそれ)
・家で勉強しないこと(誘惑の多い自宅から集中しやすいカフェなどに行く)
・自分の「持ち時間」を把握すること
・夜にメールをチェックしないこと(作業の締切時間がないから)
・自己管理用の手帳に「結果」を記録していく
などでした。