東大×ハーバードの岩瀬式!加速勉強法

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479792697

感想・レビュー・書評

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  • ライフネット生命共同創始者の勉強論。スローイン・ファストアウトという、インプットにより時間を掛けるやり方を実践してきたこと紹介している。
    かなり久しぶりに読破。勉強法自体には異論はない。マクロ、ミクロの視線、二項対立を行ったり来たりする必要性については未だに耳が痛い。
    ただし、改めて読むと、勉強法というタイトルがミスリーディングのように感じた。前半こそ勉強法だが、後半はどちらかというと仕事術のような内容。個人的には、コンサル1年目など社会人若手がサバイブするためのインプットの仕方を学ぶような中身だと考えるとしっくりくる。

  • めちゃくちゃ「学ぶ」ことが出来る岩瀬さんの勉強法について触れられている。
    不器用な人間にとっては希望の書である。

    全体像と部分で振りながら、機が熟すのを待ち、一気に突き抜ける。同僚にいたら物凄く恐ろしい人間である笑

    自らが実験して効果があれば、めちゃくちゃ読んでよかったな、と思える。勉強本の中では、実践的で役に立ちそうなことがたくさん書いてある。

  • 東大×ハーバードの岩瀬式!加速勉強法
    2009/8/21 著:岩瀬 大輔

    著者の学び方の必勝パターンは「スロー・イン/ファースト・アウトの学び方である。それは、F1などのモータースポーツのテクニック。コーナーに入る前にアクセルを緩めて少し減速させ、最適な進路をとりつつ姿勢を調整。そして、曲がりきったところでアクセルを踏んで、カーブを一気に走り抜けるというやり方。

    一言でいうと、初動にたっぷりと時間をかけるやり方であり、キーワードは「最初のうちは、頑張りすぎないこと」。

    本書の構成は以下の7章から成る。
    ①全体を眺めて構造を見切る
    ②実践を通して肌感覚を身につける
    ③対象から離れて助走をとる
    ④一点突破で強みを活かす
    ⑤借りる力を身につける
    ⑥直感に従って決断する
    ⑦対立する概念を受け入れる

    本書で紹介されている勉強法は勉強法の枠を超えて著者の人生観や生き方そのままである。人生日々勉強とはよく言ったもので学びや気づきである勉強を日々行っている著者にとっては学びの目的やその先にあるものをしっかりとまず理解し、学ぶことを実体験の中で肌感覚を得ることから身近なものにしつつ、同時に大局を捉えながら主観と客観を意識しながらそれに取り組む姿勢が窺える。

    著者は自分のことを天才ではないと言っているが間違いなく天才である。しかし、その天才がこれだけ色々なことを考え努力している様をみて、焦りさえ覚える。その差がどんどん開かないように天才のやり方を参考にしつつ、近づけるようアレンジしながら学び続けていきたい。

  • ライフネット生命保険、岩瀬さん、超高学歴ジョブホッパー
    スローイン、ファーストアウト
    見切る力、小さな作業や課題に切り分ける、
    できることは即座にやる、 
    借りる力、1ある程度までは自分でやる、手抜きはしない、2弱点や目標を宣言する、隙をつくる、3小さな手柄にこだわらない、4隠し事はしない、情報は公開する、5おもてなしの心、自分の思いを正直に伝える、
    得意淡然、失意泰然、うまくいくときはおごらず、うまくいかないときは落ち込まずどっしり構える

  • 大切なのは潜在能力や才能の有無ではない。自分が持っているものをいかに発揮できるか。その癖を知り、自分でコントロールすることが重要。

  • わかりやすく
    納得感あるストーリーで、
    「仕事の仕方」や
    「学び方」について書かれていて、
    何度も読み直して、身につけたい

    特に身につけたい部分を抜粋
    ⚫︎相手が求めていることを見切る
    ⚫︎全体と細部、両方を大事にしてバランスよく自分の中で昇華させる
    ⚫︎頭を使って概略をつかみ、
    もっとも大事なことを効率的に抽出さる
    ⚫︎「ヤダな」と思った原因を考える
    ⚫︎たいていの場合、物事を一つひとつクリアしていけば、必ずゴールに到達できる。問題は「自分がやる気にならないこと」「集中力を発揮できないこと」
    ⚫︎対象から離れて助走をとる
    ⚫︎目の前にあることを、即座に全力でやる
    ⚫︎「借りる力」を身につける
    ⚫︎誰かの力を借りるときは、独力で下調べや仮説立てをしておく
    ⚫︎両極を行ったり来たりする

  • でたらめにがんばるのではない。

    がんばっても何故かうまく行かない人はやっぱり、まだその課題が大きいのかもしれない。本当に出来ることからやる!

    このあまり前のことだけど、ボクは目の前の大きさに影響されて、もっと丁寧に問題を分解してなかったようにも思います。

    あとは『ジャズ的な職場』という発想が面白いっ♪

    不協和音なようで、どこか合ってる。
    そう思うと色んなことが楽しめそうです(^-^)/

    シンプルだけど面白い一冊です♪

  • 岩瀬さんの本はわかりやすくていい。勉強法も参考になる。

  • ライフネット生命の創業に参画の岩瀬大輔氏の著書。

    東大合格、在学中の司法試験合格、ハーバードビジネススクールでのベイカー・スカラー授与などの輝かしい経歴を持つが、その過程でどのような工夫をしてきたかが書かれた本。

    まずは全体を把握する、その上で細部をバカにせずにきちんと取り組む、一度対象から離れてみる、一点突破で強みを活かす、他の人の力を借りる、などなど。

    今夜から実践していこう。

  • 一時間程度で読むことができるが、勉強、仕事に対する著者の考えのエッセンスを理解できる良書。

    何よりもスピードが求められるビジネスの世界においては、「借りる力」を身につけることが重要であること。

    忙しい日々の中でも、内省する時間を持つことが大切であること。

    この二点に深く共感した。

著者プロフィール

ライフネット生命社長兼COO

「2014年 『楽しい仕事はない。だから楽しくやる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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