文系ビジネスマンでもわかる数字力の教科書

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479793014

感想・レビュー・書評

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  • 再読。
    数字に弱い自分にとても役立つ本。
    身につけるまで読み返さないと、なんの成長もないことを実感した。

    ・感情を抜きにして、合理的に考えると?という視点を持つ
    ・数字のない議論は無意味
    ・問題とは目標と現実の間にあるギャップ
    ・行動は数字を細かく落とし込むほどにやるべきことが見えてくる
    ・業績好調に見せたいときは累計グラフ
    ・相手に理解してもらうためには、具体的にシミュレーションを最後までしてしまう。
    ・メラビアンの法則 言語7%、聴覚38%、視覚55%
    ・本を読む前は目的を確認して、目次を見て気になるところだけ読むというやり方もある
    ・交渉時は4割譲歩する
    ・サンクコストは意思決定の判断材料にしてはいけない

  • 分かりやすい。
    初心者には、とっつき易くて良い。数字化する意味は理解出来る。実践に使うには、もう少し、具体的なやり方も欲しい。

  • タイトル通り、普段あまり数字で物事を考えない人に向けた、数字脳とは何なのかを優しく教えてくれる教科書。

    この教科書を読むと、会社で当たり前のように行われている出来事にたくさん疑問を思うと共に、今後どのように考えたらいいかが分かるはず。

    やっぱり自分が仕事をしてる時思うのが、数字は嘘をつかないと同時に、ビジネスでは絶対。数字を読めなきゃいけないし、数字を作れなきゃいけない。

    私もバリバリの文系なので、ちょうど良い内容でした。

    特にいろんな数学の方式を教えてくれるので、新しく学ぶものであったり、またどっかで聞いたことあるなという感じの方式の記憶を蘇らせてくれる。


    数字に強い人には退屈するような内容かもしれませんが、てんで数字が苦手、または数字で考える癖がない人は、そんな自分の脳を変えるきっかけを与えるために、本作を手にとってみてはいかがでしょうか。

  • 読んでから少し時間が経ってしまったので、メモ程度に。
    今自分には数字に対するアレルギーみたいな、苦手意識があって、少しでも数字を見て判断できるような力をつけたいと思って読んだ本。

    目新しいことは書かれていなかったように思うけれど、他の本でも言われていることだとしたら、やっぱり大切なことなんだと思う。
    ・数字で判断する、定量的に考える
    ・細かい数字に落とし込む

    自分が他人の立場だったら、という視点で考えると捉えやすいのかも?と思った。
    例えば数字で判断するというのも、上司に報告するにあたり、これだけ効果がありますと言わないといけないのだから、上司の視点で考えたら自分は何を報告しないといけないのかが見えてくるはず。

    数字は共通言語、考えたり判断したりする重要指標。
    一朝一夕には身につかないだろうけど、少しずつ意識することで変わっていけると思う。

  • 数字のさばき方ガイドブック。

    本文デザインが美しい。タイプフェイス荒井雅美さんがご担当。

  • プロットする


  • 新しく、または再認識したポイント
    (個人的メモ):

    「100万円で進捗度A」の案件と「400万円で進捗度C」の案件では、どちらに注力すべきかわからないが、A=90%、C=40%と進捗度を数値化すると比較できる。

    意思決定者に対しては、数字の正確さより、相手の頭を「整理」することを考える。

    人は「割安」なものではなく、「割安感」のあるものに惹かれる。

    戦略を考えるときは、狙うシェアのパーセンテージを念頭に置く。

    意思決定の基準を持てば判断に迷うことがなくなる。
    私が考える正しい意思決定のプロセスは次の3つ。
    ①前提を確認する
    ②他の選択肢を検討する
    ③判断材料を定量的に表す

    セブンイレブンにおいて、冷やし中華の開発がなかなかうまくいかなかったが、縦軸に硬さ、横軸に弾力をとって麺のコシを数値化しモデル店の麺、前回と今回の麺をそれぞれ比較し、いかに目標に近づいたかを検討することで大ヒット商品を作ることができた。

    正しい意思決定のためには「将来入ってくるキャッシュは時間で割り引く必要がある」(WACC)と覚えておく。
    遠くの代金より手近のキャッシュを優先して考える。

  • 定量から定性的な話をする

    数字の目標を作らないと物事は進まない

    大きな数字は分解して中身を見る

    分解した数字を競合他社と比べる

    数字は見せ方で印象が変わる

    平均値は山の形を意識する

    読み値をパーセントで計算して金額換算する
    1案件の受注額×確度90%で仮想金額でよむ

    人間は損したくない生き物

    人は真ん中の価格帯を選ぶ
    シモンソン博士の論文

    メラビアンの法則
    言語情報7% 聴覚情報38% 視覚情報55%
    同じ言語情報でも聴覚、視覚情報次第では 受け止め方が違う

    ランチェスターの法則
    市場占拠率の下限目標値 26.1%

    ハインリッヒの法則
    1 29 300
    1件の大きなクレームがあったら、29件の軽いクレーム、300件の潜在クレームがある

  • 図書館

  • 仕事の中で数字を意識することがほとんどなく、感情や直感任せであったと反省…

    こういう系統の本も読んで、少しずつ慣れていきたいなと思う。

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著者プロフィール

久保憂希也(くぼ・ゆきや)
株式会社KACHIEL代表取締役社長
1977年、和歌山県和歌山市生まれ。1995年、慶應義塾大学経済学部入学。2001年、国税専門官第31期として東京国税局に入局。飲食店・医療業・士業・ 芸能人・風俗等の税務調査や、外国人課税事務、確定申告関連事務を担当。 2005年、東証一部上場企業に入社。新規事業・経営企画・事業戦略・M&A・事業提携を担当。在籍した4年弱の間に13のプロジェクトを成し遂げる。2007年、会社全体の営業利益の3分の1(約63億円)を計上する子会社の取締役に就任。グループ全体26社・3,000人の部下を統率する。2008年に独立し、経営全般に関するコンサルティング事業を行う株式会社InspireConsultingを設立。2016年、株式会社KACHIELの代表取締役社長に就任。
著書に『「数字」で考えれば、仕事の9割はうまくいく』(KADOKAWA)、『経理以外の人のための 日本一やさしくて使える会計の本』 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)など多数。

「2022年 『数字が苦手な人のためのいまさら聞けない「数字の読み方」超基本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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