ハーバードの人生を変える授業

  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479793052

感想・レビュー・書評

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  • 「人生を変える授業」なんて胡散臭い、、、と思う方もいるかもしれないが、普通のいい本だった。
    この本に書いていることを全て忠実に実行することは、私にはできそうにない。しかし、「幸せに生きること」にフォーカスしており、特に仕事の分類(労働、キャリア、天職)に関する部分は興味深かった。今後の私の人生に良い影響をもたらす可能性があると思う。人生におけるマクロの視点とミクロの視点の話は、まさにその通りだと共感し、大きく頷きながら読んだ笑

  • 2006年度のハーバード大学で受講者数第1位を記録した(ハーバード大学全体の約2割が受講した)「ポジティブ心理学」の講義エッセンスをまとめた本。

    少々古い本だけれども、本質的なことが書かれているので、古さは特に問題なしです。

    本の造りは読み物というよりも啓発本で、「人生を変える」という52のテーマについて、ワーク形式で講義を進めていく際のテキストと言った感じでした。

    1.感謝する
    2.習慣化する
    3.運動をする
    4.仕事への考え方を変える
    ・・・
    と続きます。

    7.困難から学ぶ
    11.失敗から学ぶ
    12.完璧主義を手放す
    25.子を育てる
    34.内なる声を聞く
    39.可能性を信じる

    などは、読後も印象に残っている項目ですが、それは読む人によって異なるでしょう。

    本の構造として、誰もが絶対に読むであろう第一番目の項目に「感謝する」を持ってきて、その次に「習慣化する」が来ており、更には52個のセクションすべての冒頭に、「今週、感謝すること」というメモ欄が設けられていました。

    これは、「感謝することの実践と習慣化が、人生をハッピーに変える重要な要素である」という著者の強いメッセージであるのかなと勝手に解釈しました。

    最初の「感謝すること」のセクションでは、毎日5つ感謝することを書き留めるというワークが設けられています。折角なのでトライしています。

    各セクションは、偉人の名言・箴言で締めくくられていて、それもよいなと思いました。

  • 平易な文章でかかえていて、とても読みやすい、判りやすい本だった。

    幸福になるためには、何も今の自分を大きく変えたり、とてつもない目標にチャレンジすることではない。 今の自分を受け入れて、内なる声に耳を傾け、考え方を少しだけ変えて、静かに分析してみる。  少し幸福感が増える。 これを繰り返すだけでもいいのではないだろうか。
    110歳になった自分を想像し、今の自分にアドバイスする。
    悲観論者はあらゆるチャンスに困難を見出す。 楽観主義者はあらゆる困難にチャンスを見出す。
    ブータンはGNPでなく、GNH(国民総幸福量)という指標を持っている。

  • 幸福な人生を過ごすために何をすべきかをまとめた本。全部で52の方法がまとめられている。
    一つ一つはあまり前の内容が多いが、忙しく生活する中で全てを実践するのは非常に難しく、殆どの人が幸せを感じられない様になっているのだと思う。

    この本で得られた知識に基づいて、自分に合った宣言文を作成して、幸せを感じられる人生を堪能したい。

    なおこの本の中で一番良かったと思った内容は、「未来からいまをながめる」だ。

  • ハーバード大学の授業とのことだが、内容はいわゆる自己啓発の本と同じである。
    この本の良いところは、
     1)学んで
     2)実践する
    という流れになっているところです。

    「○○って大事だよ」
    で終わらないところが凄いところです。

    まずは「感謝ノート」から始めたいと思います。

  • 著者は16歳でスカッシュのイスラエルチャンピオンになったけれど、決して幸せにならなかった経験から『幸せ』を研究するようになったポジティブ心理学の博士です。

    52項目の行動を提案しており、方法も具体的に書かれてあるので、今からでも始められる内容になっています。

    印象に残っていること。
    ・変化をするために必要なのは、自制心を養うことではなく、習慣を取り入れること。
    ・自分のために学び続ける。自己啓発と仕事に関する知識取得を毎日決まった時間を勉強に充てるようにする。
    ・困難から学ぶ。人は困難を克服することで幸福になれる。何より大切なのは最も深いところにある感情や思いと向き合うこと。
    ・周りの人と多くのものを分かち合い、他の人の人生に貢献すること以上に満足感を得られる行為はない。
    ・人は仕事を『労働』『キャリア』『天職』の3つのうちの1つとしてとらえられている。
    ・『1本のろうそくから何千本ものろうそくに火をつける事ができる。かといって、それで最初の1本のろうそくの寿命が短くなることはない。幸福は、分かち合うことで決して減らない』仏陀

  • 各章に載っている名言がとても良かった!

  • マインドフルネス
    今をしっかりと生きること
    日常に感謝し、いい環境で過ごすこと
    自分が大切にすべきものを大事にすること

  • まとめ ⇒

    幸福になるための本。自分を見つめ直し、行動を変え、新たな習慣を作り直すための問いやワークシートがついていて非常に読みやすく、行動に移しやすかった。


    学び ⇒

    ・全てをシンプルにする
     ┗「しなければいけないこと」に多くの人が時間を奪われている
    →することを徹底的に減らし、すばらしいものに目を向ける時間を作る

    ・完璧主義を手放す
     ┗失敗は人生の一部分であり、成功につながる欠かせない要素
    →自然なこととして受け入れるべき

    ・安心できる場所を作る
    ┗効率的なチームワークはゴールが明確かつ優秀な人材がいるところで生まれる
    →遠慮なく意見を言うことができたり、失敗しても罰せられない環境の方がチームのミスが減る
    →大切なのはミスを共有し、チーム全員が学び、向上すること
    →最悪なのは批判を恐れて意見を言わなかったり、ミスを隠蔽したりすること
    →どんな環境の時に自分の最高の部分が引き出されるか、を知ろう!

    ・バランスをとる
    ┗全てにおいて完璧を目指そうとすると充実しなくなる
    →したいこと全てをしようとするのではなく、どの程度の活動が「ちょうどいい」のかを探す
    →つまり「完璧」を求めるのではなく「最善」を目指す
    ⚪︎多忙な人生を充実させる方法
    ①人生の中で重要な分野をリストアップ
    ②分野ごとで理想的には「何を」「どれぐらい」したいか書き出す
    ③その中で「あきらめること」を決める
    ④さらに自分が満たされる「ちょうどいい」を探す
    (例:理想では友人との会食に週5回は行きたい→ちょうどいいは週2回[楽しみになる。友人のありがたみがわかる])

    ・習慣化する
    →変化をするために必要なのは、自制心を養うことではなく、習慣を取り入れること
    ⚪︎習慣を作る方法
     →「確固たる価値観 + 決まった行動 + 決まった時間」
    →2つの習慣を実行しよう
    (※2つの行動・決意が習慣化するまでは新たな習慣は取り入れない)


    NA ⇒

    ・todoリストと「やらないことリスト」をつくる

    ・完璧を目指さず、最低一つ理解する気持ちで勉強する
     ┗この方法で参考書を何周も繰り返す

    ・自分の最高の部分が引き出される環境を探す

    ・「自分にとって重要な分野をピックアップ」して「あきらめること」を決めて「ちょうどいい」を見つける
    ┗温泉は毎日行きたいけど、週一(週末)がちょうどいい

    ・毎日朝8時から10時は勉強する


  • 大切なことにたくさん気づけた
    目下の問題が早速ひとつ解決した
    本を読んでよかったと心から思った

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