ハーバードの人生を変える授業

制作 : 成瀬 まゆみ 
  • 大和書房
3.78
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本棚登録 : 2383
レビュー : 267
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479793052

感想・レビュー・書評

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  • 2006年度のハーバード大学で受講者数第1位を記録した(ハーバード大学全体の約2割が受講した)「ポジティブ心理学」の講義エッセンスをまとめた本。

    少々古い本だけれども、本質的なことが書かれているので、古さは特に問題なしです。

    本の造りは読み物というよりも啓発本で、「人生を変える」という52のテーマについて、ワーク形式で講義を進めていく際のテキストと言った感じでした。

    1.感謝する
    2.習慣化する
    3.運動をする
    4.仕事への考え方を変える
    ・・・
    と続きます。

    7.困難から学ぶ
    11.失敗から学ぶ
    12.完璧主義を手放す
    25.子を育てる
    34.内なる声を聞く
    39.可能性を信じる

    などは、読後も印象に残っている項目ですが、それは読む人によって異なるでしょう。

    本の構造として、誰もが絶対に読むであろう第一番目の項目に「感謝する」を持ってきて、その次に「習慣化する」が来ており、更には52個のセクションすべての冒頭に、「今週、感謝すること」というメモ欄が設けられていました。

    これは、「感謝することの実践と習慣化が、人生をハッピーに変える重要な要素である」という著者の強いメッセージであるのかなと勝手に解釈しました。

    最初の「感謝すること」のセクションでは、毎日5つ感謝することを書き留めるというワークが設けられています。折角なのでトライしています。

    各セクションは、偉人の名言・箴言で締めくくられていて、それもよいなと思いました。

  • 平易な文章でかかえていて、とても読みやすい、判りやすい本だった。

    幸福になるためには、何も今の自分を大きく変えたり、とてつもない目標にチャレンジすることではない。 今の自分を受け入れて、内なる声に耳を傾け、考え方を少しだけ変えて、静かに分析してみる。  少し幸福感が増える。 これを繰り返すだけでもいいのではないだろうか。
    110歳になった自分を想像し、今の自分にアドバイスする。
    悲観論者はあらゆるチャンスに困難を見出す。 楽観主義者はあらゆる困難にチャンスを見出す。
    ブータンはGNPでなく、GNH(国民総幸福量)という指標を持っている。

  • ハーバード大学の授業とのことだが、内容はいわゆる自己啓発の本と同じである。
    この本の良いところは、
     1)学んで
     2)実践する
    という流れになっているところです。

    「○○って大事だよ」
    で終わらないところが凄いところです。

    まずは「感謝ノート」から始めたいと思います。

  •  心理学博士の著者が、ハーバード大学で受け持っていたポジティブ心理学の講義をベースにした本。同講義は2006年にハーバードの受講学生数第1位になったという。

     講義内容そのものの単行本化ではなく、講義のエッセンスを「ワーク」にブレイクダウンした本。ポジティブ心理学の成果をふまえ、著者が考案した「ワーク」を集めた内容なのだ。読者がそれらのワークを実践していくと、幸福感が高まっていくのだという。
     ワークは全部で52あり、週に一つずつ実践すると一年間で完遂できるようになっている。

     ワークブックという性格上、「なぜそのワークが幸福感を高めるのか?」の理論的裏づけは、ごくかんたんにサラっとすまされている。そこが私には物足りなかった。裏付けのほうをくわしく知りたいのだ。

     それに、紹介されているワークは、私のようなオッサンが実践するには気恥ずかしくなってしまうものが多い。
     たとえば、「自分の気持ちにあと5%正直になるためには……」と書かれたあとに大きな空欄があって、「思いつくままに文章を続けて下さい」と指示があったりする。こちとら夢見る乙女じゃないんだから、こんなちまちましいことやってられるか。
     まあ、本書の指示通り素直にやってみれば、幸福感は高まるのかもしれないが……。

     それに、ワークの内容自体、安手の自己啓発書のような陳腐なものが三分の一くらいある印象だ。
     思うに、52週分のワークという体裁を整えるために、無理して水増ししている面があるのでは? ほんとうは、幸福感を高めるための方法というのはもっとシンプルで、52ものワークは多すぎるのではないか。

     ただ、合間に紹介されている情報や引用句には、心惹かれるものがいくつかあった。以下、それらを引用。

    《「チベットの伝統的な考え方では、『ツェワ』と呼ばれる思いやりの気持ちは、自分自身に対する思いを他者との関係に広げていくことだと考えられています」「ある意味では、深遠な思いやりとは、利己主義が高度に発達した形態にすぎません。ですから自己嫌悪の強い人は他者に対して真の思いやりの心をもつことは難しいのです。始まりとなるべき土台がないからです」(ダライ・ラマの言葉)》

    《心理学者のレオナルド・ニューマンらは、「防衛的投影」に関する研究で「自分に欠点を認めたくない場合、人は他者にも同じような欠点を見つけようとする」としています。こうした考え方は「つきまとうもの」となり、実際には誰もそうした欠点をもっていなくても、つねにまわりの人の中にそうした欠点を探すようになります。》

    《ノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマンは、ここ数年、研究対象を「幸福」に移してきています。カーネマンとその研究仲間は、「富と幸福の間の関連性は低い」ということを発見しました。(中略)
     そして驚くべきことに、いったん物質的な富を手に入れると、それを手に入れようと奮闘していたときに比べて精神的にずっと落ち込んでしまう人々がいます。
     出世競争にあけくれている人間は、自分の努力が将来において有益だと思うからこそ、かろうじてバランスを保ち、自分のネガティブな感情にも耐えることができます。しかしひとたび最終目標に到達し、物質的な富では幸せになれないことがわかると、彼を支えてくれるものは何もありません。楽しみにしていたことも、幸せな未来のイメージを描かせてくれるものもなくなってしまい、失望感でいっぱいになってしまうのです。》

  • ポジティブ心理学、そして、その考えで自分を変えていく!これからの人生で大変重要だといつも思う。しかしながら、自分を振り返るって滅茶苦茶難しい(どこかに自分が正しいという誤りが出てしまうのだろうか)、加えて、記載されているテーマ(たとえば、「感謝する」「受け入れる」などなど)のほとんどが出来ていないことを感じてしまう。「気付いていないトラウマ」だったり、「本当の自分は〇×△なんだ」と、自分自身の現実を言葉として表現して、それを受け入れるっていうのは、いつかできるのだろうか。
    自らを受け入れて、他人やパートナーへの「感謝」や「親切」が自然に出来、そして、安全圏から出る、困難にうちかつなどはリーダーシップそのもの。
    このような心理学にて自己を改めるべき本を読める様になっただけでも、それなりに成長したと思うことにしてレビューの〆としておこう(笑)!

  • 一度読んだが、今朝電車のなかで、太字部分のみおおきく再読した。
    今夜、このワークをすべてやろうと思う。

    私の人生をどうしていくか、最終的に決めてくれる最後のワークになりそうな予感。

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    ということで、昨日ワークをはじめたところ、2時間で9までしか進まず!
    ががーん。
    でも続けます。
    20120524
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  • 人生でいちばん大事なことは、結局、知識ではなく行動だ(生物学者 トマス・ハクスリー、P217)と最後に書かれているとおり、人生を変えるには失敗を恐れずに行動に移すことの大切であることを学べます。

    読みやすい本ですが、一気に読もうとすると、後半だらけてしまいます。
    同じようなことばかり書かれているので、少しずつ読んで考えるのが良いかもしれません。

    という自分も、発売当時に読み始め、面白いと思ったものの、後半部分に入り同じようなことばかりで飽きてしまい、読むのを辞めてしまっていました。今回、改めて最後まで読み直したら、また色々考えが深まりました。

  • なんでこんなに売れてるのか、ハーバードで人気があるのかさっぱりだぜ まぁ内容は悪いことは言ってないが

  • これから21日間、毎日、手帳に、「感謝したことを5つ」書くことにした。
    ※なぜ、21日間かというと、新しい習慣の形成には、21日間必要だという研究結果があるからです。

  • ポジティブ心理学の博士による、ハーバード大学での講義をまとめた本。
    各セクションのトピックで1冊の本が書けるほど深い。専門外の人間にも分かりやすいように平易な文で簡潔にまとめられている。
    全部で52のセクションがあるので、1週間毎に一つのセクションのワークに取り組めば1年で網羅できると気付いた。繰り返し読みたい。

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