読書のチカラ

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 445
レビュー : 87
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479793175

感想・レビュー・書評

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  • 大学教授の著者は、教え子が本を読まずに大学に入ってくると嘆く。
    そして、本を徹底して読ませる教育をするのだと。

    人類の発展の歴史は、本によって築かれ、刻まれ、受け継がれてきた。その精神の巨大な英知に触れることなく生きていくことの危うさを語る。
    そして、読書こそ現代を生き抜くための人間力を鍛える格好の武器であると。

    思考が浅くなれば心が浅くなる。そして精神的にもろくなる。しかし、学生たちが読書すると変化が現れる。深さが出てくるのだそうだ。

    著者に直接教えを請いたいと思わせるぐらい英知に溢れた本。
    読みやすい本だけでなく、難しい本にチャレンジしてみようという気にさせる、生命力に満ちた本。

    <本書から>
    ・優秀な人ほど本を読む。経営者に欠かせない決断力と判断力を磨くすべになるから。
    ・心の豊かさを求めるならば読書を。
    ・天才・賢人の生き方に圧倒されよう。
    ・アウトプットで本は血となり肉となる。
    ・決してあえない古今東西の偉人に師事してみよう。
    ・心に賢者の森を作ろう。

  • 似通った本ばかり読み、読書に行き詰まりを感じているタイミングで読んだので、今後の指針の手助けとなった。
    読書を習慣にすると毎日少しでも本に触れていないとバカになったように思えて仕方がない。
    今後も読書を習慣付け、心の拠り所としたい。

  • 図書館で借りて読みました。
    読書がよい理由。
    私自身が思っていることと、以前に読んだ本で書かれていることで、まとまっている感じがしていましたが、これを読んで、さらに広がりが持てました。
    読書のない人生なんて、考えられない!
    読む価値のある本を読めているのか。
    読んだだけの鍛錬が積めているのか。
    自問します。

  • 心のよりどころとなる一冊。

  • 楽しいことがいっぱいある中それでも本を読む理由とは?・・
    私もそこが知りたい!
    「読書する人生」は、前へ歩き続ける人生だ。
    いい本に出会った後の喜びは、持続的に励ましを与えてくれる。
    「この本を読んだ今の人生と読まなかった人生は、確実に違う」
    本を読む人には必ずやこうした思いが湧く。
    ・・これを信じ傍らにはいつも、本を~が、私の人生となっています。

  • 本棚を見ればその人がわかる。そのうち本棚は作りたいけれど、所有はできるだけしたくない。所有なんて退屈。

    どんなアウトプットなら私の気に入る?

    その内容を人に説明できるか
    1 感性、経験
    2 本の一部を引用

     重要なのは認識だ。問題が目の前にあっても、認識できなければ存在しない。問題が存在しなければ、考えることもない。

     問いかけなければ何も始まらない。

     もしかしたら、恐れが問題意識を持つことを妨げているのかもしれない。問題を見つけたとして、自分では解決できないのではないか。認識する前なら耐えられたことも(人は惨めさには慣れる)、それがあると気づいてからはとても耐えられないかもしれない。しかも、それが自分では手も足も出ないことだったら?

     それでもやはり、問題を認識したなら、自分の実力や状況と照らし合わせて、現実的な行動を起こすこともできる。その可能性が生まれる。それが小さなロックハンマーで分厚い刑務所の壁に穴を開けるようなことだったとしても。

     現実的な行動を起こすように自分自身と交渉を続けたら、その先に目標や希望があるかもしれない。

  • 「読書した方がいい」

    という優しい言い方ではなく、

    「読書をしない生き方で良いのか?」

    といった強いレベルで読書を勧める本。

    この本を読んでもなお本が読みたくならない人は少ないのではないか。

    読書熱が高まった所で、読むべき本も多数紹介されているので便利。

    軽い・浅い本や音楽、読む前から結論が分かっている物語については「浅さがつなぐ相互依存」、「自分自身への慰撫にすぎない」とばっさり。

    このあたりは『ウェブはバカと暇人のもの』 (中川淳一郎)でも似た様な指摘がされていた。泣ける話、泣ける歌、展開がワンパターンなラノベなどが人気なのはそういう日本人全体の気質の変化もあるのだろう。

  • 読書とは何か、本を読む意味とは何か。
    「本を読むこと」についての本質に迫り、その必要性を説いた1冊。

    割と辛辣だなぁという印象。
    納得できる部分もあるんだけど、「そうかなぁ」と思う部分も少しあって。最近の若者の悪いところを「本を読まないから」と言われた気分になったのがじゃっかん複雑かも。
    でもいい本をたくさん紹介してくれたのは、ありがたかったです。どういう読み方をすればいいかも具体的に教えてくれるのも良かったですね。

  • これはいい。久しぶりにいい本に出会えた。今までなんとなく本を読んでいたけど、これからはアウトプットを意識して読もうと思う。
    そのうち再読したい。

    2012/02/03 再読
    2012/06/27

  • 文章が読みやすかった。

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プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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