- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479793335
感想・レビュー・書評
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一貫して中小企業の経営者の視点をとっており、シンプルで分かりやすい断章形式の本です。
中小企業とは経営資源に余裕のない会社と思ってもらえば差し支えはないでしょう。
そういう会社では特にコミットメントを求めないと
すぐにガタガタになってしまうわけで、
ブラック化する風土の現れやすい状況です。
小山氏もそうした中で、当然
強烈な会社を経営していると思うのですが
それなりに社員の方は納得感を持って働いているだろうとも思います。
それは評価に関して次のような方針が見られるからです。
「見えるものを評価する、それも結果よりも行動を評価する」
「評価の基準は明確にして社長も含めて一律に適用する」
「評価の結果は賞罰問わず形にして広める」
他のティップスは企業規模によっては
使いにくいものもあるかもしれませんが
評価の方針はどこにでも適用できるものかと思います。 -
株式会社武蔵野の社長小山昇氏の本。208の心得があり、ひとつひとつがコンパクトで、パラパラとめくって気に入ったら所を読むのものよいだろう。
たとえば「7決定は社長、実施は社員」、「63ダメな人ほどゼロから始める」、「127価値観を優先して能力は後回し」「182長期の計画は今しなければならないことを決めるためにある」などなど。
独特の視点で切れ味鋭く心の隙を突くコメントにに賛同するところが多い。 -
経営者のための著書ではあるが、リーダーとしての資質など今の自分に必要な事がわかりやすい。
お客様と向き合うことで見えてくる問題点や改善策については、毎日真剣に考えてみたい。 -
わかりやすいし読みやすい。
見開きに一つの考えが提示される形式で、長ったらしい解説とかないので、忙しい人でも読める。
内容も、中小企業の社長など向け。
全面的に内容に賛成するわけではないけれど、意思決定の曖昧さを排除しているようなところには共感する。 -
1ページに1標語、読みやすいです。
経営者の心得から、人材育成、人を動かす仕事、営業、事業選択・展開、と進みます。
報告は耳でなく、口で聞く
なんて惹きこまれますね。
良いものが売れるのではない、売れるものが良いもの。
はサイゼリヤ創業者の
「おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」
という書名と同じですが、2冊同時に読んでいたので印象的。 -
図書館で借りてきました。
稲盛和夫さんや松下幸之助さんなど、大企業のトップを務めた人たちの本には比較的多く接する機会がありましたが、本書のように中小企業のトップが記した本にはあまり接することがなかったように思います。
本書を読み、企業規模の違いにより、企業トップが果たすべき役割や姿勢・考え方も異なることがよく判りました。
記載内容は1ページ1テーマで記されており、関心のあるところを要領よく読み込むことができます。 -
武蔵野の小山昇さんの本。中小企業の経営をたくさん見ている方だけに、中小独特の人的資源管理ネタがメイン。1ページ1トピックでシンプル・読みやすい。基本的にX理論バリバリ(人間は本来なまけ物で、放っておくと仕事をしない)の論調なので、導入している施策は強烈。
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とくに読みやすい。
208の考え方が、端的に記載されている。
経営とくに中小企業の経営手法として参考になる本です。