25歳からのひとりコングロマリットという働き方 ~仕事も肩書きもひとつじゃなくていい.~

  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479793373

感想・レビュー・書評

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  • なんでもやってみよう!僕たちは死ぬんですよ!

    自分の仕事を多角化して、複業をしていくことを提唱。

    副業ではなく複業と著者が記しているのは、コアの仕事(会社員)とその他の仕事が個別に存在しているのではなく、それぞれが相互作用してプラスの影響を与えているという理由からである。

    経営学では、多角化戦略と呼ばれるものがある。コアのビジネスをいくつも打ち出し成長させていく経営である。

    例えば、フジフィルムはカメラ業というコアビジネスを医療や化粧品など、新しいコアビジネスを確立させ生き残っている。

    その際、新しいコアビジネスは今までフィルムビジネスで培った技術を応用させて医療や化粧品に応用させている。

    本書でも新たな複業はコアビジネスを応用して相互作用させるものであるべきという。

    ボクは金融業がコアビジネスだ。趣味は、海外旅行、とくに台湾旅行。金融業を台湾をうまくコングロマリットさせていきたい。

    具体的には、台湾を極めるということだろう。
    台湾旅行を趣味という枠組みから脱皮させ、例えば、台湾ビジネスや台湾学を自分の中で確立させていくとか・・・。

    とにかく、僕らはいつか死ぬのだ。
    ワークスタイルをどうするかで、ボクの人生も大きく変わる。
    この本を読んだときから、ボクの心は色々と動き出している。

    まずは、毎日の習慣をかえて、コアビジネスをゆるぎないものに極めつつ、複業を確立させていきたい。

  • ノマドな生活を送るための本第二弾。
    直接的にはノマドという言葉は出ていませんが、
    複数の収入源を持ちましょうという内容。
    副業ではなく複業というコンセプトが面白い。

    本田さんの本は基本的には敷居を下げて書かれているので、
    分かりやすいけど実戦までイメージして読まないと、
    ちょっとなし崩し的になってしまいそうです。。

    ただ今後の生き方のイメージはつきました。
    もう少しノマド研究を続けようと思います。

  • チェック項目8箇所。かけがえのない、限りのある自分の人生、見ず知らずの誰かが作った常識に従う必要はないし、自分の生き方を人に何と言われようと関係ないのです。「コングロマリット」とは、一言で言うと、まったく異なる性格をもつ事業を組み合わせて展開している企業のことです、ひとりコングロマリットは、特殊な才能がなくても、どんな人でも自分次第で実現できます、ランチの時間に限らず、似たようなことは他にもたくさんあります、「規則だから」「常識だから」と無条件に受け入れるのではなく、「このルールは何のためにあるのか? 誰が決めたのか?」と一度心の中で疑ってみる、そういう思考を習慣づけることが、会社に依存しない新しいワークスタイルを築くための第一歩になるはずです。モチベーションというのは人に上げてもらうものではありません、「それを何のためにやっているか」というところから生まれるものです。会社に勤めながらいくつか仕事を持っていたとしても、ひとりコングロマリットの場合、それらは「本業と副業」ではなく、全部まとめて「複業」なのです、他の人にはない付加価値が生まれれば、必ず誰かから声がかかり、広がりが出てきます。自己管理は、会社に依存している状態を長く続けていると、だんだん苦手になっていきます、逆に言うと、会社という守ってくれる存在があるので、依存していてもなんとかなってしまうわけです。コングロマリットを形成していく上でありがちな失敗が2つあります、まず、絶対にやってはいけないのは、「何かがイヤで、これをやめたいからほかのことをしよう」という発想で動くことです、もうひとつやってはいけないのは、最初からお金を追ってしまうことです。ひとつの場所でひとつのことだけどをやっていると、「これだけやっていればいい」というルーティンが固まってきます、そうすると、新しいものを生み出さなくてすみます、これはある意味ラクな生き方だと言えるでしょう。

  • サラリーマンが複数のビジネスを持つことの本質的なメリットが語られている一冊。

    軽い感じで読めます。
    あまり本を読む習慣のない人にもさっと読めると思います。

    将来に対する不安をあおるものではなく、価値観を見直すことでピンチをチャンスに変える視点が得られます。

  • 読みやすい本です。今回参考になったポイントは以下の3つ
    ⒈親の言う事は聞かないほうがいい
    時代が違う価値観が違うから土台納 得させるのは無理と言う事
    ⒉自分の看板をもっと全面に出す
    ○○会社の部長の○○です‼という時代は終わった。自分の興味のある事、得意な事からマルチに展開。自分のブランドを作るという事。
    ⒊子供にパパは何やってるひとかわからないけど楽しそう
    10年後はそういう人が増えるとの事です。
    毎日残業遅くまでやって頑張ってる‼は自慢では無く恥ずかしい時代になるでしょう。

  • 「コングロマリットとは…異なる事業を組み合わせて展開している企業のこと…違うことをやるからこそ事業に幅が生まれ、意味が出てくる…これからは収入源を複数もっているべきだと思います…細々でいいからずっと続くようなビジネスをやっているほうが結局は生き残れます」

     この本を読んで、リスクヘッジのためにも、自分が社会や人に貢献できることを確立し、それを周囲にアピールしておくことが大切だと思いました。そのようなライフスタイルを得るためにも、今の仕事をこなすことによって得られるスキルを余すことなく習得することが大事ですね。

  • 一つの仕事だけにとらわれず異なる分野(趣味や興味のあることも含)にも目を向けていくべきだという考えには納得できる。
    しかし、具体的にどういったことをしていけばいいのかが、
    いまいち分からない。もう少し身近なことを例に挙げて欲しかった。

  • 多かれ少なかれこの本に記載の内容を理解して生きて行くことが今後は大事になる

  • 1つのしごとを一生涯の時代は先が見えない

    自分の仕事の分野を広げる

    常識だと思うことを改める。

    副業から複業へ


    納得の1冊

  • 読了

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著者プロフィール

1965年12月23日東京都生まれ。プロデューサー。 数多くのヒット番組やWEBサイトの企画、ファッション、企業ブランディングまでジャンルを越えて活躍。「対談の名手」として雑誌や書籍のインタビュアーを務めることが多く、またブログやツイッターが高いアクセス数を誇り情報キュレーターとしても信頼度が高い。企業・学校などでの講演活動も展開。厚生労働省イクメンプロジェクトメンバー、経済産業省「クール・ジャパン戦略推進事業・企業マッチンググランプリ」総合プロデュースも務める。

「2013年 『人の話は9割聞くな』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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