「話がわかりやすい!」と言われる技術 スケッチ・トーキング

  • 大和書房 (2012年5月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784479793472

作品紹介・あらすじ

一生懸命しゃべっているのに、なぜ伝わらないのか。ちゃんと伝わる、ググッと引き込むスケッチ・トーキング。

みんなの感想まとめ

相手に伝わる話し方を学ぶための具体的な技術が紹介されている本です。スケッチ・トーキングの手法を通じて、絵を描くように話すことで、相手とイメージを共有し、感情を動かす力を養うことができます。特に、客観的...

感想・レビュー・書評

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  • スケッチ・トークは相手に物語や、周りの環境、更には疑似体験をさせることである。

  • ラジオDJが解説する、ちゃんと伝わり引き込む事ができる技術=スケッチ・トーキングとは何か。

    この本の著者はラジオのDJ、もともとはあがり症で人見知りのサラリーマンだったそうですが、ラジオで話せるようになったちょっとしたコツ。これがスケッチ・トーキング。
    今回初めて聞いた言葉ですが、聞き手をその場に案内して同じように体験させる話術、絵を見せるように話す、という感じです。

    コツとしては客観的事実を伝える、歩調を合わせて話す、いつもの表現を置き換える、擬音、擬態、擬人を使いこなす、伝えたい事を先に決めてしまう、など。

    面白いなーと思ったポイントは、「私は」を入れない、動詞を使うというテクニック。
    どちらかというと「I・メッセージ」のように私を主語にして話す、という論調が多い中、「私は」を入れないってのは逆潮流(?)ですなあ。
    主語を「私」意外の人・もの・事象にすると、事実描写をする土台ができあがるというもの。

    例えば、道を歩いているときに素敵な風景があったとして
    「今日歩いてたら紅葉がきれいだったよ~、すごかったよ~」を
    「今日歩いてたら紅葉が夕空に浮かび上がっていて、立ち止まってる人が何人もいたよ」
    と言い換える。
    あと、「きれい」「すごい」といった形容詞を動詞に置き換える
    「今日歩いてたら紅葉がひらひら舞っていた。一枚一枚眺めちゃったよ」

    ってこんな具合で解説されたんですが、読めば読むほど、うーん、ラジオみたい。。。と思ってしまいました。ってラジオトークの技術だから当たり前かあ。。

    ちょっとこれ、ビジネスの現場でやるとひかれますねーという感じ満載です。事実描写より、自分の主張を問われる事が多いし、短く表現する事が求められちゃうんでね。。
    という意味で、これ実際使えるかどうかは微妙な気がしました。
    確かに絵が見えるような素敵な描写にはなるんだけど、どこか詩的、ラジオ的。。。なんと言うか作文みたいな印象です。

    多分、話言葉よりも書き言葉のほうが取り入れやすいかな?
    ボキャ貧でつい同じ表現になってしまう所を言い換えできないか、形容詞じゃなくて動詞にしてみたらどうなるんだろう?と、そんなところで応用が利くと思いました。

    しかし、普段ほとんどラジオを聴かなくなってしまいましたが、ラジオならではの工夫というのがあるもんなんですね。

  • どうしたら、伝わる話し方が出来るんだろうって思ってた時に出会った本。
    スケッチ・トーキングとは、絵を描くように話すことで、相手とイメージを共有する話し方。
    客観的に事実を伝えながら、五感に響く言葉を選ぶことで、相手の感情を動かすことが出来るのです。
    これがマスター出来たら、相手に伝わる、ググッと引き込む話しができますね!

  • 語彙力と話の組み立てが下手くそな私からしたら知りたかった内容とは違うかった。例え話が大袈裟に話すぎじゃない?と思ってしまった。もう少し別の本でも勉強しよ

  • ”「何を言いたいのかよく分からん…」と周りから言われちゃうあなた&僕に、希望の光を見せてくれる麻生けんたろうさんの近著。「その場にいるイメージを作り上げ、相手自身に体全体で感じてもらう」ことがポイント。自分の感じたことを説明しようとするから伝わらない!

    <実践しよう>
    ・facebook等での実験。その時の様子の描写を加える(p.24-25)
     例:
     「今日の夕食は○○。3日ぶりに話をした父が作ってくれた。うまかった」
     「今日の夕食は○○。食べた瞬間、口のありかを忘れてしまった。うまかった」

    ・「キミにとって友だちってなんだろう?」(p.40)
    →「私はこう思う」という絵をスケッチ・トーキングで描いていけば、同僚は自分の体験に重ねながら、あなたのイメージを共有するようになります。

    ・主語を「私」以外にする意識(p.58)
     例:
     「今日ね、駅の裏通りを歩いたら、黄色く色づいたイチョウの葉が、夕空に浮かび上がっていて、立ち止まっている人が何人もいたよ……」

    ・動詞を使う(p.60)
     形容詞や形容動詞、副詞 を 動詞で表現。
     例:
     「びっくりした」の代わりに「足が止まった」

    ・客観的描写と五感を刺激する言葉によって、あなたの話を見せるのではなく、そこにいることを実感させるのです。(p.82)

    ・言いたいことを「前提メッセージ」で入れる(p.114-115)
     例:
     ×「次期商品は、6月には発売しないと年末商戦で戦えません!」
     ○「<b>私たちは</b>これまでの経験から、次期商品は、6月には発売しないと年末商戦で戦えないこと<b>に気づいています</b>」

    ・こんな時はタイミングを見計らって「そうなんですってね」と入ります。(略)
     話し手は、「この部分は知っているんだな」と無意識に感じとり、自然に次の展開へ進むようになります。(p.125)

    ・「XXに置き換えたら、○○台分足りない」(p136)
     →○○ID分足りない

    ・「失礼ですが、もしかしたら、お部屋にCDをドバッと積まれていますか?」(p.151)

    ・まず、名前を印象づける工夫が必要です。(p157)
     #趣味や仕事の中身よりも、まずは名前を印象づける。ワンポイントPRはそのあとで。

    ・あらすじ&感想の基本形(p.161)
     ?その映画を観たらどんな気持ちになるのか?
     ?ストーリーは?
     ?見所は?
     ?映画を通じて得られるものは?
     #本でも、セミナーでも、商品でも、人でも同じ。

    ・イマジンクエスチョン(p.171)
     相手をスムーズに空想の世界へ誘う力がある。「もしも」の話なので、答えに何の制限もないからです。
      例:
      「たとえば……」
      「仮に……だとしたら」

    <読書メモ>
    ・映像を見せられないラジオでは、発する言葉の一つひとつで情景が浮かぶように語りかけてゆく必要があるからです。
     目に見える情報だけではありません。時には、触った感じや味覚、聞こえてくる音、鼻に差し込む香りも、言葉の表現だけで伝えていかなければならない。
     つまり、聞き手をその場に案内して、同じように体験させる話術がスケッチ・トーキングなのです。(p.1)

    ★話のうまい人は、自分が体験した空間を共有できるように相手の顔の中に座席を用意して、映画を観てもらうように話します。
     その場にいるかのようなイメージを作り上げて、徐々に体全体で感じてもらうようにしているのですね。(p.15)

    ・あるスーパーのクレドには「自分が今してほしいことを、今目の前にいるお客さまにしてあげましょう」と書いてある。(略)卵を落としているお客様を見かけたら、そこの従業員は私服のまま「私はここの店員です。交換しますから大丈夫ですよ」と声をかけるようになるのです。(p.33)

    ★元文化庁長官で臨床心理学者の故・河合隼雄先生は、友だちとは「夜中の12時に自動車のトランクに死体をいれて持ってきて、どうしようかと言った時、黙って話に乗ってくれる人」と述べているのですね。
     #すごい!リアルに情景が浮かぶし、心の葛藤も見える!

    ・スケッチ・トーキングでは、聞き手に疑似体験をしてもらいます。たとえ想像の世界であっても、実際に行動をしてもらわなければなりません。(p.61)

    ★どんな商品であれ、サービスであれ、お客様はそれに手にした後の状況を想像します。
     「このサプリを飲み続けたら…(略)」
     「このシューズだったら…(略)」
     「こっちのオードブルのほうが…(略)」
     このように、頭の中でイメージを膨らませているのですね。
     #こんなトークをしなくっちゃ。営業でも日常生活でも。

    ★人は行動する時に必ず、頭の中でイメージをします。逆を言えば、イメージできないものは動機づけられないのです。(p.171)

    ・あとがきより
     「2012年5月
      World Sketch の "Wonderful"を聴きながら
                          麻生けんたろう
      追伸 いつの日か、あなたと直接お会いできる日を楽しみにしています。」

    <きっかけ>”

  • スケッチ・トーキングとは、言葉を使って相手の頭の中に画用紙いっぱいにイメージをスケッチするように描くような話し方を指す。
    一般にはあまり認知されていないが、ラジオなどではとても大切な事らしい。
    正直初めて聞いた言葉で、当初は実際に話しながらイラストなどを描く事で、誤解などを防止する技術だと思っていたので、全く違っていた。

    話す順番や動詞をうまく使う事で、相手がイメージを描きやすくするなど読んでいるとなるほどと思う事がいろいろ紹介されていた。

  • 【内容】
    相手の頭にイメージを作ることで理解してもらう手法

    【面白かった点】
    イメージを他者の頭に作るにはまずフレームが必要という考え方
    また、そのフレームの大きさは適正な大きさにして、
    相手の不快を防ぐという考え方

    【使ってみたい点】
    具体的なイメージを想像させるために、よく使われている言葉は使わない
    という手法

  • ラジオの話し手らしい、読んでてその絵が浮かぶような文章。
    主語を自分以外にして話す、大筋から話す、未来をイメージして話す、等、取り入れてみる。

  • 客観的に話す。アウトラインから話す。『すごい』など形容詞を動詞に起きかえる。『私は』を無くす。耳に聞き新しい言葉を使い注意を引き寄せる。
    話し方の本の中ではピカイチで頭の中にすうっと入ってくる良書だと思います。
    確かにビジネスの世界ではより簡潔に、自分の考えを述べることが必要とされているので、ビジネストークとしては新たな問題が生じる可能性があるとは思います。だけど小難しい本を読んで何もわからないより、会話の基本として読んだ方が幾分かプラスになると思います。

  • 表現として、ちょっとやりすぎかなと思うところもあるけど、確かになーと共感できるところが多くて今の自分に必要だなと感じた。

    Twitterなどでも利用しつつ、臭くなり過ぎない兼ね合いを見ながら、モノにしていければなぁと思う。

  • 「聞き手がどう受けとめるかを推し量ろうとする心遣いを忘れない」意識しないとできないから、忘れないように人と接しよう。

  • ためになった。
    とりあえず「わたし」を主語にするのやめたい。笑

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著者プロフィール

麻生けんたろう(あそう・けんたろう)
ラジオDJ、パーソナルモチベーター、FMりべーる取締役。
あがり症の営業マン時代を過ごすも、局アナをしている友人との出会いにより克服。アナウンサー養成学校に通う。その後、札幌転勤を機に独立を決意。北海道のラジオ局を中心に喋り手として活躍。近年はその経験を活かし、話し下手で悩む経営者、医療関係者、就活生、女性起業家など、延べ1900人以上に個別指導をするほか、地元・旭川では聴衆の関心をひきつけるプレゼン力、初対面でも相手の心を開くコミュニケーション力を磨く勉強会「雄風会」を主宰。ラジオの喋り手ならではの話術「スケッチ・トーキング」をはじめ、メンタリズム、コールドリーディング、NLPのスキルを融合した仕事や恋愛に活かせる独自のコミュニケーションノウハウを伝授している。
著書に『人前で30分話すためのプロの実践テクニック』(同文舘出版)、『「しゃべる」技術』(WAVE出版)、『「話がわかりやすい!」と言われる技術 スケッチ・トーキング』(大和書房)など多数ある。累計の読者は10万人以上に及ぶ。

「2020年 『初対面も、電話も、苦手な人も どんな人の前でもあがらない話し方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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