まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 383
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479793779

作品紹介・あらすじ

腹を立てずに向き合えたら…と思ったことはありませんか?人間関係でつまずいたときの問題解決法が満載!「目の前の問題が"ま、いっか"と思えるようになった」という人が続出の"魔法の言葉"を公開。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で気になっていたので、借りてみた。

    相手の状況と自分を切り離すこと。相手の態度に傷付いたとしても、相手はただ忙しかっただけだったり、別のことを考えていたりする。自分に自信がなく、拗ねていると傷つきやすく、落ち込みやすくなる。

    そして、いいひとほど、「自身=自信」がない。幼少期から、こうあるべきと育てられているので、そこから外れると恐怖を感じる。そして自分の考えを封印するのに慣れているから、自分の意見がない。これはまさに自分に当てはまると思った。今私はどんなに頑張っても自分の意見が出てこない。これは、この体験により、自分の封印に慣れてしまったから、と気付けた。
    それに対して筆者は、悪い人と思われる行動をどんどんしてみること、と述べている。嫌われたくないが根本にあるのなら、嫌われる行動をしてみること。すると、案外周囲の人は自分のことを受け入れてくれていることに気付く。それにより、自分が解放され、自由に意見が出てくるようになる。

    そして、人間はいつも記憶をねつ造しているというのもとても興味深かった。悩みごとや嫌なことは記憶を盛っている、というのは、たしかに!と思えた。

    また、素直になるとは、自分を信じるということ、というのも感動した。「自分は人から無条件に愛される存在なのだと信じること」。すると、その証拠の方から集まってくる、というのは実践しようと思った。

    ワークとして、「どうせ」をつけて言葉に出してみるのは面白かった。「どうせ自分はみんなのアイドルだし。愛されまくっているし」。違和感を感じるくらいに、スーパーバカポジティブの世界に偏らせることで、セルフイメージが良い方に偏り、今まで自分が見ないようにしていたことがちゃんとそこに「あった」と気づき始める。しかも目に見える「物的証拠」だったりする。ただ自分が「受け取っていなかった」だけ。というのがとても印象に残り、実生活に取り入れようと思った。

  • 大事だとわかりつつも…踏み出せない( ;∀;)

    でも少しずつ頑張ろ!✨

  • たまに読むと前向きになれる

  • 自分はどうせだめ、自分なんてとレッテルを貼り、その証拠を集めることをやめましょうという内容でした。
    どうせ人生うまくいくし。
    そう思いながら生きていきたいものですね。

  • 良い人をやめる勇気を持てということ。

  • 「職場にイヤなヤツがいて、そいつをどうにかしたい」
    まさしくコレで読んでみました。

    ナイナイアンサーでもおなじみの心屋仁之助さんの本ですが、この方、一度はサラリーマン生活をされてたのですね。
    学者肌の人より、一度自分で挫折を味わってから専門家になる人の方が心にしみる感じがします。


    究極の解決策は
    ・他人を変えずに自分を変える。
    ・穏やかに過ごせるようにする。
    でした。

    もっと攻撃的でスッキリできる方法かと思ったけど、要はなんでも受け止めて流すってことみたい。
    そんなの自己満足で現状が変わらない気がするけど。

    ・自分が「正しい」と思うほど、周りは「正しくない人」が増えてくる。
    ・「~するべき」と思い込まない、他人を裁かない。

    【魔法のことば】
    ・どうせ自分は何をやってもうまくいくし。
    ・どうせ自分はみんなのアイドルで、愛されまくってるし。
    ・どうせ自分は失敗しても許されるし。
    ・あーあ、どうせ私は素晴らしいよ。
    ・あーあ、どうせ幸せになるし。
    ・あーあ、どうせ私がいないと楽しくないんでしょ。
    ・あーあ、どうせまた上司が頼ってくるんでしょ。
    ・あーあ、どうせ私はお姫様だし。
    ・どうせ、みんなに好かれまくってるし。
    ・どうせ、お金がザクザク入ってくるし。
    ・どうせ、魅力があふれすぎて眩しいし。
    ・どうせ、使っても使ってもお金が減らないし。
    ・どうせ、食べても体重減るし。

  • そんなことできるわけない…と思うことも載っていましたが、それくらい気楽に生きていいんだと感じ、生きるのが少し楽になりました。

    酷いことを言われた!と感じても、受け取り方次第で落ち込まずに済むのだとわかりました。酷いことを言われた!と「感じた」だけ。

    魔法の言葉、今日から早速試してみようと思います。

  • 魔法の言葉

  • 心の捻じれ、心の拗ね・・・その原因のもとは、すべて「愛されたい」「自分を分かってもらいたい」「ありのままの自分を認めてもらいたい」っていう欲求。特に子供のときに、母親からそれらの欲求を満たされなかった人が、拗ねてしまう。

    拗ねた心は、被害妄想だけが人一倍大きく育ってしまう。いち早く被害者の席に座って、加害者を糾弾して裁こうとする。自分を守ろうとするあまり、争いが絶えなくなる。
    「べき」が多い人も同様に、「自分が正しい」ことをしていて、相手が「間違っている」と判断したとき、「私は相手を裁く権利を得た」と勘違いしてしまう。これらの関係が様々な争いのもととなる。
    「自分が正しい」と感じたときは、「他の人"も"正しいの"かも"」という考えを持つことが重要。

    印象的だったのが、「気付かなかったごめんね」という言葉。「気付かなかった」っていうところが重要。どちらが正しいかとは関係なく、相手が嫌なことだと「感じたことは事実」。先に謝れるということは、器が大きいということ。

    ネガティブ思考を手動で切り替える方法が、実践的で楽しい。
    「どうせ~やっぱり」の法則を逆手に利用してしまう。
    「あーあ。どうせ、私は愛されてるし」
    「あーあ。どうせ、私は素晴らしいし」
    感じたことをひっくり返してしまう魔法の言葉。
    そう思えないときは、「かな?」「かも」をつける。
    思わず、ネガティブなことを考えてしまったら、最後に「ちゃうちゃう!」と一人つっこみを入れておく。

  • 母にすすめられて読むも、今までこういう本はたくさん読んできたから、どれもどこかで読んだことあるなぁっていう印象。

    自分が許せないキャラクターになってみるって難しい。
    なんにしたって、好かれるときは好かれるし、嫌われるときは嫌われるんだから、自分がしたいようにすればいい。

    頭ではそうわかるんだけど。心はまだまだ頑なで。

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著者プロフィール

「性格リフォーム」心理カウンセラー。大手企業の管理職として働いていたが、現在は京都を拠点として、全国各地でセミナー活動やカウンセリングスクールを運営。アメブロ「心が風に、なる」の登録読者は13万人。

「2017年 『心がラクになる 心屋仁之助手帳2018』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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