- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479794028
作品紹介・あらすじ
大切な人の悩み相談に真剣にこたえている、自分なりに一生懸命アドバイスもしている。なのに、相手が元気にならない…。そんな経験があるあなたへ。相手が元気になる本当の「聴き方」、教えます。
感想・レビュー・書評
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コミュニケーションの難しさとその基本である聴くことの大切さがよく解る本。ビジネス、組織に通じるところもたくさんあり、期待以上だった。
■言語的メッセージ 7%
■準言語的メッセージ 38%
■非言語的メッセージ 55%
①評価的態度 〜ではなく、〜した方がいい
②解釈的態度 それは〜になったんじゃないの?
③調査的態度 どうして〜になったの?●?▲?
④支持的態度 それは素晴らしいことですね
⑤共感的態度 そうかもしれませんね、分かりますよ
共感力と言えるかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
参考図書
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傾聴のテクニックというよりも緩和ケアの現場で人生の最後を迎える人達との付き合い方をつづった本。
人の話を聴くことの大切さがわかります。 -
スピリチュアルな苦痛ってなんでしょう。
おそらく宗教的なベースがある欧米では一般的な概念ですが、無宗教者が多い日本ではわかりにくい概念です。
このスピリチュアルな苦痛についてわかりやすく書いてある本です。
大津先生は、緩和医療を専門になさっていらっしゃる方で、1000名以上の患者さんを看取ったそうです。
スピリチュアルな苦痛とは、生きている価値を問う苦痛だそうです。
「これまでの自分の人生っていったいなんだったんだろうな」という自分の人生を否定する苦痛です。
死が近ずくに連れて患者さんは、自分の将来の希望、他者との関係、自律と生産性を失います。
悪い方にばかり目がいってしまうことになります。
こんな時に、医療者ができることは傾聴です。
この本を読んで傾聴力を少しでも磨けたらよいと思います。 -
2015年7月新着
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ブッダ 苦しみの原因 四苦八苦
四苦 生きる苦しみ、老いる苦しみ、病む苦しみ、死ぬ苦しみ
八苦 愛する人と別れる苦しみ(愛別離苦)、うらみにくむ人と出会う苦しむ(怨憎会苦)、求めるものが得られない苦しみ(求不得苦)、人が人であることの苦しみ(五蘊盛苦)傾聴に必要な技術
1 その方の一番気がかりとなっていることを聴きましょう
2 一番の気がかりだけでなく、4側面(身体、精神、社会、スピリチャル)の苦しみを聴きましょう
3 その方の物語を意識しなから聴きましょう。可能だったら今に至るまでの経緯を話してもらいことです。そこから物語、背景をつかみます
和顔愛語
反復の技法
反映、正当化、個人的支援、協力関係、尊重
感情をむき出しにされたとき
まず、嫌な気持ちを認識する 客観視
その後、正当化、個人的支援、協力関係 -
No.671
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