- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479794219
作品紹介・あらすじ
心理学の実践分野の第一人者が、最先端の科学的成果を盛り込んだ、他に類を見ない珠玉の一冊。今、自分を変えるための勇気を学ぼう。
感想・レビュー・書評
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https://opac.lib.u-toyama.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB14356256 -
翻訳がクソ。
扱っている内容は面白いが、翻訳が意味不明。
とても、読みにくい。 -
思ったより読みやすいが、内容はいまひとつ。
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勇敢に生きることは、よく生きることと同義
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【由来】
・amazonの関連本。トリガーは図書館からのアラートで「不合理」という本。
【期待したもの】
・今、自分が一番獲得したい資質、だもの。
【要約】
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【ノート】
・この本、かなりダメじゃないだか?勇気や怖気付く(今の自分にとっての大きな課題)について、もう少し啓蒙的な内容が科学的根拠や説得力を持って語られているのかと思ったのだが、個人的体験をベースに少し敷衍してそれっぽく語っているだけ、という印象。 -
「ポジティブ心理学界のインディ・ジョーンズ」という異名をもつ(心理学研究のためにいろんな秘境に行っているという意味らしい)著者による、勇気についての科学的な解説書である。
この手の本では、前に読んだ『孤独の科学』や『WILLPOWER 意志力の科学』、『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』(「先延ばしの科学」ともいうべき内容)が、有益で面白かった。
その3冊のクオリティに比べると、本書は内容が薄いし、心理学の一般書というより自己啓発書に近い。
勇気は生まれつきのものではなく「習得できる技能」であり、トレーニングによって強化することができる、と著者は言い、勇気を強めるためのコツを紹介している。
それらのコツの中には、「なるほど」と納得できるものもある。
たとえば、勇気を発揮するにはそれを妨げる恐怖心に打ち勝つ必要があるが、そのためには怒りの感情を利用するとよいとあり、深く得心した。
《恐怖が行動を躊躇させる感情であるなら、その恐怖を上回るさらに強い感情的な反応によって、私たちは速やかな行動に導かれるはずです。人間の“感情のパレット”には、恐怖を克服するだけの強さをもつ、唯一の感情があります。それは、怒りです。
(中略)
強い怒りの感情によって勇気を引き上げることを考えるうえで大切なポイントは、自分が大切にしている価値観を基準にすることです。》
しかし、これ以外のコツは、あたりまえのことばかりという印象を受けた。
たとえば、経営者や警察官などの行動に勇敢さが見られることが多いのは、彼らが自分に与えられた責任を自覚しているからだ、という主旨のくだりがある。責任感が勇気を後押しするのはあたりまえのことであって、何も心理学者に教えてもらわなくてもわかる。
あと、“じつは女性のほうが勇気があるのではないか”という話も、興味深く読んだ。
たとえば、「ホロコーストにおいて自身の危険を顧みずにユダヤ人を救った人に与えられる『諸国民の中の正義の人』称号を持つ人のうち、約六割が女性」なのだという。
そのように有益な知識も得られるので駄本とまでは言わないが、読み返したいとは思えなかった。 -
「勇気は鍛えることができる」という発想から、それを高めるためにはどうしたら良いか、ということを論じた一冊。
着眼点の面白さと、見出しを見て読んでみたが…
失礼ながら内容は凡百のハウツー本と大差がない。というのも、根拠となるデータがいくつかの事例に留まり、定量化されていないのだ。
上げる事例が、もう飽きるほど聞いた有名実験ばかりであるなど、深みやオリジナリティが全くない。
著者のことは知らないが、心理学と言うよりは自己啓発の領域のように思える。
とりあえずテーマ自体はとてもおもしろく、真剣に掘り下げたらかなり実りのある研究となりそうだし、所々興味をひく内容がなかったわけでもない。実に色々と惜しい。 -
困った。
リスクがあるが行動しなければならない。行動したい。
その時にどのように行動するか。
本書はその解として、現状効果のある方法を教えてくれる。
リスクを正しく見極め、リスクに備えること。
そして、魔術的思考(おまじない)を活用すること。
著者の言い方はやや大げさだが、
勇気を獲得する簡単な道はないのだということがわかる。
日々実践あるのみ -
人と一線を画するには、小さな一歩を積み重ねることしかないと思う。
勇気のある行動も、行動を起こすまでの小さなステップたちを重ねていくだけなんだということを教えてくれた。
自分からみて自分自身が、尊敬できる存在でいたいと思うから、「勇気」を学んでいきたい。