ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479794707

作品紹介・あらすじ

JR中央線・乗降者数最下位の西国分寺駅-そこで全国1位のカフェをつくった著者が挑戦する、"理想と現実"を両立させる経済の形。

感想・レビュー・書評

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  • 『ゆっくり、いそげ』から学んだ不等価交換の価値 | コクヨのMANA-Biz
    https://www.kokuyo-furniture.co.jp/solution/mana-biz/2023/06/post-700.php

    影山知明さんの名著「ゆっくり、いそげ」で数字や成果にとらわれないビジネスの本質を学ぶ | jMatsuzaki(2019年4月21日)
    https://jmatsuzaki.com/archives/24293

    こどものための、大人の物語 - KURUMED COFFEE
    https://kurumed.jp/

    ゆっくり、いそげ - 株式会社 大和書房 生活実用書を中心に発行。
    https://www.daiwashobo.co.jp/book/b190582.html

  • 中央線で最も利用者の少ない「西国分寺駅」近くにあるクルミドコーヒー
    駅から少し歩いただけで静かな雰囲気の住宅街の入口にある。
    このカフェから生まれ、時間をかけて地域に根付いていく温かい文化の環。
    そのネットワークにいつか入ってみたいと、私自身ひそかに憧れている。

    何か親切をされ「健全な負債感」を刺激されると、「お返し」をしたくなるもの。
    その「お返し」の相手は、決して同じ人ではないことが多い。例えば電車でお年寄りに率先して席を譲るとか、いつもより笑顔で朝の挨拶をするとか。

    筆者によると、我々が何か「良いこと」をしているときの人格は、「受贈者的」なものになっているらしい。give and takeの「giver」である。ただし、我々は不満を抱いている時になると、心が「消費者的」な人格に支配され、少ない労力で最大限のベネフィットを得ようとしがち。クレーマーの心理であり、「taker」である。

    giverが周囲のtakerをgiverに変え、winwinの関係を築くことが理想ではあるが、職場で周囲を見渡すと、そこまで簡単なものではない。なぜなら自分がどれだけgiveをしても、takerはいつまでたっても、takeし続けているように感じるからだ。周囲は私を都合よく利用しているだけなのではないかと思ってしまう。私は異動のたびに、前任者からの引継ぎをまともに受けたことが無いが、おそらく前任者が気にも留めていない範疇の業務にも手を出しているのだろう。勝手にgiveを求めて、手間をかけ続けているのかも知れない。

    私が相手からの見返りを期待している時点で心が未熟であり、giver足り得ていないことは承知である。それでもやっぱり、giveを積み重ねる働き方の先に、自分が疲弊し潰れてしまう未来しか見えない。「give and take」ではなく「give and give」で本当に良いのか?ストイックで聞こえは良いが、賛同できない。
    もしかしたら、案外自分は同僚たちに感謝されているのかも知れない。承認欲求をぐっと抑えて同僚たちを信じることも、giveの一形態なのだろう。

  •  著者は外資系コンサルティング会社やベンチャーキャピタルの仕事に携わった後、2008年に生まれ育った西国分寺市で「クルミドコーヒー」という名のカフェを開業し現在に至っている。

     本書の前書きにおいて、
    「ここでの議論はカフェのような業種だから成り立つ小さな経済の範囲のものだとの指摘を受けるかもしれない。
    確かにそれも否定できないだう。      現在の経済、ビジネスを根本から置き換えるものを考えているというより、それを補完し、ときにはもう一つの選択肢となり得るモデルを思い描き実践している感覚である。
     すべて自分自身が仲間と一緒に実際に取り組み、結果を受け止め、内省し、言語化した体験だ。そこから抽出した、未来に向けての仮説である」と述べている。

     そこで、本書で述べられている具体的な議論を眺めてみよう。

     「不特定参加者へ不特定多数参加者のいる市場においては、同じものなら安ければ安いほど良いということになる。」
    「そうならないためには「私」と「あなた」のような顔の見える関係であれば、世の中一般に受け入れられていない価値であっても「私」がそこに価値を認めるのであれば「あなた」との間に交換が成り立つ。」
    「3倍の値段のコーヒーを飲んでもらえる。
    これは言葉になりにくいかもしれないし.ましてや金銭換算など出来ないかもしれないが、何らかの価値は確かにやりとりされてる。」

    翻って、なぜ3倍の値段で売ることが必要か?

    それは、
    「3倍の値段のコーヒーを受け止めてくれることでできることは、十勝産の小麦粉を使えるとか、冷凍品やレトルト品ではない一から店で調理したものを出せると言うことである。」という。

    それから客数の問題であるが、

    「私とあなたの顔の見える関係は大切であるが、経済、経営が成り立つためには、知り合いだけの「特定少数」ではだめで一定規模の「特定多数」が必要である。
     しかしながら、特定多数を飛び越えて市場におけるような「不特定多数」となる交換は、複雑な価値のキャッチボールができなく単純化してしまい、同じものであれば安いほうにいってしまうのである。」

    そこで

    「特定多数が成立する要件は、複雑な価値のキャッチボールボールが必要であり、多くの場合身体性を伴う直接で、密度の濃いコミニケーションが必要である。
    物理的なお店があり、コーヒー単体だけではないより良い空間、接客を届けるようにより3倍のコーヒーの価格が成り立つ。」という。これはこれで納得のいく話である。

    さらに、著者は商売における「テイク」と「ギブ」について論じており、これらについても非常に納得できるものであり.私にとっては貴重であり新鮮な考えであった。

  • ーー内容ーー
    JR中央線・乗降者数最下位の西国分寺駅で全国1位のカフェをつくった著者の想いが綴られた一冊。東大卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに就職し独立系ベンチャーキャピタルを共同創業した後、2008年に子どものためのカフェ『クルミドコーヒー』を開業。東京有数の人気店となる。金銭換算しにくい価値にこだわる著者の考えは、日々金銭換算できない価値を提供し続けるママにとって参考になるもかもしれません。

    ーー感想ーー
    投資ファンドの世界に身を置かれていた著者としての独特な言い回しや考え方が「ちょっとむずい」と感じさせる本ではあるものの、書かれていることはとても柔らかく、愛に溢れているなぁと感じました。

    特に「成果」に対する考え方は、ママとして勇気づけられる内容だったのでご紹介します。



    成果=利益➗(投下資本x時間)

    要するに「できるだけ少ないコストと時間で、できるだけ多くの利益を生むこと」がビジネスのルール。

    別な言い方をすれば、自社の利益を手に入れようとすること、つまりテイクすることがビジネスの動機になっている、ということ。

    それを、逆転してみてはどうか?というのが、本書の大きな問いです。

    つまり、「ギブすること」を動機にする。

    ギブするとは、時間や手間ひまをちゃんとかけて、いい仕事をする。その仕事を受け手に届け、時間をかけて関係を育てる、ということ。

    とはいえ、ただ時間をかければいいだけではなく、一生懸命、時間をかけることが大事。

    これをわかりやすく説明するために、具体例が紹介されていました。

    2008年の北京オリンピックで北島康介選手が金メダルをとる直前にコーチがこんな一言を伝えました。

    「勇気をもって、ゆっくり行け」

    彼はただゆっくりのんびり泳いだわけではないはずで、一生懸命、全力でひとかきずつ、泳いだはず。

    このひとかきのように、時間やお金と向き合うことができたら、目的(成果)には思いのほか早くたどりつけるはず、というのが著者の主張です。



    これって、「成果」なんていつ得られるのかわからない子育てをするママにとっても同じことが言えるのではないでしょうか?

    時短、時短、時短・・・と頑張るのも一つ!(だって早く終わらせたいし)

    それと同時に、子どもとの関係性を「ギブ」を意識してみる。いつかそれを相手が覚えていて、感謝までしてくれるとすれば、お返しとなって還ってくる(かもしれない)!それを「楽しみ」なものとして過ごすことが、子育てをもっと楽しむヒントになるかもしれません。

    今日、子どもに「ギブ」することはなんですか?



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  • 「テイク」ではなく「ギブ」から入ることで生まれる、健全な負債感。
    今、必要なのはコレだ!と刺さった。

    読んでいて思ったことは、
    「消費」とは、「消える」「費やす」と書く。
    読んで字のごとく。
    それでは、後に何も残らない。
    でも、今は何もかもが消費されていく時代。
    ちょうど、「文化」も「エンタメ」も「音楽」も「スポーツ」も、
    消費されているな…と感じていたところ。

    もしかしたら、資本主義に代わる新しいエコシステム(生態系)に成り得るのかもしれない、とも思えた。

  • ◎以下は「続」の引用

    そんな中途半端なものをだすなという声も聞こえてきそうですが、ただ、お客さんたちとの間だったらそういうことができるような気がします、

    ここが分かりにくかった、もっとこんなデータもあるよ、こんなアイディアを、、、、そんなフィードバックを受けて、その先にさらにレベルアップした完成版を目指す

    お店をやっていると、ぐっと客数が増え、売り上げが伸びる時期がある一方で、やれどやれど数字に表れてこない時期がある。量の成長と質の成長を繰り返しながら、植物もお店も育っていく


    事業体や組織の成長は、測ろうとするのではなく、感じること

    無理強いしてもあまりいいいことはない、うまくいかない理由がある、タイミングや場所、縁といった意味でもおのずとなるようになる、それくらいの開き直り

    机上で考えたコンセプトではなく、地に足の着いたお店になりそうだとわくわくスる気持ち

    たしかにそこに作りてや主の存在をかんじとれる店

    場の力の正体は縁

    いのちのつながりが縁になってゐ場所に残っていく、だから居場所には縁が積もっていく、生き物はみなそうした縁のなかで生きていくもの

    縁ーいきもののいのちといのちが出会ってつながる役目をするきっかけのこと、目に見えないけれど、縁がたくさん積もっている場所ほど、いのちがつながりやすい、そうした場所ほど安心して生きていくことができる

    縁が紡がれていくことを通じて、やがて場そのものに命が宿るようになる

    楽しく遊びの要素があること。

    遊びのかたちにおいてだけ、わたしは生産的になれる。人生の生真面目さをわたしの仕事に取り込まねばならないと思ったら、先へ進む意欲がなくなる

    お客さんとの関りにおいても、楽しさであり、遊びがあるといいなと常々思っている。お店の帰り際、お客さんがぽろっと言って下さる感想として、おいしかったとか、いい時間だったとか、もうれしいが、楽しかったといってもらえたとしたら、もっとうれしい。それはそれだけ、お客さんたちの間で、発見があり、笑いがあり、創造的な時間が流れたということなのだろう、そしてお店をそういう場にできる可能性があるとしたら、これもやっぱり、お店のスタッフとお客さんという立場を超えたかかわりを実現できたということ





    ◎以下引用


    ぼくらのコーヒーは650円、目の前100メートルのところにあるコーヒー店は200円。さらに駅に近い。こうして記号化してしまうと不思議な感じだが、なぜ人はわざわざ3倍のお金を払ってまでよりアクセスの悪いお店に足を運ぶのか。ただこうした値段を受け入れてもらえるおかげで実現できていることがある。

    不特定多数の、顔の見えない参加者を想定した市場では、複雑な価値の交感は成立しにくい。

    顔の見える関係であれば、世の中一般に認められていなくても、私がそこに価値を認めれば、交換が成り立つ

    普遍的に良いといわれるようなことではなかったとしても、そこに価値を認めてくれる私がそれなりにいた

    言葉にはなりにくいしましてや金銭換算などできないかもしれないが、何かしらの価値の交感はされている

    特定多数での複雑な価値のキャッチボールを成り立たせるには、身体性を伴う密度の高いコミュニケーションが必要


    ああ、いいものを受け取っちゃったなと思えば、また店に来てくれるか、紹介してくれるかもしれない


    お客さんの消費者的人格を刺激してしまう状況だと、同じだけ払うなら、出来るだけ多く、という風になる


    受贈与者的人格⇔受け取ることに負債感を覚える

    1500円のコンサートでいい時間を過ごした後、底に金額以上の価値を感じてゐれば、余韻や、負債感となり、次回の参加や口コミへとつながる

    交換を等価にしてしまってはだめ。不等価なこうかんだからこそ、その負債感を解消すべく、贈与する

    世のやり取りの多くが、利用し合う関係となっている

    彼らの目的を果たすためにお店を利用するのではなく、僕らのお店が実現しようとしていることを、支援してくれるものだった


    お客さんがいい時間を過ごせるように支援すること

    • 大野弘紀さん
      共感

      私も読みました

      とても考えさせられる、本だと思います
      共感

      私も読みました

      とても考えさせられる、本だと思います
      2019/11/28
  • クルミドコーヒーのカフェ経営にみる、ポスト資本主義社会における人・モノが持続的に循環する仕組みの作り方。資本主義を否定するのではなく、資本主義の中で実践されるからこそ、ここには現在の「理想と現実」がしっかり描かれている。

    ・資本主義社会の中で、”不特定多数”をターゲットにするのではなく、独自の”特定多数”の経済圏の循環を目指す
    ・お金の等価交換を繰り返す資本主義の原理原則とは異なる、”不等価交換”な関係により持続化する仕組みを創り出す

    そんな矛盾を孕む経営学へのヒントや学びが本書には多くちらばめられている。これぞまさに人生のバイブル。

  • お金や資本主義に対して否定的な感情があったけど、全てはどう関わるかで変わるんだなと。
    私のクラッカー屋さんが、あたたかい気持ちが循環する社会の一部に少しでもなれたら。
    丁寧に時間をかけた仕事を贈ることですね。
    クルミドコーヒーさん、行ってみたい!

    ・守り育てるべきは、私たちの暮らしと幸福感。そのための経済。
    ・見えない価値のやりとり、「お互い様」な交換は、特定的な顔の見える関係の中だからこそ成り立つ。
    ・一般に、不特定多数の、顔の見えない参加者を想定した市場では、複雑な価値の交換は成り立ちにくい。それが「多くの人に、普遍的に認められら価値」である必要があるからだ。逆に、「私」と「あなた」顔の見える関係においての方が、より複雑な価値のキャッチボールができる。
    ・「不特定多数」でもなく「特定少数」でもなく、「不特定多数」。知り合いだけの閉じた関係ではなく、開かれた広がり。複雑な情報のやりとりが可能な、人やネットを通じて、直接・間接に声が届く距離にある人たち。
    ・「健全な負債感」本当にいいものを受け取ったとき、感謝の気持ちとともに人の中に自然と芽生える前向きな返礼の感情。こちらから「贈る」ことで、お客さんの「贈る」「応援する」気持ちを引き出す。
    ・「利用し合う」関係から、「支援し合う」関係へ。
    ・お金は、何かを「手に入れる」ための道具ではなく、誰かの仕事の結果を「受け取る」ためのもの。
    ・商品・サービスの向こうにあるはずの人の存在が想像しづらいと、誰に感謝すればいいか分からず、感謝の気持ちを持ちにくい。
    ・「人に仕事をつける」と、作り手の気配が感じられるようなモノゴトでお店が満ちる。
    ・お店と地域の関係は、植物と土、おでんの具と出汁の関係に似ている。互いが互いを支援し合い、結果生み出される豊かさを互いに分け合っている。
    ・「不自由な共生」(町内会、防災会)→「自由な孤立」(都会での独り暮らし、核家族)→「自由な共生」へ。存在そのものを受け入れてくれる他社がいることで、素の自分に戻れるようなコミュニティ。これらのコミュニティを行き来できるようになるのが、本当の自由ではないか。
    ・あらゆる仕事の正体は「時間」であると思う。人はかけられた時間の大きさを直感的に感じ取れるセンサーがあるのではないか。それは「なにか心地いい」「からだが喜んでいる」という目に見えないもの。
    ・手間隙のかかった仕事をちゃんとすること。その仕事を受け取ってくださった方に、時間をかけて寄り添い続けること。これが「時間と戦う」のではなく、「時間とともにある」人の働き。そうすれば、時間はきっと見方になってくれる。

  • 最近読む本などで恩送り、ペイ・フォワード、ギブ・ファーストという考えを目にすることが多い。
    私にはどうしてもギブアンドテイク、マッチャーの考えが染みついてしまっている。でも、最近そういう態度が私の壁となり私自身の成長を阻害する要因となってしまっているのではないかと思う。

    人でも職場でも自分が考えている以上に私を大切にしてくれていると感じると、あぁ自分は何もできていないのに過分にもらってしまった。何かお返ししなくては感じる出来事がここ数か月の間にあった。
    また、その時は感じられなかったけど、昔の出来事であの人のあの親切返せてないなと思うこともある。
    私はその受け取りすぎているものを返していきたいとこの本を読み考えてた。

    お店には近いうちに訪問してみたいと思う。

  • 人を手段化しない経済 という表紙の文言に
    「そんなことはできるのか?」
    と疑問を持って、偶然本屋で手に取った本。

    著者は東大卒業後、マッキンゼーやベンチャーキャピタルを渡ってきた方であり、正直こんなタイトルの本を出すのは「?」とはじめ思った。

    内容は著者が以上の経営畑を渡った後に独立してカフェを始めた話である。

    読み進めるうちに、こんなに人間らしさが残るビジネスが可能なのかと胸が熱くなってきた。
    (特に私は工業系の仕事で合理性ばかりを求められのでなおさらである。)

    festina lente の日本語訳がタイトルになっている本書。
    その名の通り、幸せだが、持続可能ならゆっくりいそげ
    になってくると思う。

    現代社会のように、いそげ、いそげではどこかで迷子になってしまう。

    内容で特に頭に残ったのが、ビジネスを
    TAKE(利用し合う) 関係でなく GIVE(与えあう) 関係として定義する事。
    確かに本来、人間関係とはこうあるものだ。
    人が集まって社会は成り立つはずなのに、いつの間にずれていったのだろう。。

    面白いなと持った視点

    ・お客さんの中には「消費者的な人格」と「受贈者的な人格」が同居している

    ・クレーマーとは消費者的な人格の行き着く先ではなかろうか

    ・誰もそう望んでいないのに、どこの駅前も同じようなコーヒーチェーンで埋め尽くされることになる

    ・人脈という言葉はまさにそうだ。人間関係を手段と捉えた言葉だ。

    ・お金を受け取る(GIVEN)されるための道具と捉えたらどうだろうか

    ・互いが互いを利用し合う交換の集積は破綻する

    ・目的や目標を絶対視しないこと

    自分の大事にしたい価値観に非常に近く、読んでいて嬉しい本でした。

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