しないことリスト

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479794776

感想・レビュー・書評

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  • 978-4-479-79477-6
    C0095\1200E.
    タイトル:しないことリスト
    2016年1月1日 第1刷発行
    2016年1月31日 第2刷発行
    著者:pha(ファ)
    発行所:大和書房(だいわしょぼう)

    著者に付いて
    1978年生まれ大阪市出身現在東京都在住
    ニートの歩き方ーお金が無くても楽しく暮らすためのインターネット活用法(技術評論社
    フルサトをつくるー帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方(東京書籍)
    持たない幸福論ー働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない(幻冬舎)
    ウェブサイト:http://pha22.net/
    呟:https://twitter.com/pha
    日記:note.mu/pha

    -------------
    いわゆる「しなきゃいけないこと」の99%は「本当は別にしなくてもいいこと」
    1 他人や世間の評価で行動を決めるのではなく、自分なりの価値観を持つこと。
    2 他人や世間のペースに無理に付いていこうとせず、自分のペースを掌握すること

    しなくてもいいと言う事を36個のしないことリストに分類して世の中にあふれる「●●しなきゃいけない」という呪縛を解いていく

    第1章 所有しないリスト
    第2章 努力しないリスト
    第3章 自分のせいにしないリスト
    第4章 期待しないリスト
    あとがき
    ---------
    何かのはずみでタイトルだけ知っていて、たまたま目にとまり読んだ一冊
    期待以上におもしろかった。

    --この本ではたくさんのしないことについて書いたけど、じゃぁ何をすればいいのかってことについては具体的に書いていない。その理由は「するべきこと」や「したい事」はヒトによって違うのでそれぞれ自分自身が考えて行くしかない事だからだ。--
    ----------------------
    ※メモあり
    更にワード文章にメモあり

  • 他人の仕事を背負い込んだ結果、寝込んでしまいまして。熱が下がった日、散歩がてら立ち寄った本屋さんで見つけました。

    「ときどき風邪のような軽い病気にかかることで疲れやゆがみを発散してやった方がいい」という部分、じんと沁みました。早く治りますようにって神社にお参りしてきちゃったけど、神様は色々忖度してくださって、ゆっくり目の回復コースなのかも、と思えてきました。

    私にとってこの本がよかったのは原理主義的な脱力推しをしてこないところ。「一つの場所にとどまらず移動しよう」という言葉は、燃えつきた後一歩踏み出す道しるべをくれました。降りたことのない駅に行ってみて、その言葉の意味を肌で感じてきました^_^

  • phaさんオススメ本がいくつか紹介されているので読もうと思う。同じ価値観の人とお友達になりたい(笑)

    印象に残った部分↓↓↓
    p154
    できるだけ正確に現実を認識して、妄想を膨らませすぎない。ブッダの逸話、身近な人の死から無縁な人などいない。現実に対する認識が甘いから悲しい。

    p166
    コンサマドリー自己充足的歩くことを楽しむ

    インストゥルメンタル道具的どこかに行くために歩く
    →今を犠牲にして先のために頑張る。という考えは少し古く辛い。コンサマドリー思考の方が幸せ度が高い。

    p174
    仕事のために人生があるんじゃなくて、人生を楽しむために仕事がある。→人へアドバイスする時はよく考えよう。自身は人生の為にお金が必要で仕事しているという考えだけど、そこに固執していて考えを強要しているかもしれない。
    あと共依存。昔の私はトラブルがあると目が輝いていた。頼りにされることが喜びだったから。

  • 私も取り入れようと思うこと。

    頭の中だけで考えない 紙に書き出す、人に話す
    過去に固執しない 損切りの勇気を持つ
    積み上げない 自分を縛る枷になって、好きなように動かなくなる

    だるさを無視しない
    大きく見せない 自慢しない方が、人に反感や妬みを持たれないので得
    自分でしない 人は頼られたいのだ
    一箇所にとどまらない 人間が変わる方法❶時間配分を変える❷住む場所を変える❸付き合う人を変える

    二択にしない みんなそれぞれ正しいところもあるし、それぞれ間違ってるところがある、と考える
    自分の実力にしない 成功も失敗も、すべてはたまたま
    仕事に身を捧げない
    人の意見を気にしない
    長生きしない

    したくないことをしない。しなくていいこともしない。もっと楽しよ。楽って、楽しむってことじゃん。自分にとって、何が大事か、見つめたいと思った。自分の価値観、大切に!!

  • 成功も失敗も運しだい。
    認知のゆがみ。
    たくさん寝る。
    自分でせずに人に頼る。
    すぐに決めない。
    二択にしない。
    予定を守らない。
    人の意見は無責任なので気にしない。

  • とてもほっとする一冊。

    いろいろやらなきゃ、と焦りがちな自分にとってはすごくジーンとする言葉がたくさんあり、ネガティブな自分の一面も人間らしくていいじゃんと捉えられるようになりそう。

  • ぼーっとするコツが大変参考になった。

  • この手の真面目すぎて生きづらい人向けの本は、あまり得るものがないな。いかに自分が怠惰か自覚させられる。

  • こんな生き方もいいんだと考えさせられた。明日からゆっくり自分のペースで楽しく、気楽に生きていこう。

  • 結局成功してんじゃん

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著者プロフィール

一九七八年大阪府生まれ。作家。著書として『どこでもいいからどこかへ行きたい』『しないことリスト』『夜のこと』『人生の土台となる読書』など多数。大学生のときに京大短歌会に少しだけ参加。第5回笹井宏之賞では最終選考に残る。文学系ロックバンド、エリーツの一員としても活動。東京・高円寺の書店、蟹ブックスでスタッフとして勤務している。

「2023年 『おやすみ短歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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