外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 238
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479794974

感想・レビュー・書評

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  • パラパラ読んだけど、こーいう類の本では、珍しくスラスラ読めて、部分てきにも取り入れられそうなところが好印象。

  • 隙間時間を使って読み進めた。まあさらっと読める部類。
    プロジェクトマネジメントの考え方、方法が指南されている。見開き1ページ目の、なぜあなたのプロジェクトは「炎上」するのか?が強烈。
    読み進めてみると、「炎上」するには訳があるのと、「炎上」しないために、どうするかが分かった。


    ・目的を持たない組織はやがて消滅することになり、目的を持たないプロジェクトが成功することは絶対にない。
    ・停滞している恐恐に対し、「そもそも、何のためにやるのか?」「そもそも解決したい問題は何なのか?何のためにもともと始めたことなのか?」と問いに関係者の意識を振り向けること。
    ・プロジェクトの目的を明確化する。リーダーは夢を見る力を部下やプロジェクトのメンバーに持たせなければならない。
    ・ウィリアム・ジェームズ「行動を変えれば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」

  • タイトルは鼻につくけど、内容はとてもいい。

  • 勝てるプロジェクトを見極める。
    ・目的が不明確なプロジェクトはポシャる可能性が高い。目的が明確に設定されていないと、プロジェクトに問題が起こったとき迂回路を取れない。チームメンバーの管理が難しくなる。

    ・プロジェクトの開始段階で重要なのは、目的を事あるごとに伝えてチームメンバーに浸透させること。メンバーが判断に迷ってリーダーに相談してきた時、ポイントは決して教えず、質問を通じて「自分で答えに至る」感覚を覚えさせること。

    ・関係者を不安にさせない→初期段階において、当初想定されたよりも早め早めにレポートする。

    ・オーナーがマイクロマネージするのは不安に感じているから→あなたが不安に感じていることを、私は知っていますよと伝えてあげる。

    ・混乱期を乗り越えなければ、規範確立期には移れない。混乱期を早期に乗り切るには、リーダーによるチーム憲章の宣言が有効。

    ・失敗するプロジェクトでは必ずなんらかの形で情報流通に問題がある。

    ・メンバー同士の横のコミニケーションが活発化されると、チームの自律性はより高まる。→チームの自律性が高まると、意思決定のスピードは上がり、判断のミスが少なくなり、メンバーの自信・モチベーション・成長スピードが高まる。

    ・プロジェクトのキーマンと定期的にコミニケーションを取り、プロジェクトの向かっている方向に大きなズレがないことを確認する。

    ・定例会議では、やったことだけではなく、そこから得られた示唆や洞察、それを踏まえた上での現時点での仮の答え=仮説を提示することで、より深い議論が可能になる。

    ・関係性崩壊の萌芽を掴むにはメンバーの表情をよく見ること。

    ・状況が変化する中で、「最初に建てたお題」にこだわりながら、ゴールに至るための道筋や方法論、アプローチについてはどんどん変更していく。

    ・仮説や方針が間違っていた時は、誤っていたことを認める。重要なのはタイミング。メンバーは、その状況にどのように対応するかという事実によって、リーダーの格を見ている。

    ・課題設定→アクション→フィードバック フィードバックは外部から即時に。

    ・プロジェクトマネジャーは常に仕事の意味合いを語ることを忘れてはならない。何をするかではなく、何を達成したいかを伝える。やり方については任せる。

    ・慕われるだけのリーダーでも恐れられるだけのリーダーでもダメで、両者を高次元でバランスさせているリーダーこそ良いリーダー。

    ・抵抗や避難が多ければ多いほど、それは痛いところをついているということの証左にほかならない。

    ・自然とリーダーとされる人は、1番先に話し始めた人。

    ・いきなりリーダーになるのは難しい。だからまずはリーダープレイをやろう。

    ・一貫性をもつこと。

  • ■『外資系コンサルタントが教えるプロジェクトマネジメント』読了 ★4つ(5点満点)
    最近、自分の強みの一つは、プロマネ力だなと思い少し勉強(特に前例ない混沌系が得意です(笑))。

    タイトルから、何かコンサル会社でトレーニング受けているガチガチシスマティックな手法論と想像すると全く異なる。

    著者の20-30年のプロマネ実戦経験のポイントを書いた本。ここれは、実務で苦労した人しか書けないと感じる。
    私的には、なかなか好きな本。というか、共感できる本。

    たとえば、「プロジェクトは必ず何か起こって遅れるので、ギリギリのスケジュールを組んではいけない」とか「プロジェクトオーナーの期待値は最初に低くしておく」などは、教科書な本には、出てこない話だが、「そうそう、そうだよね」と。マイクロマネジメントされることを防ぐ(自分がメンバーにの話ではなく、プロジェクトの外から)という話もちょーなっとく。

    ちなみに、自分が片手間でなく、本気でコントロールしているプロジェクトは、スケジュール・成果のブレがほとんどでない。
    唯一ぶれるのは、上司が、マイクロマネジメントで、無理矢理スケジュールを縮めたり、成果目標をあげたりすること。これは、100%失敗する。 いわゆる「デキる上司」ほど、この辺のマイクロマネジメント傾向が強いが、「デキる上司」より、コミットしている自分の方が、圧倒的にプロジェクトを理解しているのだから当たり前といえば当たり前。

    なお、失敗といっても、大幅遅延・大幅未達とかなるわけですが、デキる上司が普通の部下をマイクロマネジメントしまくると、そもそもプロジェクトが成果ゼロで潰れることが多い。いっぱい横で見てきたな~、、、遠い目(笑)

  • 改めて、自分が所属する組織か、時代から遅れているということに気づかせられた気がする。

  • 20171021読了。
    プロジェクトマネジメントを成功させる方法について書かれた本。PMBOKの様な方法論ではなく、心構えやプロジェクトを始める前に考えるべき事について中心に述べられている。

    ・勝てるプロジェクトを見極めるには、何のために?、目的を明らかにする
    ・論理設計が破綻していないかでプロジェクトのリスクを判断
    ・進捗ではなくその時点の結論を報告
    ・QCDトレードオフは瞬時に提案
    ・行動ではなく目的を伝える
    ・いつも上機嫌でいる
    ・リーダーは最初に話し始めた人
    ・まずはリーダープレイ。行動から変える。
    ・アクティブ ノンアクションに注意。怠惰な多忙。自分を内省する時間を持つ。
    ・ブリコラージュ。何か役に立つか分からないけど何かある気がする、を大切に。
    ・犯人探しではなく、原因究明に軸足を。

  • 軍隊の隊長みたいにグイグイ引っ張らないといけない先入観を持ってたので、そのイメージが崩れたのは大きい

  • 面白くて、勉強になる。どの部分も、様々なジャンルに造詣の深い著者の文章で溢れている。部下を持ったとき、リーダーシップを発揮すべきとき、困難な状況に陥ったときなどに、読み返したい。

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著者プロフィール

1970年生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科前期博士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、組織開発・人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループに参画。現在、同社のシニア・クライアント・パートナー。専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)、『知的戦闘力を高める 独学の技法』(ダイヤモンド社)など著書多数。神奈川県葉山町に在住。

「2018年 『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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