アドラー流「自分から勉強する子」の親の言葉

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 95
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479795346

作品紹介・あらすじ

「ご褒美」がもたらす本当の効果、自分の意見のある子、ない子の差、小学生で成績が頭打ちになる子の特徴、私の母の「脅し文句」、多少のウソも方便、子どもの競争心はこんなときに育まれる-歯磨きのように、勉強を「習慣化」させる一言とは?

感想・レビュー・書評

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  • これ、どっちかって言うと「現役で東大に合格した俺と弟を育てた我が母親の言葉」ってタイトルの方がいいのでは?

  • 借りたもの。
    アドラー心理学に基づいた、子供に勉強を促すための指南本。
    勉強の仕方、ハウツーというより、子供に勉強を促す親の心構えについて書かれているものだった。
    アドラー心理学の本を読むと必ず強調されるのが「未来志向」という言葉。
    それが「勇気づけ」(契機)となり「目的意識」を持つことを促す。結果として、子供が自主的に勉強することを選択するという流れ。

    もちろん、指南本なので所々で懐疑的に思う箇所もあるのだが……引きこもりや勉強をしないのが、親の関心を惹くことが原因だとしても、それは家庭環境の問題で、ネグレクトからの可能性だって否定できない。それに輪をかけて“無視する”ことは最善なのか?

    「未来志向」による子育てが、次世代の生きる力、活力を促しよりよい社会を作る先駆となるのか?それはすぐには分からないことだけれど……

    私には「なぜ分からないのか⁉」と原因論での詰め込み型教育批判のように感じられた。

    私自身がそうだった訳だが……そして親は勉強に対しては過干渉で、出来ない事に関していつも怒っていた……
    「わからない」所を繰り返しやったところで、「わかってない」のだから何度やっても「わからない」のである。
    それに気づいた上での手助けが欲しかった……その“安心”を得たうえで、自力で解決する方法を探せたら良かった……

    この本を読んでいて私が得た感想は、あの頃言語化できなかった“理不尽”の言語化だった。

  • 著者の教育論をベースにアドラーの考えに言及って感じで、アドラー流、は言いすぎかなと。

    基本的に知識型の勉強を重視してる感じ。


    原因論ではなく、目的論。
    勉強ができないのは才能や努力が足りないからではなく、目標を間違えてるから、才能をうまく使えてないからだ。

    未来思考。過去は変えられない。

    親が子供の関心に関心をもつ。関心の分野での成功体験を。

    子を対等な一人の人格として見る。

    欠点をダメ出ししない。

    マシュマロテスト。我慢できる心。自制心

  • 単元ごとに短めの文章、分かりやすく書かれていて読みやすかった。ところどころ、上流だから言えるのでは?という見方がありそこは違うかなと思うところもあったが、全体的には、親の言葉かけしだいで、子供の成長は変わるということが分かった。

    ・他人の評価を気にするのではなく、自分でやりたいことをやって成功するのが一番の理想。「自分のために勉強をする」という方向に導いてあげる。
    ・子供の関心に関心を持つ。共感をする。
    ・成功体験を得ることで喜びを感じる、結果が出ていないのに褒めたところで、子供は委縮するだけ。
    ・子供の「成長したい」という気持ちを後押しする。やってみたらできたね、もっとできる?、もっとやってみよう!
    ・学習は歯磨きのように「習慣化」させる。習慣がつくまでは、とにかく一定の時間机の前に向かって勉強する行為が当たり前になるように意識する。
    ・勉強は「先行逃げ切り型」が圧倒的に有利
    ・自分に価値があると思う時にだけ、勇気を持てる。自分に価値があると思わせる。
    ・たとえ幼くても、自分の意見を言わせて、その理由も説明させることが重要、(例:どうしてスマホが必要だと思うの?)
    ・子供の成長を考えるときには、生まれつきによる運・不運がある。2月、3月ごろに生まれた子は、4月、5月生まれの子と比較して勉強も運動もおしゃべりも遅れがち。どうしても劣等感を抱きがち。
    重要なのは、劣等感を否定するのではなく、劣等感をバネにして勝ちに行くということ。つまり負けているのを認めたうえで「次は勝とう」という意欲を持つことに意味がある。
    「あの子とは一年近く差があるんだから、今は負けても当たり前」
    「一年後のあなたは、あの子よりも勝っている」
    「算数では今でも勝てるんだから大丈夫だよ」
    など。

  • アドラー流・・・
    確かに大きくくくるときっとアドラーの心理学に当てはまるのではないかと思います。
    が,単純に親子の接し方であり,子育てで大事なことを教えてくれる一冊でもあるような気がします。

  • アドラー心理学の前に子供の目線にたてば言われたくないことはたくさんありますよね。
    それが答えなんだと思いました。

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