超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 1217
レビュー : 139
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479795612

感想・レビュー・書評

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  • AIについて学びたいと思い読み始めたが、これからの時代を生きる人類のための哲学書といった感じ。
    専門用語が極力排除されていて読みやすい。
    私がブクログに読んだ本を記録しているのもこの本の言い回しを借りると「コレクション的な報酬」が快感であるからだろう。



    個人的に好きだった部分↓↓↓
    ・何事も「ギャンブル的な報酬」を意識すると継続性が生まれやすい
    ・無駄な手間をどんどんAIに代わりにやってもらうといい。どうしたらもっとラクになるか?どの段階を機械に代替してもらえるか?それを常に考える癖をつけることが大事。人間らしい頭の使い方に時間を投資するべき。
    ・趣味、遊びでも完成物が残るものは社会に評価されやすい
    ・生み出す過程の中で「誰が欲しいのか」「なぜ、それが必要なのか」を常に意識すれば、自然と求められる製品(もしくは能力)が生まれ、広報戦略が必要なくなる。出口をベースに入り口を考える。ごり押しの売り込みは需要のない商品を売り込むということ。詐欺!
    ・中間的な仕事がコンピュータに代替されやすい
    ・機械は「具体的」な、人間は「抽象的」なことを理解しやすい。具体化が仕事なのはプログラマー、抽象化が仕事なのは研究者。
    ・シンギュラリティ以降、自分で発信しないと喋れないと同義(例えばSNS)
    ・フリーランスは政治にも精通してなきゃダメ。自分の身を守れない
    ・「専門性のあるスペシャリストでありバランスよく知識を持っているジェネラリスト」であるといい。スペシャリストであることはこれからの時代は大前提。ジェネラリストなだけの人間に価値はない。
    ・ストレスの原因は極力排除しよう。他人と自分の比較は無意味
    ・体が資本だから運動しよう
    ・人間の身体はタンパク質コードによって記述された有機的機械である。「機械は人間になりえない」という根拠のない思い込みもある意味宗教なのかもしれない。
    ・これからは計算機ネットワークに親和性の高いデジタルヒューマンを目指すべき

  • ▼内容
    ・AIによって働き方や生き方が変化するこの時代にどんな考え方・物事への捉え方をしていくべきか簡潔に記載された本
    ▼印象に残ったところ
    ・人間は「競争」と考えると、勝負するという考えが強くなるので、データさえあれば機械の方が強くなる
    ・サーベイ(調査)が重要で、「これは誰がやっているのだろう?」と思ったらすぐに見つかる。先に越されたとしても、「そこから自分はどういう価値を足せるかな?」と考えるマインドセットを持とう
    ・自分は個体として、何が好きなのかを把握すること
    ・何においても、少しのギャンブル性を取り入れてみる⇒俺はちょっとヤマを張った提案をしてみよう、とか
    ・問題・解決・報酬という3つをきちんと回せばなんだって遊びになる
    ・あなたは何の報酬で喜ぶのかということを意識して、「遊び」として人生をデザインしていくことが、これからの時代のキーワード
    ・3つの報酬ーギャンブル的報酬(射幸心)・コレクション的報酬(収集欲)・心地よさ(気分の良さ・体感から来る喜び)
    ▼感想
    ・自分に考えもしなかった発想・考え方を多種多様知れて面白かったし、ギャンブル性を取り入れることにおいては実生活でも意識してみたい。

  • 最近は少子高齢化でお先真っ暗な日本の未来に備えるって新書ばかりだったので、もっとポジティブに未来IT志向になるために読んだ。

     

  • シンギュラリティ(2040年)の到来に向けて、我々がこれからどう生きていくべきか、どう共存していくべきかが記されている1冊。
    今後、ブルーオーシャン(未開拓な市場)でマインドセットを意識して、どう切り開いていけるかが重要。

  • ・ワークアズライフ
    ・ストレスありなしバランスが大事
    ・“グローバル”ニッチ戦略→世界で自分らしさを見つけるのは困難→自分らしくあるコミュニティを作る↔︎時代の中で自分らしくある
    ・一人一人がブルーオーシャンな考え方をし、競争しない
    ・ギャンブル的ストレス報酬 ドキドキと喜び→ハマる

  • 最近は日本テレビの夜の情報番組・ゼロ等でコメンテーターとしても大活躍をしている落合陽一さんの著書です。スマートフォンやSNSの登場によって個人が世界に対し影響力を持てる凄い時代が到来し、これらテクノロジーの進化は今後も止まる事無く人間の生活にも多大な影響を与えていくと事でした。最後の方にも書かれているのですが、これらテクノロジーを恐れる事無く、どうやって上手く付き合っていく事が出来るかを考える事が重要との事でしたので、僕も常に周囲にアンテナを張って時代の流れを感じながら上手く生きて行ければと思いました!

  • 「人は人間にしかできない、クリエイティブなことをして過ごせばいい」という論調は要するに「何をしたらいいかわからない」ということであって、思考停止に過ぎないという指摘がとてもいい。

  • 超AI時代における個人の生き方、働き方、生活習慣を考察して書かれた本。随所に参考になる考え方が散りばめられているので、必要だと感じた人は読むべき本。
    これからの時代はSpecialtyを持った人材でないと生き残れないはずで、そのヒントとなるフックを拾うためにも一読すべきだと思う。
    突出していない人材がある程度淘汰されていくのは、今の時代でも変わらないが、インターネットの普及により、Globalでの競争優位性を保たないといけないと危機感を持っている。
    ワークAs lifeであるべきだし、個々人の考え方と発信をどのようにしていくかはGame性を持って戦略的にやるべきだと改めて認識。

  • 自分の考え方と似てる部分も多くて、勇気付けられた( ^^)人(^^ )
    他にも子育てのところとか「そういう風に考えたらいいのかー」と、気が楽になる部分もあった。
    AIに頑張ってもらって、よりストレスフリーな社会を目指していきたいね。

  • 7.5/10点。1/16読了(19年4冊目)。

    良くも悪くも「次世代の教科書」という表現がしっくり来る本書。他の落合本を読んでいたり、動画で知っている側はおなじみの内容もいくつか登場する。

    多趣味の勧めとか、上部と下部の知識をしっかりと抑えておいて、真ん中は機械に丸投げとか、次世代で上手く波に乗るコツがメイン(だと思う)。

    僕視点でかなり面白かったのは細部の(ちょっとどうでも良い)議論。例えば「忘れる能力も重要」、またその理想的な状態など、本の主題と若干離れたところで面白い内容が多かった。

    落合洋一を変人の類だと思っている人は読んで肩透かしを食うかもしれないくらい、「ごもっとも」で「当たり前」な内容。誰にでも読めるようにかなり意識して落とし込んだのだろうなという印象。

    気になったのはシンギュラリティとお金の扱い。
    前者は「何をシンギュラリティと言うか?」でかなり根拠も結論も変わるので、具体的にして欲しかったがそれらしい記述は特に無し。
    また、お金も投資観点からは書かれているけれど「趣味で食っていけるとしたらどのように?(給与は?)」の辺りまでは特に掘り下げられてはいない。仕事とお金は少なくとも今の日本ではかなり密接なので、扱って欲しい部分ではあった。

    スッキリした部分として、多くの専門家が「人vs機械」を唱えている中で「機械を使いこなせる人vs使いこなせない人」になるという部分。
    僕は以前から「機械が脅威になる前に、それを使いこなすバカ(衝動的犯罪者etc)がもっと脅威になるでしょ」と書いているのだけど、それに対してスッキリした回答をしている人を見たことがなかった。
    この本でようやくそれらしい回答が得られた気分。

    シンギュラリティ系の本を読み漁ってる人には良くも悪くも普通の内容が多く、それを落合洋一が味付けと加工をしているような感じなので7.5とした。

    「凄く斬新」ではない。「でもとりあえず読んどけ」と多くの人に勧められる良書。

著者プロフィール

落合陽一(おちあい よういち)
メディアアーティスト、研究者。2015年より筑波大学図書館情報メディア系助教、デジタルネイチャー研究室主宰。2015年Pixie Dust Technologies.incのCEO。2017年から筑波大学学長補佐、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務。2017年12月からは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社による筑波大学デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 基盤長 及び 准教授を兼務。代表作に、最初の著書『魔法の世紀』、『日本再興戦略』『デジタルネイチャー』など。ほかにも様々な作品と著作に関わる。2019年9月7日、『2030年の世界地図帳』を刊行。

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