超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 876
レビュー : 96
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479795612

作品紹介・あらすじ

AI時代の「生き方」「働き方」「生活習慣」はどんな形なのか-気鋭の若手学者が丁寧に描き出す「未来のキーワード」を紹介。"現代の魔法使い"と称され、今、世界でもっとも注目される日本人研究者、待望の書き下ろし!

感想・レビュー・書評

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  • 結局何が言いたいのか分からなかった。(私が馬鹿なだけなのかもしれない)グローバルとローカル。現代で必要なのは資格を取って大きな分野中で競走するレッドオーシャンよりもオンリーワンを活かしてナンバーワンになるブルーオーシャンの方が活躍しやすいのは分かる。AIに合理的な仕事をさせて、人間にとって必要な非合理的な行動は人間が担う方法と、AIを支配する側の人間になる方法。そのどちらも良くてあとは個々人の仕事のやりがいとそれに伴う報酬(ギャンブル的な報酬、コレクション的な報酬、心地良さの報酬)を吟味して職業を選択する必要がある、というのも分かる。でも、結局私たちはどうしろと言うのだ。「遊び」が取り入れられた職業を選択すべきとあったが、新卒で企業に勤めるとなるとそれは土台無理な話になる。起業でもしないと無理だろう。じゃあ私たちは企業に背を向けて起業するべきなのか(決してギャグじゃない)というとそういうことでもない。企業に勤めている人でも企業を利用して自己実現を成し遂げた人もいるし、企業理念を成就させたいと本気で思ってる人もいる。だから「遊び」を活かせる場所はどこなのかは一概に言えないし、正解はどこにも存在しない。私たちは今AIの洪水が押し寄せる汀渚に座していて、波に向かってダッシュ&サーフィンするか全力で逃げるか、あるいは波に飲み込まれた時なりの対策を練って浮き輪か酸素ボンベでも用意するかの選択を迫られている。この本はそういう危機みたいなものをチラつかせただけで解決策は何も教えてくれなかった。(そういう本なのだ、と言われたらそれまでなのだけれど…)
    あと、横文字多すぎてよく分からない部分が多かったし、文脈が微妙に間違っているところも目立っていて残念だつた。
    軽い好奇心?程度に読むのが吉かもしれない。

  • 自分に自信が持てるようになった本。
    読むまでに自分の中で考えてたことを全部詳しく書いていて、それに対する解決策などもあって、この本のせい(おかげ?)で指針が180度変わった。
    この本に会ってなかったら、多分人生つまらないものになってた

  • 来るべきAI時代をどう生きるか。まことしやかに語られている「AIに支配される脅威」という論調に無暗に踊らされることなく、AIと上手に共存するべく前向きに考えよう。そのために必要な物事の考え方とは?を語った一冊。
    AIを使い倒すことで無用な作業時間を削減し、空いた時間で非合理を楽しもう。その中で、自分に効く遊び(報酬系統)を見定め、ワークとライフのバランスを取るのではなく、ワークアズライフとなるような独自の道を進むべし。人間は「こうあるべき」という「べき論」は意味をなさなくなる。自分自身の「人生の指針」をしっかり持つことが重要、ってな内容。
    自分自身がエモく感じることって何かを、しっかり考えて行きたいと思います。

  • スマートフォンの普及による結果、人はインターネット上に第二の言論・視聴覚空間を作り、住所を持ち、SNSを生み、社会を形作った。言うなれば人はデジタル空間にもう一度生まれた。

    「一番やりたいことって何か?」といえば、「すべてのタスクから解放されたときに、最初にやりたいこと」だと思う。 p59


    ざっくりとフックがかかっている状態、おぼろげにリンクが付いているような状態が、これからの時代に理想的な知識の持ち方だと思う。/これはどういう仕組で、思いつきから実装までたどり着くことができるのか、ということさえ押さえておけば、個別の細かいところはその都度調べたりしながら作ることができるということだ。 p127



    【目次】
    プロローグ インターネットの身体化から、シンギュラリティ前夜へ
    1.超AI時代の「生き方」 ―ワークライフバランスを終えて、ワーク”アズ”ライフを始める
    2.超AI時代の「働き方」 ―スペシャリストでありつつ、知識にフックをかけていく
    3.超AI時代の「生活習慣」 ―人間特有の「身体性」から生活スタイルを考える

  • 2018/09/21:読了
     この本は、割と素直に読めた。

  • 最先端から程遠い最期のアナログ世代の自分としては色々とこの方から学ばせてもらっている。著者の本は4冊目くらいになるが、発売された順番もめちゃくちゃに読んでるが共通して仰ってるライフアズワークというのが寝ないで仕事をすることなのかと思うとちょっと違う気がしている。ブルーオーシャンで競争ではないトップオブトップを目指せと言っている著者が一番競争しているような矛盾を感じたのは単純に読み間違えなのだろうか?ともあれこれかれも現代の魔法使いであることは間違いないのだと思うし時代をリードする著者の動向にこれからも注目したい。

  • これからの時代を生きるためのフレームワークを示していく。
    著者の出演する画像は観たことがあったが、書籍は初めて読んだ。シンプルでロジカルな展開でわかりやすい、賛否は別として。


    読書メモ:
    Work as Life. ワークとライフのバランスではなく、人生価値を仕事と仕事以外で生み出す方法を見つけたものが生き残る。
    ワークとライフの対比でなく、報酬とストレスという捉え方
    社会構造の変化→全員が違う方向に向いても生産性を保ち社会が成立する→ブルーオーシャンな考え方=他人と違うことをやる=競争心とは真逆 ストレスフリーな環境実現
    競争はデータがあれば機械の方が強い。
    信仰=自分にとっての価値基準や絶対的なもの
    仕事になる趣味を3つ持て。
    ギャンブル ドキドキしてたまに報酬がある。
    遊び = 問題、解決、報酬
    ギャンブル的な報酬、コレクション的な報酬、心地よさの報酬
    時代性

    締め切りに追われないためには、ツールを使う、中間の工程を気にしない、機械にできることをやらない。
    プレゼンがエンタメか、効率のいい情報伝達か、この2つの軸を意識しないといけない。
    知識のフックを作る。完全に覚えておく必要はない。ググればわかる。
    ニッチな分野でいいからトップになる。

    ストレスフリー 仕事で溜まったストレスは仕事の中で解放されるのが理想 他人と比べない
    ブルーオーシャンを探す方向ならコンプレックスには出会わない。レッドオーシャンで戦うからコンプレックスが出てくる。

    ポスト真実
    複数のコミュニティと価値観がある中で統一の感情とルールとゲームを作ることに意味があるか?
    真実ではなく意見の時代を受け入れられるかがポスト真実後の踏み絵になる。
    機械と人間の対比の次のフェーズは、古典的人間らしさとデジタルヒューマンらしさの対比。

  • 今どこでも話題の人の考えを知ろうと思って読んでみました。正直、我々のようなデジタルネイティブの代弁として、若い考え方を伝えていてよかったです。「ググればわかる程度に頭に保持」「仕事にゲーム性を」「自分の能力やチームにお金を使えばそれは増えているようなもの」といったあたりは自分でも考えたことのある話だったので共感できました。若い人は読んでわかりみを得られる本だと思います。

  • 「デジタルネイチャー」が人と機械の共存するエコシステムだとすれば、機械にできることは全て任せつつ、抽象的で非生産的なことが人間性として価値を持つのは自明のこと。「おぼろげな想像力」でリンクさせておけば本質をすぐに発見できるというのはアカデミックな発想だなーと思った。飲酒、喫煙で自分を「壊す」ことで生まれてくるものがある。ツールをとことん使い倒して時間を稼ぎまくり、行き着くところ飲み会に時間を使うというのも必ずしも間違っていない生存戦略なのかもしれない。

  • シンギュラリティに備え落合氏が、「生き方」「働き方」「生活習慣」について自分の考えを述べている。なかなか難しい文章や表現で、理解しにくい。ギャンブル性、コレクション性、心地よさの3要素が生きていくためのポイントで、「仕事になりうる趣味を3つ持つこと」が大事であるという。

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著者プロフィール

落合陽一(おちあい よういち)
メディアアーティスト、研究者。2015年より筑波大学図書館情報メディア系助教、デジタルネイチャー研究室主宰。2015年Pixie Dust Technologies.incのCEO。2017年から筑波大学学長補佐、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務。2017年12月からは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社による筑波大学デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 基盤長 及び 准教授を兼務。
代表作に、最初の著書『魔法の世紀』、『日本再興戦略』『デジタルネイチャー』など。ほかにも様々な作品と著作に関わる。

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