世界一やさしい読書習慣定着メソッド

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 399
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479795797

感想・レビュー・書評

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  • 読書習慣が無い方は、ぜひ読んでみると参考になると思います。
    速読する事でも、内容をしっかり理解する事でも無いそうで。
    自分が楽しく読めることが一番だと書かれています。
    私は小学生の頃から読書が好きで、今でも毎日少しずつですが、読書してます。
    スマホやTVに疲れたとき、私の場合ホッとできるのが読書です。

  • これは楽しい。読書したいけど苦手意識がある人はこれから読めば良いと思う。むしろそういう方に優しい目線で語りかける一冊。
    様々な呪縛から自由になって、自分のために気負わず風通し良く楽しい読書をしましょうという案内。自分は読書に何を求めているのかを知り、自分にとって心地よい読書スタイルを考えられる。速読やビジネスハックなど頭でっかちになるのではなく、読書したい人に寄り添って「読む楽しさ」の水先案内をしてくれる。この著者の本を読んで一気に読書欲が高まり、沢山の本が読める楽しさにワクワクする毎日になれた。特に第4章には著者の熱意が溢れていて心地よい。本との向き合い方の背骨が整う整体の様な、出会えて良かった一冊。

  • ・自分の今の読書スタイルを否定しない→メディアが増えているため本を読む機会が減っている
    ・自分のペースで1%でもストックを作るつもりで
    ・芋づる式に知識も興味も増えていく
    ・直接的な勉強に縛られない。読む時間そのものに価値がある

    (読んでみたい)
    フランス人は10着しか服を持たない
    嫌われる勇気


    ★行動プラン
    読むのが多く感じた時→とりあえず1%大事なエッセンスを読み取ろう。いつか役立つ時が来る

  • 著者も、もともとは「1ページ5分」の超・遅読家だったそうですが、「LifeHacker(日本版)」をはじめとする様々なウェブサイトで書評欄を担当することになり、今では年間の読書量は700冊以上にものぼるそうです!

    本書は、本を読むことが苦手だと感じている人に対して、「自分の読書を見つける旅をしよう」をテーマとしています。

    快適に読書を楽しみたいと思っている人へ、著者が発見したたくさんの本をすばやく読む方法など、様々なメッセージを発しています。


    一部を抜粋して紹介します。

    ・「本を読むのが苦手だ」というのは、詰まるところ思い込みでしかない。

    ・本を読むのが苦手だといっても、それは現時点でプロセス(過程)が苦手だというだけであり、「本が苦手」とは根本的に違う話。

    ・完璧な読書を目指す必要はない。

    この他にも、まずは自分が本との距離を改善していくところから始まり、読みたくなる読書術や読書を習慣づけていくこと、そのための環境づくりについて実践しやすいアイデアが記載されています。

    習慣や環境作りは読書に限らず、事業においても重要な要素ですね。

    私も今一度、自分の習慣や環境づくりについて見つめ直そうと思いました。

  • 速読術のようなテクニカルな本ではありません。

    どこまでも読書(本)に対する苦手意識を和らげてくれる。
    読むことに対して敷居を下げてくれます。

    「この本からなにかを身につけてやろう」
    「一字一句、大事なところは覚えておこう」
    「最初から最後まで読み切ろう」
    「どんな内容だったのか説明できるくらい理解しよう」

    どこか読書には…こんな本に対する勝手な思い込みがあるかもしれません。

    実際、自分もどこかそんなところは少なからず持っていたことでしょう。。。

    もっと楽でいいのです。
    読書はもっと身近な存在であるべきものなのです。

    読む前から気負うことなく、だからと言って気をまったく持たないのではなく、ちょうどいい「ノーテンション」の状態でまずは5分程度読んでみるのがいいのかもしれない。

    5分経過して面白くなってくれば延長してもいいし、最初にルールを決めたとおり次回へ楽しい気持ちのまま本を閉じても良い(これについては本書を参考に)。

    同じことを繰り返し説いているような部分もあるので内容は薄く感じることもありますが、読書に対してどこか先入観をもっている人に一度は読んでもらいたい一冊。

    仕事(書評家)として毎日一冊以上レビューを書いているプロが言っているのだから間違いない。

    もっと肩のチカラを抜いて本と付き合っていこう!

  • 読書する上で基本の基本を
    書いていたように感じた。

    100%の中の、たった1%でも
    なにか残れば良いという考えは
    全て吸収しなきゃと堅苦しく考えてる
    自分には非常にスッと入ってくる言葉だった。


    読みたいように読めば良い。
    後ろから背中を押してもらえるような作品やった。

    たまに再読?
    購入は迷い。



  • 読書の実力にコンプレックスがある人におすすめの本。
    自分は他の人よりも読書が苦手だ・・
    読むのが遅いからなんか恥ずかしい・・
    もっとちゃんと読みたいのに・・
    覚えてないと意味ないのに・・
    など、人と比べてしまったり、なんだか切迫した読書をしているなあ・・と思う方、息抜きに読んでみてほしいです。

    私もそんな感じだったのですが、もっと気楽に、自分が楽しんで読めばいいんだよー。と言われているようで、少し気が楽になりました。

    1冊の本の中でも重要なことは大体2割と言われますが、私はいつもその2割を完璧に理解しなくては・・!というプレッシャーの中で読書をしていたように思います。
    対してこの本は、「その2割を完璧に頭に残せる人なんてほんの一握り。2割の重要なことを全部覚えなくても、自分に響いた1%をモノにできればOK!」という新しい価値観を提供してくれます。

    1冊の本の2割をモノにするより、20冊の本の1%ずつをリラックスして収集した方が知識は深まると納得できました。本の読み方が変わりそうです。

  • 読書に関する本は過去に何冊か読んでいるが、この本はその中でも格段に読書について迷ってる人に寄り添った一冊だと思う。
    読書についての不安や困りごとを優しく紐解いていくところ、またかなりの書評をかかれてることもあり、明解で読みやすい文章でさくさくと読み進められたら。

    読書習慣がつづかないんですよーという方が目の前にいたら、贈りたい一冊です。

  • 読書はもっと自分のために、わがままに、楽しくすればいいんだと、気持ちを引き戻してくれるような本です。
    自分にもすぐ出来そうな方法や考え方がたくさん載っていました。

    この本を読んで、図書館をゆっくり歩いてみたり、朝布団の中で本を読んだりしてみたいなと思いました。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1184157

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著者プロフィール

印南敦史(インナミ・アツシ)
作家、書評家。
1962年、東京生まれ。広告代理店勤務時代に音楽ライターとなり、音楽雑誌の編集長を経て独立。「1ページ5分」の超・遅読家だったにもかかわらず、ビジネスパーソンに人気のウェブ媒体「ライフハッカー・ジャパン」で書評を担当することになって以来、大量の本をすばやく読む方法を発見。その後、ほかのウェブサイト「ニューズウィーク日本版」「東洋経済オンライン」「サライ.jp」「マイナビニュース」などでも書評欄を担当することになり、年間700冊以上という驚異的な読書量を誇る。
著書に『遅読家のための読書術 情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣』(ダイヤモンド社)、『プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術』(KADOKAWA)などのほか、音楽関連の書籍やエッセイも多数。

「2023年 『先延ばしをなくす朝の習慣 コツコツ書き続けて日本一になった書評家が、絶対に締切を破らないためにやっていること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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