マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 153
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479795865

感想・レビュー・書評

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  • 文章を書く勉強で読みました。
    就職活動中の大学生がアルバイト先の喫茶店の常連さんから文章を書くコツを教えてもらう物語になっています。
    物語自体もゆるい内容ですし、一緒に勉強している気分になれてサクサク読めます。
    最初は簡単すぎるかなと思いましたが、ページが進むにつれ、高度になっていくので、ちょうどいい難易度でした。
    物語の後に載っている問題をやることで、読んでいるだけでなく、手を動かして学べるようになっているところがよかったです。

  • クセありおじさん師匠のイラストに癒されながらマジ文章書けるようになるんですけどー!って本

    帯に2017年文章術で1番売れた本!!ってまさに納得のクオリティーでわかりやすく文章について学べるし練習問題をやることで学んだ知識が血となり肉となって実際に使えるようになっていく!!

    ゆるい空気感やのにがっつり文章を書ける力がつく★★★★★
    マジ文章書くの楽しいんだけど
    ★★★★★

  • 分かりやすく、伝わる文章を書きたくて読みました。
    最初のほうのステップは既に実践していると自負していたので、簡単すぎて勉強にならないかなーと思いましたが…
    Final Stepまでくると、できているつもりになっていたこともあったなと思うこともしばしば。
    謎のおじさんキャラに癒されながら、楽しく学べました。

  • すごくわかりやすい文章講座。
    文章の書き方を改めて勉強すると、結構大きな発見がある。

  • 著書のタイトルから軽く文章の書き方を説明する本かと思っていました。が、違いました。

    しっかり、がっつりとした文章の書き方を説明しつつの、文体は軽い、そんな本でした。

    そして、この感想を書きながら、まったく著書の内容が活かされていない(笑)

    最初の「は」、「が」の部分でつまずき、そのあとはさらっと流し読みに…^^;;ここがしっかりと習得できたら、本当に一生モノの文章術が身に着けられると思います。

    私にはまだまだほど遠いみたいです(笑)
    あっ、おじさんのイラストは可愛かったです!

  • 2019/3月読了。
    文章が書ける人とそうでない人の違いとは何だろう。それは「文章を書くには技術が要る」ということに、それまでの人生のどこかで気付いたかどうか、に尽きるんじゃないだろうか。
    日本語の読み書きができるからといって、日本語の文章が書けるとは限らない。そのために必要な技術や知識というものがあり、それを使う練習や訓練も必要らしい。どうやらこれは、絵を描いたり音楽を奏でたり、スポーツをやったりするのと同じようなものらしいぞ、と気付いたかどうか。
    絵や音楽やスポーツについては、だいたい小学生の間にそういうことに気付くものだろう。練習して技術を身につけなきゃ上手くなれないと。ところが文章については、就活のエントリーシートを書く歳になるまで気付かない。気付かないまま大人になって、エントリーシートを読む側の人になったり、僕の上司になったり、ひどい場合には政治家になったりする人もいる。これはいったいなぜなんだろう。
    プログラミングや英会話も結構だけど、本書のような作文「技術」の授業も、小学校で必修化したほうがいいんじゃないだろうか。

  • タイトルからは、
    文章全く書けない娘が、ちょっとした明解な説明でグイグイ文章が上手になる?
    というイメージで手に取ったが、

    イメージと違い、割と固いお勉強モードの内容。
    難しい内容を、ストレートに(結果、あまり難易度が下がらず)伝えている気がする。

    若い女の子と不思議なオジサンキャラとの対話形式で進むのだけれども、基本的にはオジサンの授業を、意外と真面目にしかも吸収、理解の良い娘が寄り添うような雰囲気。(読む側も勘所が良くないと)

    読んでいるおじさんとしては、普段、気にしていないような文法の違いなど、ふむふむと思うこともたくさん。
    しかし、タイトルのような「マジ~だけど」の娘だと、2,3ページで放り出すのでは?
    カルチャースクールに来る中年等に響く内容なのではないだろうか。

    個人的には、「は」と「が」の未知内容、既知内容の関係の違いが面白かった。

  • 【わかりやすい】
    ひと通り読むと、目次だけで内容がスラスラ浮かぶ本。
    シンプルかつ親しみやすい良書です♪
    ・1文、1要素。
    ・Whyをとことん使う。
    ・箇条書きで文を繋いでいく。
    ・読点の位置。
    ・写生で客観表現に
    ・過去系に現在系を入れるとライブ感が生まれる。
    ・対比や比喩の要素はあまり入っていないけれど、小説の書き方ではないのでそこはまた別ということで。

  • 就活中の女子大生を主人公に、物語を織り交ぜながら、文章の書き方を基礎から教えてくれる。タイトルも内容も、考えて作り込まれた実用書かと。

    ただ、登場人物二人に対して、手書きの文字が同じだった事は少し残念。

    さらっと読んだので、途中に出てくる問題を解きながら再読したいなぁ。

  • もっと若い頃に読みたかった。最近、仕事がテレワークになり、チャットやメールでの文書によるコミニュケーションが増えたことから、手に取ってみた。
    文書を書く上での基本の考え方、主語と述語の関係、句読点の入れ方など載っていてどれも参考になった。

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著者プロフィール

前田安正(まえだ・やすまさ)

未來交創株式会社代表取締役。文筆家。文章コンサルタント。
早稲田大学卒業、朝日新聞社入社。校閲部、整理部、用語幹事、東京本社校閲センター長、編集担当補佐兼経営企画担当補佐などを歴任。本紙上に漢字・日本語などに関するコラム・エッセイを十数年執筆。
「文章の書き方・直し方」など、多くの企業・自治体の広報文・ニュースリリースのコンサルティングや研修を担当している。大学のキャリアセミナーにも多数出講。
主な著書に、『マジ文章書けないんだけど』(大和書房)、『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』(すばる舎)、『3行しか書けない人のための文章教室』『ヤバいほど日本語知らないんだけど』(以上、朝日新聞出版)、『ほめ本』(ぱる出版)、『使える!用字用語辞典』(共著・三省堂)など、文章作法、ことばに関する書籍は累計30万部を超えている。

「2022年 『「残念な文章」が明らかによくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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