ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち

  • 大和書房
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本棚登録 : 962
レビュー : 95
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479796343

作品紹介・あらすじ

今の生き方、いつまで続けますか?日本在住17年の著者による、ゼロから1を創り出す方法。

感想・レビュー・書評

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  • ツイッターのような内容。精読より速読で、引っかかるポイントだけ掴んで読み進めた方がいいタイプの本。15分以上要らない

    自己効力感を生み出すポイント
    1.達成経験
    自分自身が何かを達成したり、成功したりした経験
    2.代理経験
    自分以外の他人が何かを達成、成功したところを観察すること
    3.言語的説得
    自分に能力があることを言語的に説明されること、言語的な励まし。コーチング要素
    4.想像的体験
    自己や他者の成功体験を想像すること。外部講演などの機会もこれ

  • 初めて読む作者の本。読みやすかった。閉塞感がある日本企業、今後の働き方を見つめなおしたりするいいきっかけにもなったが、これから大人になって社会に出ていく子供たちの働き方や仕事のほうがもっと大変になりそうだなぁと心配にもなった。

    ・あなたのアウトプットは誰かの幸せに貢献しているか?
    ・今日が人生の最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを私はやりたいと思うだろうか(ジョブズ)
    ・自分の課題を「質問化」しておく。情報を持っている人たちにできるだけ早くアクセスする。アクセスして、情報がもらえるような適切な質問をする。手に入れた情報を元にすぐに実行する。
    ・直感のセンスを磨く①とにかく小さな失敗をたくさんして経験を積む。②環境を変えて潜在意識を刺激する、刺激のストックを増やす。
    ・褒めてもらったら、「せび具体的に良かった点を」教えてもらう。3つぐらい。
    ・何でも面白がると、その場が建設的な方向に進んでいく。
    ・何もしないまま時間が過ぎていく。あなたはそれを恐れるべきです。
    ・リーダーシップはメンバー全員が持つべき、0秒リーダーシップ
    ・優れたリーダーは質問しかしない。
    ・情報の見える化。
    ・4つのエネルギーレベルを管理する。体のエネルギー、感情のエネルギー、集中のエネルギー、生きることの意義からくるエネルギー
    ・人が怒りの感情を覚えるのは、自分が大切にしている価値が攻撃された時。
    ・集中のエネルギーを整える。フロー状態(「流れ」、意識が最適化できている、集中できている、加えて、心に余裕がある状態。時間を忘れて没頭する状態。)
    ・生産性が上がる職場環境とは、従業員がフロー状態に入る場づくりができているかどうか。
    ・人が幸せに働き続けるには
    ①自己認識をする。②自己開示をする。③自己表現をする。④自己実現をする。⑤自己効力感を上げる。

  • こういう本は、自分にできるかできないかは別として、本当に刺激を受け、モチベーションを上げることが出来ます。

    いい大学にいって、大手企業に入るとか医者弁護士になれば安泰みたいな考え方が払拭されます。
    また著者が外国の方なのでワールドワイドな意見考え方は参考になります。
    創造性、新しい価値、自分がみたい世界、アウトプット。
    自己実現をする

    といっても難しい
    だから常に何かチャンスを得られる準備はしておく
    学び続ける
    今の仕事から学ぶ
    インパクト、つまり生み出す価値が高い
    成功者に会う高く学びも多い
    毎年脱皮する
    悪口からも学ぶ 反面教師的な
    決断は直感
    挫折経験のある人 大学とは相関関係ない
    決断力 自分の判断の間違いを裏付けるエビデンス
    小さな失敗をたくさん
    フィードバック大切
    人によく言われることがブランド
    偶然を逃さない
    努力を誉める
    同じ価値観にイノベーション生まれない

  • 『ニューエリート』

    モルガン・スタンレー、Googleを経て現在2社を経営するポーランド出身のピョートル・フェリクス・グジバチ 氏の著書です。

    世界の変化の速度は速く、従来のオールドエリートの時代は終焉を迎えつつある。
    本書でニューエリートと定義される2020年代の「成功者」とはどのような人達なのか?

    働き方は、生産経済→ナレッジ→クリエイティブと変化している。
    イノベーションで従来の産業が壊滅的打撃を受けたり、日本という国が淘汰される可能性すらある。
    そんな時代の成功者とは、アウトプットにプライドを持ち、プロセスを楽しめ、以下のようなことができる人である。
     ①「大きな問題を解決できるひと」
     ②「コミュニティを作れる人」
     ③「社会貢献をしている人」
     ④「フォロワーが多い人」
    つまり他者貢献ができ、「もらう価値」より「もたらす価値」を大きくする人である。

    そのためには以下の内容が重要になる。
    ・常に学び自分をアップデートする
    ・決断、行動を早くして結果を出す
    ・アウトプットに拘った、チーム、会議
    ・スプリントのリズムでメリハリをつけて仕事に取り組む
    ・人材を活かす企業は場の作りが大事


    【本書で学べること・考えること】

    ・現在のビジネス事情
    ・効率よく学ぶ方法
    ・決断方法
    ・チームビルディングの注意点
    ・会議の効率化
    ・体のリズムの整え方
    ・人材を活かす企業になるには?


    読んでみての感想です。

    大筋では、著者の意見に賛同します。
    日本はしがらみが多く、世界に対し変化が遅れていると思います。
    もっと改善できる余地は大きいはずです。

    そのために最も大事なことは、「学び」続けることというのも同意です。

    ただ、判断については個人的には「直感」のみはできそうもありません。
    著者は直感で判断したら、その判断が間違っているエビデンスを探せと書いているのが面白いと思いました。これができれば、直感もありかもです。

    会議、チーム論は特に異論はありません。
    日本企業には無駄な会議が山のようにありますから。

    スプリントのリズムについては、働く企業によってできない可能性が高いですね。
    日本企業はダラダラ残業する人が「頑張っている」と評価されがちですから。

    最後の企業論については、今後、日本でこのような企業が多くなれば良いなと思いました。

    良書だと思います。
    大学生や若い社会人が読んで、人生の軌道修正をするには良いきっかけになりそうです。
    ただ、一点、「部活が組織を殺す」というのは誤解だと思います。
    これは、経験者でないとわからないので仕方ないですね。

  • 現在は資本主義社会
    資本家(エリート)と労働者
    これからは、お金をもつていなくても、それを元にビジネスを作れる→ニューエリート
    ニューエリートとは
    社会貢献
    オープンなコミュニティ
    新しい原則を作る
    ミニマリスト
    自分が見たい世界を作る
    常に学び、自分をアップデートする
    もらう価値より、もたらす価値を大きくする
    自動化、仕組み化普遍のテーマ
    人から褒めてもらったら、どういうところがいいか教えてもらう
    仕事と趣味を横断する
    誰もやっていないことに取り組む
    コミニュケーション能力は結果で評価される

  • 記録
    2020/5/31

  • これからなにが必要か、どんな人が価値を見出していくのかがきちんとかかれてる一冊

  • キーフレーズ
    ・自分が今当たり前だと思っている世界は全然当たり前ではない。

    これからの時代に必要な能力、人材、考え方が書いている本。
    グーグルの働き方が具体的にわかるのがよい。著者自身、仕事に情熱を傾けているのが伺える。ただ、ワーク中心に書いているので、自分の家族との暮らしや生き方とどうバランスをとっていくかはわからない。




    この時代に生き残る人材や企業は、ゼロから新しい価値を生み出す人々であり、彼らに求められるのは情熱、創造性、率先です。

    ゼロからイチを作る。

    こういう世界を描きたい、こういう世界を見たいという確かなビジョンを持つ。

    あなたは一体どんなミッションを持っていますか?そしてそれは世界をどのように変えていけるでしょうか?

    不満を抱えながら何も行動しない。それでは何も変わらない。

    石山アンジュさん
    シェアリングエコノミー協会事務局渉外部長
    総務省のアドバイザーや厚生労働省委員として議論したりシェアリングエコノミーの法整備化に向け国と民間のパイプ役になっている。
    「シェアリングエコノミーがもたらす最大の価値は、孤独からの解放だと思っています。単なる消費行動ではなく誰かと分かち合う幸せを感じられるインフラです。」

    谷家衛さん
    日本で初めてとなる独立型オンライン生命保険会社であるライフネット生命を立ち上げた人物。
    2013年に「お金のデザイン」という企業を立ち上げ、国際分散投資と呼ばれる資産運用手法を提供。
    最新の金融工学とインターネットテクノロジーで金融の仕組みを民主化するというビジョンを語っている。
    軽井沢に作られた私立学校ユナイテッドワールドカレッジ isak ジャパン。
    アジアをはじめとする世界各国から生徒を募集し、国際的な大学入学資格である国際バカロレアをを取得するための全寮制の高校。

    今の時代の成功とは持続的に成長していることに加えて選択肢があるかどうか。

    成功者とは
    ・大きな問題を解決できる人
    ・コミュニティを作れる人
    ・社会貢献をしている人
    ・フォロワーが多い人

    関俊一郎さん
    株式会社ファンゴーの社長。
    東京で22年続くファンゴーというサンドイッチ専門店の他、青山や横浜などにあるグラニースミスというアップルパイのお店や恵比寿のクロスロードベーカリーなど人気のあるお店を出している。
    公園の近くでペットの犬と一緒においしいサンドイッチが食べられる店が欲しい、と思い立ち自分で店を作った。
    業界の常識を持たず海外経験とコンサルティング会社で身につけた知識をもとに店を作った。
    他業界から入ったからこそ他のレストランの動向を気にせず自分が行きたい店、食べたいものを作ることに力を入れられている。

    成功者と会った時には、その人の価値観やこれまでの人生の歩み、成功した理由、成功しそうで失敗した理由などをとにかく聞く。

    情報を持っている人たちにできるだけ早くアクセスする。アクセスして情報がもらえるような適切な質問をする。手に入れた情報をもとにすぐに実践する。

    いい大学に入って、いい企業に就職すれば将来は安泰、という考えはすでに破綻している。

    シンギュラリティユニバーシティ
    アメリカシリコンバレーを拠点とする教育機関

    最終決断は落ち着いた状況で行うべき。

    フィードバックを求めるときは、建設的でポジティブな聞き方をするのが基本。

    偶然にどう反応するかで次のチャンスに出会えるかが決まる。

    佐藤友理さん
    日本の能を世界に広める活動を行っている。
    アメリカの大学で能を研究し、博士号を取得。
    相手の国籍を問わず能を紹介する取り組みも積極的に行っている
    能を評論する人、特に英語で海外に向けて発信してる人は非常に希少。これから流行りそうな活動をするよりも誰もやっていないこと、自分にしかできないことに取り組むべき。

    H 型人材は、強い専門性がひとつあり、他の人の専門性とつなぐ横棒を持ち、別の専門のコミュニティとつながることでHになるという人と繋がりやすい人材。

    コミュニケーション能力は結果で評価されるものである。

    理想的なリーダーのポイントは、チームのために場づくりができ、個々人のポテンシャルを最大限に発揮して結果を生み出すこと。周りの人達と建設的な人間関係を構築できること。

    議事録や資料はクラウド上の Google ドキュメントに全員が同時に書き込む。

    心理的安全性とは誰でも自分らしくチームに帰属できるという実感のこと。イノベーションにはダイバーシティが不可欠。多様性とは女性や外国人の数を物理的に増やすこととは違い、重要なのは思考のダイバーシティ。

    自己効力感を生み出す基礎
    達成経験、代理経験、言語的説得、創造的体験

    鈴木絵里子さん
    ミスルトウでベンチャーキャピタル投資を行う。
    シリコンバレーのドローンスタートアップの日本法人を立ち上げることにチャレンジ。
    世の中を良くするために人の多様性や多面性を解き放つことが必要と考えている。
    日本最大級の FinTech Company コイン株式会社のデータ兼コミュニケーションヘッドに就任。
    家族を大切にしながらやりたいことにパワフルに取り組んでいる。

    北村吉弘さん
    リクルートホールディングスの常務執行役員。
    強いパッションの持ち主。
    常に生き生きと楽しそうに仕事をしている。
    仕事と遊びの楽しみが渾然一体となって境界線がなくなってきている。

    リチャードシェリダンさん
    アメリカで最も幸せな職場と言われるメンローイノベーション社の創業者かつCEO。
    「ジョイインク 役職も部署もない全員主役のマネジメント」という本の著者
    ジョイを追求することにより、人は人としての価値を感じられるし、周りの人たちとの信頼関係も気づくことができる、そしてそのことが企業、そこで働く人たち、顧客にとって大きな利益となっていくと言っている。

    今やってる仕事に本当に意味があるのかどうかを振り返り不要な仕事は手放していく。

    従業員にやりがいを感じてもらい、モチベーションを上げるための三つの要素。
    ・目的=仕事に意味があるのか。
    ・成長=新しいことを学べるのか。
    ・自主=選択肢が増えるのか。

    JT は、会社を自分の成長のために使っていい。まずは自分がどうなりたいかを考え、それを実現するために会社を選ぼう、というメッセージを志望者に向けて発信している。

    ケンウィルバーさん
    アメリカの現代思想家。万物が無限のホロン構造からなっているとの説を唱えている。
    ホロンは一つの独立した全体でありながらもっと大きなものの部分として存在する。

    社員1人1人の自己実現こそが会社の発展につながる。

    日本の職場には安心して自己開示できる場所がない。
    個人個人がどんな問題を抱え、どんなふうに解決してほしいかを話せる環境がない。

    日本の職場で自己開示が進まない原因の一つにマネージャーにマネジメントスキルがなさすぎることが挙げられる。
    自己実現のために、世界に何をもたらしたいのか、世界から何を得たいのかをしっかり決めて生きてる人がニューエリート。
    あなたのパッションは何ですか?あなたのビジョンは何ですか?あなたのミッションは何ですか?あなたの野望は何ですか?あなたのサポーターは誰ですか?

    あなたは仕事を通じて何を得たいのか?どうしてそれを得ることが大切なのか?何を持っていい仕事をしたと言えるだろうか?どうして今の仕事を選んだのか?去年の仕事は今年の仕事にどうつながっているか?あなたの一番の強みはなんだろう?周りの人はあなたをどう支援できるのか?

  • かつてのエリート像と今のエリートの違いについて書かれている。今の時代における成功とは何なのか、そのためにどのようなスキルを身につけるべきなのかについて数多くの実例を交えながら書かれている。

    個人的には速読しつつ重要な要点を適宜インプットするのが良いと思います。

    フルに賛成できない主張や著者の視点の偏りを感じる点も複数あったため上記の評価です。

    【メモ公開】
    【リーダー】
    チームを勢いづけマイクロマネジメントしない
    チームメンバーが健康に過ごし成果を上げることに関心を払う
    生産的かつ成果主義
    チームの良き聞き手でありコミュニケーションを活発にとる
    チームメンバーのキャリア形成を手助けする
    明確なビジョンと戦略を持つ
    チームにアドバイスできる専門的な知識を持つ

    リーダー:
    相手が心地よくなるように親切にすること、気持ちを察して気配りをすること

    イノベーションを生み出すチーム:
    情報の見える化→疎外感を生まない
    心理的安全性→思考のダイバーシティ
    ラーニングアジリティ→経験からいち早く学んで新しい環境のもとで学びを生かして成果を出す能力(成長意欲を持って学ぶ)
    自己効力感→①達成経験②代理経験(自分以外の人が何かを達成/成功したところを観察)③言語的説得(自分に能力があることを言語的に説明される)④想像的体験(自己や他者の成功経験を想像)

    ダメなチームリーダーじゃなくするには:
    努力を褒める→成績が伸びるのは自分が信頼されているのを自覚できるから
    価値観を聞き出す

    4つのエネルギーレベル
    ①体:睡眠、食事
    ②感情:自分の感情に気付く、疲れてる時は感謝の言葉を
    ③集中:フロー状態を見つける
    ④生きることの意義

    幸せに働く
    ①自己認識
    ②自己開示(会話を通じて相手が何らかのギフトを持ち帰れるように意識する)
    ③自己表現
    ④自己実現
    ⑤自己効力感をあげる

  • Googleで働くスマートな人たちの働き方の紹介本かと思って読んだら、日本人のオールドエリートとこれからのニューエリートとの違いが具体的に書かれていた。外国人が日本の社会をよく的確に見抜いていると感心した。

         オールドエリート  ニューエリート
    性質   強欲        利他主義
    要望   ステータス     インパクト・社会貢献
    行動   計画主義      学習主義
    人間関係 クローズド(差別) オープン(コミュニティ作り)
    考え方  ルールを守る    新しい原則を作る
    消費行動 誇示的消費     ミニマリズム

    常に学び続け、再新再生し、インサイドアウト思考が大事であると理解した。

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著者プロフィール

プロノイア・グループ株式会社代表取締役/モティファイ株式会社取締役チーフサイエンティスト、TimeLeap株式会社取締役。プロノイア・グループにて、企業がイノベーションを起こすための組織文化の変革コンサルティングを行ない、その知見・メソッドをモティファイにてテクノロジー化。またTimeLeapにて子どもの起業家を育成する。ポーランド生まれ。2000年に来日し、ベルリッツ、モルガン・スタンレーを経て2011年にGoogleに入社。アジア・パシフィック地域におけるピープル・ディベロップメント(人材開発)に携わったのち、2014年からはグローバル・ラーニング・ストラテジー(グローバル人材の育成戦略)の作成に携わり、人材育成と組織開発、リーダーシップ開発の分野で活躍。2015年に独立し現職。

「2020年 『CREATE WORK』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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