これが日本の正体! 池上彰への42の質問

  • 大和書房 (2021年10月23日発売)
3.48
  • (7)
  • (13)
  • (17)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 168
感想 : 24
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784479797548

作品紹介・あらすじ

・日本の総理大臣はなぜ国民が直接選べないのか?
・国会議員の数を減らすのは危険?
・マイナンバーカードの真の目的は?

「政治」「制度」「教育」「女性」「働く」「経済」「グローバル」
池上彰がデータを元に論じ、諸外国と比較して、「日本の正体」に迫る!


【本書の内容より】
第1章 政治
Q 公文書の破棄や改ざんは日本だけ?
Q 世襲議員が多いのは日本だけ?

第2章 制度
Q 日本の年金は維持できる?
Q 同性婚はなぜ認められない?

第3章 教育
Q 子供の学力は低下している?
Q 日本の基礎研究が危ない?

第4章 女性
Q 女性の議員はなぜ少ない?
Q 日本は母親の負担が大きい?

第5章 働く
Q 一斉就活は日本だけ?
Q 日本人は長時間労働?

第6章 経済
Q アベノミクスは成功した?
Q 日本の消費税、10%でいいの?

第7章 グローバル
Q なぜ日本は難民を受け入れない?
Q 日本はなぜ「核兵器禁止条約」に批准しない?

みんなの感想まとめ

日本の現状や制度について深く考察する本書は、教育や政治、経済、国際関係など多岐にわたるテーマを扱い、読者に新たな視点を提供します。例えば、教育に関する議論では、ゆとり教育の影響について誤解が広がってい...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これからも池上さんの本を
    なるべく新しいうちに読み続けようと思いました。

    たとえば「子供の学力は低下している?」
    「ゆとり教育のせい?」

    結論から言うと、ここ数十年の日本の教育は、ちゃんと成果をあげているといえます。
    エビデンスもないまま、大人は言いたがるのです。

    ゆとり教育が始まると、首都圏の電車に
    「ウッソー!?円の面積を求める公式半径×半径×3!?」という広告がでます。
    公立の学校に行けばこんなふうに教えられてしまうけど、日能研に通って私立に行けば円周率はちゃんと3.14で教えてもらえるよ、というキャンペーンだったのです。

    当時の指導要領では、小数点を習う前に円周率が出た場合は3として計算していい、とするもので、いずれは3.14として計算するのです。
    しかしこれにより、「ゆとり教育により学力は下がる」と多くの人が勘違いし、中学受験ブームに発展するという事態が起こったそうです。

    今はその頃よりさらに、SNSが普及したため、デマが広がりやすいのではないでしょうか。(←私の憶測)
    気を引き締めていかなければ。

  •  池上さんの本は多数読んでいるが、本書は今までの焼き直し感が否めず新しい知識の習得は全くなかった。しかし分かりやすく読みやすい内容は変わらず1日で現在の時事ネタを復習しながら読了出来た。


  • 日本に住んでいるなら、知っておくべき内容。知れば知るほど、日本を良くするためには政治を変える必要があると思った。

    政治家に利益が行くようになっており、嘘も許される。批判したキャスターは降格させられる。外交のため、人権問題は蔑ろ。核兵器に関しては宙ぶらりん。夫婦別姓に関しては、自民党保守派の非論理的な理由で通らない。

    このように、書けば書くほど悲しくなる。しかし、声を上げなければ変わらない。
    タイムリーな日本の制度や成り立ちの仕組みも学べるので、一度は見てほしい本。

  • 相変わらず分かりやすい内容で日本の論点を解説していた。

    色々と複雑な国際事情があり、国内経済等も絡んで簡単にはいかないことだとは分かっていても日本の弱腰外交には将来の不安を感じない訳にはいかない。

    また、昨今の政治資金規正法の改正審議をみても政治不信にならざるを得ない状況の中、何が問題で何が正しいのか自分なりに考える力を備える必要があると感じた。

  • 諸外国と比較したりして、印象論で済ませていた話題を池上さんが徹底解説している本です。

    <特に私が勉強になった項目>
    ・技能実習生…「労働力不足を補うため」に雇っていると思っていました…。安いからと言って、技能実習生をいいように使っている企業がやはり多いようです。
    ・食料自給率の低下…「カロリーベース」にすることで、日本の自給率はかなり低いように見せていたんですね…(それでも元々低いようですが)。

    テレビなどのニュース以外にも、たまには池上さんとかの本も読んで、マスメディア以外の異なる出所からの意見も必要ですね。

  • 著者の知識量とその幅には感服します。
    女性、グローバルなど今のトピックが詰まっています。
    ニュースをダラダラ見るより、世の動向が分かります。

  • 本当に見なくてはいけないものが何か、見なくても良いでは済まされないものが何か、気づいていたような気もする。でも、改めて知らされた。

  • 国際社会の日本を意識しようと思う。

  • 2021年時の日本における各分野の知識が質問回答形式で載っている本であった。
    各分野に関して、端的な回答と根拠が示されていてわかりやすく感じた。
    日本の外交、法整備において懸念を示す事が多く、今2025年の日本と比較するとどう変化したのか知れて、面白いと感じた。

  • 池上さんへの42の質問を切り取って集めた本。かな?日本が直面している問題に対して骨格を知るには勧められる本だと思う。大変読みやすかった。ただ1つ1つを掘り下げて深い話をしている訳では無いので注意。

  • よくニュースなどに登場する話題を、数ページでまとめ、報道の背景や私たちとの関わりを分かりやすく説明してくれる。
    さすが「子どもニュース」でブレークした方だけはあります。

    政治、制度、教育、女性、働く、経済、グローバルの7つの章に42.の質問と回答がある。
    特に日本の政治の劣化や、既得権益に走る官僚の劣化を改めて感じさせてくれ、暗たんたる気持ちになる。

    最後の項目が、日本はなぜ「核兵器禁止条約」に批准しない?
    折しも昨日は「広島原爆の日」。
    78年も経ち、被爆地広島選出の首相が、「核抑止は必要」って何かしら?
    被爆者の意見を取り入れようとする気配すら見えないことは残念です と締めくくられていました。

  • 勉強になった

  • テレビ番組「池上彰の学べるニュース」を書籍に
    したような内容です。

    「日本の年金は維持できるのか」「子どもの学力
    は低下しているのか」「日本の食糧自給率はこの
    ままで大丈夫なのか」など、政治、制度、教育、
    女性、働く、経済、グローバル。

    今さら聞けないちょっとした疑問に答えてくれる
    一冊です。

  • テレビなどでお馴染みのジャーナリストの池上彰氏が42の質問に答える形で今の日本の問題点や真実を解説した一冊。

    政治、教育、労働、女性問題、国際情勢など多岐に渡ってさまざまな疑問をわかりやすく解説されており勉強になりました。
    政府とマスコミの関係や日本とアメリカの政治に対する考え方の違い、夫婦別姓や同性婚の海外の現状、医療保険や介護保険のことや新型コロナウイルスに対する海外の取り組みの違いなど今問題となっていることの真実や他国の現状などをたくさん知ることができ勉強になりました。
    また、子どもの学力やノーベル賞などにつながる基礎教育や就職と就社の違いなど池上氏の解説による新しい発見も読んでいてたくさんありました。

    アメリカでは投票のために登録制度があることや英語を上達するために日本語をしっかりと勉強することや消費税の高い国の社会保障の充実と国民の満足度などは本書の中でも強く印象に残りました。

    新型コロナウイルスや女性の問題などは政治の介入がもっと必要だと感じましたが、農業やデモなど自分達が勉強して意識を変えていく必要もあると感じました。
    本書で学んだことも活かしながら更に社会について勉強をして知識を深めることが大切だと感じた一冊でした。

  • へぇ〜、そうなんだ、初めて知った、といった内容が多くてとても勉強になった。
    取り上げてた質問もタイムリーで分かってるようで分かって無かった内容が多く、適切だと思う。
    池上さんの本を読んでいつも思うことだけど、知の巨人だけでは無く人としても超一流だなよな。

全17件中 1 - 17件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

池上 彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京科学大学特命教授を務め、現在5つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』(ちくまプリマー新書)、『お金で世界が見えてくる』、『日本の大課題 子どもの貧困』編者、『世界を動かした名演説』パトリック・ハーラン氏との共著(以上ちくま新書)、『なぜ僕らは働くのか――君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』(監修、学研プラス)、『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ』(ダイヤモンド社)、『20歳の自分に教えたい経済のきほん』(共著、SB新書)ほか、多数。

「2025年 『池上彰の経済学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池上彰の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×